TOYODA TOKYO

海外留学中の大学院修士課程3年生(妻子あり)です。 日常の気付きをNoteを通して広げ…

TOYODA TOKYO

海外留学中の大学院修士課程3年生(妻子あり)です。 日常の気付きをNoteを通して広げていけたらと思ってるので、フォロー宜しくお願いします。

最近の記事

食によるコミュニケーションの可能性

留学してから更に痛感しているのだが、日本食及び日本文化の世界人気はかなり強い。スーパーや高級百貨店に行っても必ず寿司はあり、ヨーロッパに数ある肉料理の中で最高グレードとして扱われている食材は和牛であった。 WAGYUMAFIAの浜田氏がインタビューで述べていたのだが、食を通じてのコミュニケーション能力は言語を超えるものであると私も考えている。 留学先で英会話を重ねて感じたのだが、英語はネイティブレベルの実力まで持っていくのはかなりの時間を要するし、そもそも国際環境ではネイティ

    • Twitterはじめました

      普段からなるべく国内外のニュースに目を通すようにしているのだが、触れる情報が増えてきたせいでうまくインプットできてないことに気づいた。ゲームをずっとやり続けた後の頭の感覚が一日中続いている感じである。 これはいつもランニングで補っていた何も考えない時間が減少し、情報過多による頭の混乱をうまく制御できていないことが原因と推察した。 そして同様に考え事をしない時間を意図的に作ろうと思い、15分間瞑想に挑戦してみた。効果は絶大であり、その後すぐに翌日の研究発表に向けたスライド作りに

      • トナカイのいる町

        ノルウェーに滞在して1ヶ月が過ぎ、まだ0度前後の気温ではあるが降雪量はようやく落ち着いてきた。 特に今日は日差しが強く白夜も近いことから、現地時刻深夜0時の現在でも明るいので、21時からランニングに出掛けた。 山の麓の寮から市街地に向かって下っていたところ、フランス人の友達数人がたむろしており、声を掛けられた。 近くの茂みをよく見ると野生のトナカイが2頭山から降りてきており、大きさに圧倒された。 この町の人にとっては北海道の田舎道でエゾシカと出くわすのと同じ感覚なのだろうが、

        • 新環境でのランニングと数学吟味

          先日の投稿の際に書き忘れていたが、研究の一環で4月から一時的にノルウェーに滞在している。PhDsの学生の研究を手助けしながら現地の建築環境について学び、共著で一編論文投稿をする予定だ。 しかし、着いて3日後にコロナウイルスに罹患してしまい1週間の自宅待機(ノルウェーはマスクの着用義務もなく実質的な規制は殆ど無いが、到着したばかりなことも配慮してくれて1週間休むこととなった)、そして待機が終了してすぐにイースター休暇に入ってしまったため、実質的な動き出しは今週からとなった。 体

        食によるコミュニケーションの可能性

          ほんやくコンニャクの実現可能性

          イースター休暇が終わり、本格的にラボワークが始まった。 ドイツに滞在中の半年間は、授業やネットワーキング、旅行が生活の中心だったため、久しぶりに論文に目を通しているのだが、DeepLの翻訳精度の高さにとても驚いている。 論文データをアプリに貼り付けるだけで長文を一括で処理してくれ、さらに専門用語も的確に翻訳してくれるのだ。 ここで最近の時事ネタを挟むが、イーロンマスクはTwitterの買収に大手を掛けているが、彼は最低限の生活費以外の殆どの資産をTeslaやSpaceXの研究

          ほんやくコンニャクの実現可能性

          欧米信者に騙されてはいけない環境先進国の実態

          ドイツで暮らし始めて3ヶ月が過ぎた。 年末年始は爆竹と花火の購入と使用が解禁され、盛大に打ちっぱなして信念を祝うのが習わしらしい。 とても新鮮な体験ではあったが、事後のゴミまみれの路上には驚かされた。全く処理のルールは無いようだ。 こっちに来てからバス停や路上に多く散見される煙草の吸殻にも驚かされた。というのも、環境先進国のイメージが強かったので、処理規制が厳しいと勝手に考えていたからだ。 エコフレンドリーでサスティナブルな社会づくりは確かに大事なことではあるが、目先の問題に

          欧米信者に騙されてはいけない環境先進国の実態

          1食1万円の都市チューリッヒにて考えさせられた歪な日本外食産業

          年始は家族でスイスのチューリッヒを旅行した。 本当は翌日にフランスのストラスブールに寄って帰るつもりであったが、パスポートを忘れたままドイツを出国してしまっており、予約していたバスの運転手に乗車を拒否されてしまった。 今までのEU間の旅行ではパスポートの確認はされなかったため、私の中では持参を忘れるほど存在感が薄れていたが、ドタキャンによる総額15,000円の損失を被ってしまい、パスポートの重要性を再確認した。 チューリッヒでは中心街をショッピング中心に周ったが、そこで最も驚

