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ミュンヘンの劣悪な公共システムとサービス

見学した大学付属の保育園の担当から、受け入れ期間が3ヶ月のため、入園は認められないとの連絡が来た。
6月からウェイティングリストに登録しており、入国してから未だに入園できていないため、3月まであと3ヶ月しかなくなっているのに、この理由で断られたのには正直言葉を失った。
順番は来ているため入園できるのが順当ではあるが、3ヶ月の入園だと手続き費用が割に合わないとのことだ。
そもそも国立大学の福祉サービスなのに手続き費用が割に合うもクソもないと思うのだが。
別件だがO2といううんこキャリア会社の対応にもしびれを切らし始めている。
コンプライアンスの問題で妻のソフトウェアエンジニアとしての仕事は自宅のみでしかできないため、契約した賃貸に備え付けられているDSL回線より高速のケーブルテレビ回線をこのうんこ会社と11月初旬に契約した。
しかし、こちらの都合は一切聞かず月末の11/26に勝手に工事日を設定された挙げ句、当日いくら待っても業者は現れない。中心街の店舗まで赴いたところ、領収書まで送られてきているにも関わらず契約履歴が無いと言われ、改めて契約することとなった。
そして、何の謝罪もなくアクティベーションの登録には2週間はかかると告げられ、工事日は12/17に再び勝手に設定され、12/1から始まる仕事には間に合わず5Mpsにも満たない回線速度の中、妻は働いていた。
来たる12/17。業者は朝イチでやってきたが、土足で家に上がり込んできた。
しかし、業者の持つプラグと家の差込口のタイプが違うせいで、他に接続できる場所はないかと家中を探し回り始めた。しかも土足で。
何度靴を脱げと言っても耳を傾けない。しまいには今日は出来ないから2.3日後に出直すので、自分で電話を掛けてリスケしろと告げられ堪忍袋の緒が切れかけたが、掛ける他なかった。
以前コールセンターに電話をかけた時は1時間近く待たされたため、ホントに億劫であったが案の定1時間近く待ちやっと繋がった。
そして、工事の再設定は2.3日後ではなく12/28にしてくれと言われた。流石にふざけるなと怒鳴り上げたが、無料のSIMカードを今すぐ送付し水曜日には届けると言われたので、渋々了承した。
本日はその水曜日である。が未だにSIMカードは届いていない。
まとめると、日本のサービスに不平を覚えていた私は本当に愚かであった。環境先進国ドイツが本当に笑わされる状況である。
将来専攻分野を活かし、多くの人が自分の好きなことにより多くの時間を割くことのできるような効率的な都市システムを、デベロッパーとして一から作ってみたいと考えているが、ドイツに来てその気持ちがより一層強くなった。

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