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新環境でのランニングと数学吟味

先日の投稿の際に書き忘れていたが、研究の一環で4月から一時的にノルウェーに滞在している。PhDsの学生の研究を手助けしながら現地の建築環境について学び、共著で一編論文投稿をする予定だ。
しかし、着いて3日後にコロナウイルスに罹患してしまい1週間の自宅待機(ノルウェーはマスクの着用義務もなく実質的な規制は殆ど無いが、到着したばかりなことも配慮してくれて1週間休むこととなった)、そして待機が終了してすぐにイースター休暇に入ってしまったため、実質的な動き出しは今週からとなった。
体調不良と不規則なスケジュールもあって日課のランニングが滞っていたが、本日ついに寮から写真の博物館までの距離を走ることができた。しかし体力が落ちているだけでなく滞在先が山岳地形なこともあり、まともに走ることができなかった。
また、久しぶりにデスクワークでなかなか脳がうまく稼働しないので、リハビリも兼ね趣味の数学吟味に興じてみた。具体的には、アンディウォーホル作品の流行とラグジュアリーブランドの登場の必要十分条件の考察、指数法則の有理数への自然拡張についての証明に取り組んだのだが、やはり衰えは否めない。
体力にしても知力にしても、一度衰えてしまったものを取り戻すのはかなりの労力を要することを再確認した。コンスタントに活動し続けられるように日々マネジメントしていきたい。

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