          1食1万円の都市チューリッヒにて考えさせられた歪な日本外食産業

          新年の目標

          今年も残りわずか。 1年間を振り返ってみると、両親離婚による父方一族と弟との決別、ドイツへの留学、第一志望の企業内定と沢山のことがあったが、家族や友人に恵まれた素晴らしい1年だった。 来年も充実した1年を過ごせるように、ありきたりの手段ではあるが目標を3つ設定したので、この場で報告させていただく。 1つ目が、トライアスロンのオリンピックディスタンス完走だ。 ランニングの10kmは普段から走っているので問題なくこなせると思う。 バイクは福岡で暮らし始めた7歳から今年の9月にドイ

          新年の目標

          経験則を凌駕するSTEM人材の情報処理能力

          クリスマス休暇は、滞在中のドイツの慣習に倣いながら家族でゆっくりと過ごした。 ツリーを調達しクリスマスマーケットで購入したオーナメントを飾り付けたり、教会のミサに参加したりと、今まで日本で過ごしてきたクリスマスとは異なる文化を体験でき、とても知見が広がった。 その中で最も驚かされた点は、妻が作ってくれたショートケーキの美味しさだ。 妻自身今までスポンジから手作りで作ったことはなく、そして日本の材料と勝手が違うため生クリームなどの製法が大きく異なるにも関わらず、市販のクオリティ

          経験則を凌駕するSTEM人材の情報処理能力

          育休とダイバーシティアンドインクルージョン

          先日の保育園からの受け入れ拒否に畳み掛けるように、週2で息子の面倒を見てもらっていたベビーシッターの方から、1月末までの予定であったが、今日でベビーシットは最後にして欲しいと突然告げられた。 シッターさんは2月中旬に出産予定のため現在育休中で本来仕事は出来ないらしいが、非正規の形で1月末まで受け入れてくれるという話であった。 出産直前までのベビーシットは本当に大丈夫なのか何度か確認したのだが、前日の定期検診で医師より安静にするように言われたらしく、結局途中で終わる形となってし

          育休とダイバーシティアンドインクルージョン

          ミュンヘンの劣悪な公共システムとサービス

          見学した大学付属の保育園の担当から、受け入れ期間が3ヶ月のため、入園は認められないとの連絡が来た。 6月からウェイティングリストに登録しており、入国してから未だに入園できていないため、3月まであと3ヶ月しかなくなっているのに、この理由で断られたのには正直言葉を失った。 順番は来ているため入園できるのが順当ではあるが、3ヶ月の入園だと手続き費用が割に合わないとのことだ。 そもそも国立大学の福祉サービスなのに手続き費用が割に合うもクソもないと思うのだが。 別件だがO2といううんこ

          ミュンヘンの劣悪な公共システムとサービス

          ファンを奮い起こすUVERworldの魅力

          中学2年生の頃から現在まで日本のロックバンドUVERworldの熱心なファンである。 ボーカルのTAKUYA∞氏はとてもストイックな方で、ライブパフォーマンスや創作活動のために、あらゆる形で体調管理を行っており、特に有名なのが毎日10キロランニングを行っている点だ。 これらの活動で培われたエネルギーに満ち溢れるライブパフォーマンスが圧巻のものであることは言うまでもないが、彼のストイックな生き様自体をリスペクトする男性ファンも多く、私もその一人だ。 毎年彼の誕生日に行われる記念

          ファンを奮い起こすUVERworldの魅力

          福祉過剰国日本

          ドイツに来て3ヶ月が過ぎようとしている。しかし未だに長男の保育園入園には至っていない。 本日保育園の見学に行ったのだが、無事入園許可が下りるか未定であり、長丁場の戦いになりそうだ。 札幌で暮らしていた時は生まれてからすぐに入園することができたのに衝撃である。 日本の社会福祉は欧州に比べて遅れているという意見を度々耳に挟むが、体感して分かったのはそれは事実無根であるということだ。 日本は与党野党ともに福祉強化に傾倒しているので、国家予算を際限無く福祉に割くことが出来ているためこ

          福祉過剰国日本

          17歳の飛び級大学生に師事する25歳子持ち大学院生

          今日は昼は家族で近所のイタリア料理店に、夜は家族に加えて、大学での語学相互教育のペアのLeviも伴い中華料理店に向かった。 Leviはインドネシア人で、現地のインターナショナルスクールを17歳で卒業したため、ミュンヘン工科大学に日本の感覚では飛び級で進学している。 そして小学生の頃からインター通いだったらしく、機械工学専攻の理系学生にもかかわらず、なんとインドネシア語、英語、ドイツ語、中国語、日本語の計5ヵ国語を操る事ができるグローバルエリートの17歳だ。 最初に知り合った時

          17歳の飛び級大学生に師事する25歳子持ち大学院生

          大惨事を引き起こした海外でのスマホ初期化

          現在使用しているGoogle pixel4を購入してから1年半が過ぎたため、ドイツでバッテリー交換を試みてみた。初めての作業のため勝手が分からず準備不足でキットが足りず、結局交換には至らなかったのだが、その前に端末の初期化を行っていたのが仇になってしまった。 私は日本で暮らしているときから、端末のクリーニングを兼ねて偶に初期化を行っていたので、手間取ることはないと踏んでいたのだが、海外での初期化は勝手が違いすぎた。というのも銀行アプリは法律の関係で本来日本の電話番号でしか使

          大惨事を引き起こした海外でのスマホ初期化