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恋愛・結婚

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恋愛・結婚・婚活に関する個人エントリをまとめたもの。
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#コラム

憂さ晴らしに元カレの家をめちゃくちゃに

憂さ晴らしに元カレの家をめちゃくちゃに

今年のMステだったと思う。ミュージシャンたちに「あなたの好きなMVは?」と尋ねて流す企画があり、私なら何をチョイスするか考えてみた。

好きなMVならいくらでもある。しかしインパクトを考えるとこれしかなかった。
Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)の「Since U been gone」。

今改めて見るとケリー・クラークソン若いなぁ。2004年といえば私も高校生だったし、彼女の面

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美男美女は結婚や出世に有利なのかという話

美男美女は結婚や出世に有利なのかという話

いつかも話した通り、容姿の良し悪しを客観的に数値化することは不可能である。

また現代日本で絶世の美女と呼ばれている人の顔やスタイルが、100年後も(それぐらいのスパンならある程度は評価されそうだが)美のトップに君臨するものとはさすがに思えない。

しかし「美人は得か?」は永遠のテーマであり、これは恋愛や結婚を語る上で避けて通れないテーマだろう。

そこで今回紹介するのはこちらの論文である。

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恋愛経験が乏しいと結婚が難しくなるのかという話

恋愛経験が乏しいと結婚が難しくなるのかという話

テレビやラジオの恋愛相談企画でこんな趣旨の相談を聞いたことがないだろうか?

「僕はなにをやってもうまくいかないダメな人間でしたが、彼女ができたら自分に自信がもてるようになると思うんです。どうすればいいか教えてください」

記憶があまりに曖昧なので想像の産物である可能性は否定できないのだが、私は何度かこんな恋愛相談を聞いた気がする(あるいは本で読んでいたのかもしれない)。
彼女ができたら自信がもて

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付き合った人数が多いと結婚は難しくなるのかという話

付き合った人数が多いと結婚は難しくなるのかという話

『ソーシャル・キャピタルと格差社会 幸福の計量社会学』辻竜平、佐藤嘉倫編(東京大学出版会 2014)

この本の第5章に「結婚とソーシャル・キャピタル 何人と恋愛すれば結婚できるのか」(小林盾著)という論文がある。

以前、同氏らの論文の中に「中卒・高卒だと交際した人数が多ければ多いほど結婚できる確率が増えるが、短大卒・大卒だと交際した人数が2.7人までは結婚できる確率が増えてそれ以降は減っていく

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3高の男性は今も結婚に有利らしいという話

3高の男性は今も結婚に有利らしいという話

数年前、某バラエティ番組で胡乱な(失礼)心理学者が「どのような男性・女性が結婚しやすいか」という研究の結果を紹介していた。その口頭の紹介内容から推測するに、おそらくこの論文のことだと思われる。

小林盾,能智千恵子(2016)「婚活における結婚の規定要因はなにか」『理論と方法』31巻1号

こちらはオープンアクセスとなっているため、ネット環境のある人ならば誰でも読むことが可能である。

この研究は

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恋愛をこじらせた者たちの遊び

恋愛をこじらせた者たちの遊び

えっ? 意中のあの人を振り向かせる? 月夜の晩の丑三つ時にヤモリと薔薇と蝋燭を……あ、そう言う意味じゃない? うーん、そうだねぇ……。

こんなことを若い女の子に相談されたらどうするか。ひと昔前の恋愛指南書なら「女の子が求めているのは共感です。解決策を求めているのではありません」と大書してあったものだけど、私がこの子の好感度を得てもあんまり意味がないしなぁ。

若い頃の「初恋」というのは気持ちが暴

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「なよなよしい」ってどういうこと?

「なよなよしい」ってどういうこと?

ずっと婚活をしている年上の友人がいる。最近では婚活アプリを使って頑張っているのだが、デートに漕ぎ着けても2度目がない。県内女性アカウントに絨毯爆撃をしかけたりして交際までいくこともあるのだが、まあ……今もまだ独身である。

なぜ彼はモテないのか? 周囲の女性に聞いてみると「なよなよしているから」とのこと。「なよなよしている」ってなんやねん? と思った私。

よくわからない。コトバンクさんでデジタル

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