Shogo Soma | 人を繋ぐ・ビジネスを繋ぐ・日本と世界を繋ぐをミッションに活動しています

経営者|会計・ファイナンス・経営戦略|Python GAS VBA HTML/CSS|…

Shogo Soma | 人を繋ぐ・ビジネスを繋ぐ・日本と世界を繋ぐをミッションに活動しています

経営者|会計・ファイナンス・経営戦略|Python GAS VBA HTML/CSS|落ちこぼれ→努力→早大政経→早稲田ビジネススクール→日産自動車→海外赴任→350人の会社経営→INSEAD|英検1級・TOEIC940|ケースメソッド|主にこれまでの経験、最近の学びを語ります。

最近の記事

第11回 INSEADでの学び ALP(Action Learning Practice)と担当コーチはどのようなものか?

本日はAction Learning Practice(ALP)と担当コーチについて説明します。今回も結論から申し上げます。 ALPはオンラインでの授業を主体としたINSEADのLead the Future Programの根幹をなし、理論と実践を受講者に体得させる教育形態のことです。その学びをより確実、強固にするためにビジネスプロフェッショナルである、コーチを各生徒に割り当て、コーチとの対話の中でALPに取り組みます。ALPという教育形態は、オンライン教育のメリット(

    • ChatGPTにこんなことを聞いてみました。BTSのMoonみたいな曲を紹介してください。テンポは良いのにどこか寂しい感じが好きです。

      みなさんは、ChatGPTを使いますか?私はほぼ毎日、利用します。一番は英訳と和訳を頼むことが多いと思います。私はそれなりに英語は勉強してきましたがそれでも私の脳(OS)は日本語で出来上がっているので、日本語で考える方が圧倒的に効率的であり、早いです。どうしても日本語⇔英語の変換処理は、私レベルの英語力ではどうしても残っています。英語だけで考え、発話するというレベルには至れていません。そんな私レベルの英語力がある人でもChatGPTを使うと、自分でもびっくりのレベルの英語の文

      • 第10回 INSEADでの学び どのように戦略(競争戦略、ブルーオーシャン戦略)を教えているのか?(Part3)

        早いもので第10回目の投稿です。さらには、戦略だけで3回も投稿するとは思いませんでした。やはり戦略はMBAコースの超重要科目ですので、これくらいのボリュームになるのでしょうね。Zemsky教授もたくさんのことを話されていて、とても書ききれないのですが、個人的に重要と思うポイントを述べていきます。今回のポイントは以下になります。 ・結局、戦略論の基本は変わらない ・便益とコストのトレードオフ ・ブルーオーシャンストラテジー(便益とコストのトレードオフを覆す) ・これからの時代

        • 第9回 INSEADでの学び どのように戦略を教えているのか?(Part2)

          Peter Zemsky教授の指導する「戦略」についての2回目の投稿になります。Peter Zemsky教授は、Value-based approachの提唱者であり、今回はこちらについてメインに語っていきます。 以前から思っていたことですが、戦略についての本がいろいろと出ておりますが、本質的な意味ではもうこの数十年変わっていないと思います。たくさんの本がいろいろと出ていますが、結局のところは差別化です。差別化の方法として複数の理論が存在するというのが私の理解です。 今回

        第11回 INSEADでの学び ALP(Action Learning Practice)と担当コーチはどのようなものか?

          第8回 INSEADでの学び どのように戦略を教えているのか?(Part1)

          どんなMBAプログラムにおいても戦略は必ず必須科目になります。これは未来永劫変わらないと思う。戦略はいつでもビジネスの中心である。それでは、INSEADのLead the Future Programにおいて、戦略はどのように教えられているのだろうか?とても興味深い。内容が多いので複数回での説明になります。 今回も結論から書いていきます。結論だけ読むと当たり前のことしか書いてありません。 ・戦略には外部要因が大きな影響を与える(個別企業の戦略を考える前に業界全体の特徴を抑

          第8回 INSEADでの学び どのように戦略を教えているのか?(Part1)

