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【PM/PL】他者は変えられない

PMやPLやると、常に最も苦労することは人のマネジメントだと思う。

なぜ言われた事しかやらないの?
なぜ言った事もやってくれないの?
なぜこんな間違いするの?
なぜそう解釈してしまうの?

とか、

こうなってしまったのも、誰々が言ったことをやってくれないからだ。
誰々が分かってないからだ。

とか・・・・・。

プロジェクトには問題がつきものだけど、
何か問題が起きた時に、その原因や解決するポイントを
他者や他社に置いてしまうPMやPLいません?

僕もそんな風に思考してしまっていた時もあるから
気持ちはわかるんだけど、
短期的にプロジェクトを推進しなければならない状況では、
その思考は捨てた方がいいと思うんです。

奇跡的にプロジェクトメンバーが超絶素直で、
人から言われた改善点をハイハイと受け入れて、
どんどん変化してくれるようなメンバーばかりでない限りは。

なぜなら、

他者は簡単には変えられない、変わらない。
他社も簡単には変えられない、変わらない。
自分や自社の事だって簡単には変えられないのだから。
だけど、自分たち次第では自分や自社は変われる。

と思うから。

他者や他社は、やっぱり自分が望んでいるようには動いてくれないんですよね。だから期待しすぎない。

それでも、PMやPLをやる人たちは、
そのプロジェクトを推進していかなければならないのだから、
自分たちが、柔軟に変化して対応していくしなかないんです。

メンバー入れ替えって手ももちろんある。

でも、ほとんどの場合は、メンバー入れ替えって難しいですよ。
予算だったり、期間だったり、そもそも人がいなかったりとか。

だから結局、メンバーが変化してくれなくても、
マネジメント側の人たちがプロジェクト運営を見直して、
プロジェクトが正しい方向へ進んでいくように変化させていくしかないんじゃないかと思うんです。

プロジェクト運営を見直さずに、他に変化を求めるだけでは、
そのプロジェクトの行き着く場所は、
先の見えない闇の中か、燃え盛る炎の中です。
特に短期のプロジェクトでは。

人をまとめる立場にあるからこそ、柔軟に変化し続けないとと思うのです。

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