          第7回 INSEADでの学び Lead the Future Programの選考プロセスについて

          早いもので第7回目の投稿になります。 今回はLead the Future Programの選考プロセスについてお話しします。 このプログラムに申し込んでみようと思ったものの、想像以上に情報が限られていました。INSEADのMBAプログラムについての情報はいくつか見つかりましたが、このプログラムについての情報はとても限られております。将来このプログラムについて検討される方に役立ってほしいと思います。 今回も結論から述べていきます。私は現在、十全化学株式会社の取締役ですが今回

          第7回 INSEADでの学び Lead the Future Programの選考プロセスについて

          第6回 INSEADでの学び 英語授業のリアルな体験談

          毎回の投稿のように、結論から書いていきます。 ・Lead the Future Program選考において、英語要件(TOEFL、IELTSのスコア)は定められていません。だけどできないと授業についていけません。 ・英語での授業に不安はあるかと聞かれたら、「Yes」です。 ・授業についていけるかと聞かれたら「Yes」。 ・読む書く聞く話すで一番辛いのはどれかと聞かれたら、圧倒的に「聞く」。 ・クラスメートとのディスカッションが一番辛いです ・どこまでいっても英語での会話には不

          第5回 INSEADではイノベーションはどのように教えているのか?(その2)

          第4回の投稿でイノベーションの授業での学びを綴っていたのですが、想像以上に長くなってしまいましたので、2回に分けることにしました。これでもだいぶ省略しています。すべての学びを書ききれていないです。とても大きな学びを自分が得ているということに気が付きます。 私の投稿を読んでくださっている方も少ないですから、この投稿は事実上、自分の学びの記録、自分で読み返すための情報、という意味が強いと思います。 例によって、今回も先に結論からお伝えします。この先を知りたい方は、この先をお読

          第5回 INSEADではイノベーションはどのように教えているのか?(その2)

          第4回 INSEADではイノベーションはどのように教えているのか?(その1)

          私は結論を先に言うのが好きなので、今回も先に結論を言います。かなり長いので、複数回に分けます。 ・イノベーションはこれからの時代において、戦略、アカウンティング・ファイナンス、組織論、リーダーシップと並ぶ重要科目である。 ・イノベーションは複合的な学問であり、戦略、組織論、リーダーシップ、心理学の観点からの考察が必要になる。 ・イノベーションの起こしやすい組織と通常の組織形態は異なる。2つの組織形態のどちらが良いということではない。 それは以下に詳しく述べていきます。

          第4回 INSEADではイノベーションはどのように教えているのか?(その1)

          第3回 INSEADでの学び(2024年3月から2025年3月まで)を綴ります。Lead the Futureプログラムはどんな感じ?

          Lead the Future ProgramとはLead the Future Program(https://www.insead.edu/executive-education/open-online-programmes/lead-future)は以下のように説明されています。 Lead the Future is INSEAD’s 12-month transformational flagship online programme that accelerat

          第3回 INSEADでの学び(2024年3月から2025年3月まで)を綴ります。Lead the Futureプログラムはどんな感じ?

          第2回 INSEADでの学び(2024年3月から2025年3月まで)を綴ります。なぜINSEADなのか?

          前回の投稿で、学び直すことの必要性を述べました。今回は、なぜINSEADのLead the Future Programを選択したのかを説明します。 結論から言うと、私の以下の基準を最も満たしたのがINSEADのLead the Future Program(https://www.insead.edu/executive-education/open-online-programmes/lead-future)でした。 自分のこれからの活動をもっとダイナミックかつグロ

          第2回 INSEADでの学び(2024年3月から2025年3月まで)を綴ります。なぜINSEADなのか?

          第1回INSEADでの学び(2024年4月から2025年3月まで)を綴ります。

          なぜ47歳になって学ぶのか?私は現在47歳。早稲田大学ビジネススクールでMBAを取得したのは、2005年3月であるからもう今から20年も前のことになる。 当時は主流のカリキュラムで多くのことを学ばせてもらい、これまでのキャリアに十分に活かすことができている。MBAに行かなければ、日産自動車で働くこともなかっただろうし、日産での数多くのプロジェクト参画、優れた上司、同僚との出会い、海外勤務経験なども得られなかったことは間違いない。MBAで学んだことをフルに活かしすことがで