見出し画像

休んでも疲れが抜けないのはなぜ?-身体のどこか悪いのか心配しているあなたへ-

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んでいただきありがとうございます。

「なんだか疲れが取れない、しっかり寝たんだけど……」

「さっき起きたばかりなのに…..もうクタクタ……」

こんな毎日を過ごしているかたはいらっしゃいませんか?

ここまで疲れがとれず、毎日慢性的な疲れを感じてしまうと「わたし、どこか身体が悪いんじゃないかな?」と不安になることもあるのではないでしょうか?

マイボイスコム株式会社が2021年に実施した『疲れ・疲労』に関するインターネット調査によると、普段の生活で、慢性的な疲労を感じている人は、「感じている」「やや感じている」を合わせて6割強。女性10~40代では、8割前後。男性では、40代で比率が高くなっています。

画像引用URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001009.000007815.html

また、普段の生活で感じる疲労は、「身体的な疲労・疲れを感じることの方が多い」が26.7%、「精神的な疲労・疲れを感じることの方が多い」が25.4%です。「どちらも同じぐらい」は36.6%となっています。

画像引用URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001009.000007815.html

慢性的な疲れを感じている人が多いこの世の中。特に10代〜40代の女性や40代の男性など普段からやることが多すぎたり、精神的にキツいことが多かったりとストレスを抱えながら生活しているかたが多いのかなと推測します。

もしかしたら、このような人たちはしっかりと休養に充てる時間を作ったとろで、疲れは簡単に抜けないでいるのかもしれません。

休んでも疲れが抜けないのはなぜでしょうか?

今回の投稿では、その原因・理由を挙げていくとともに、どうすれば疲れにくい身体を手に入れられるのか、その方法について解説していきます。

●こんな人に読んでほしい
・最近疲れが抜けないなと感じている人
・寝ても疲れがとれないから悩み始めた人
・疲れの原因は「加齢」だと考えている人
・もしかしたら、私は病気なのかもしれないと不安になっている人
etc……

○疲れがとれない原因・理由は?

疲れを感じているということは、身体から「疲れている」というサインを受け取っていることになります。

このサインを素直に受け止めることはとても重要なこと。気づいているのに気づかないフリをするのはやめましょう。後でお伝えするように、早めに気づけば対処法も変わってきます。

まずは、「疲れ」とはなにかということからお伝えしていきましょう。

●疲れとは?

「疲れ=疲労」とも呼んだりしますが、この投稿ではほぼ同意義であると解釈をして進めていきます。

まず、「日本疲労学会」という団体の解釈はこちらです。

「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」

引用元:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-shougai/hirou-busshitsu.html

すなわち、「心身ともに疲弊していて、休みが欲しくて活動能力が低下している状態のこと」です。

これでもまだ長ったらしいので、もっと要約すると「疲れたから休ませてくれ」と思っていることです。このようなときは「疲れている」と思って良いのではないでしょうか。

ここのポイントは「休養の願望を伴う」という一文が含まれていること。身体は「休ませてほしい」とサインを送っているのです。

●疲れの根本原因はどこにあるのか?

なぜ、人は疲れてしまうのか?その根本原因がどこにあるのかについて、これは色々諸説分かれているようですが、自律神経にあると考えられているのが有力になっています。

自律神経とは、自分の意思とは関係なく働く神経のこと。例えば、寝ている時でも心臓は動き、身体の各細胞がしっかりと働いてくれるのは、それらが自律神経で動いているからです。

交感神経と副交感神経に分けられて、身体を動かす活動モードのときは交感神経、身体を休ませるリラックスモードのときは副交感神経が優位になります。

自律神経がバランスが乱れる原因はいくつかありますが、その中でも大きな原因の1つがストレスです。このストレスによって発生する活性酸素の大量発生が大きな問題となるようです。

参照になるページをリンクしておきます。https://www.yakult.co.jp/healthist/233/img/pdf/p02_07.pdf

●疲れの種類

一言に「疲れ」といっても、いろいろな種類があります。ここでは疲れの種類についてまとめていきます。

 ▶︎肉体的疲労(フィジカル面)

身体を動かすことによって生じるもので「末梢性疲労」とも呼ばれています。これが最もイメージしやすいはずです。ずっと動いていると筋肉に溜まっているエネルギーが少なくなります。

 ▶︎精神的疲労(メンタル面)

精神的なストレスや緊張状態が続くことで感じるもので「中枢性疲労」とも呼ばれています。ちょっとイメージしにくいと思うのですが、なぜかというと、これは脳の疲れでもあるからです。

脳が活発に働くと、脳内で大量の活性酸素が発生してしまい、それが原因で細胞が傷つけられ、だるさなどとして疲れを感じます。

 ▶︎あなたの疲れはどのタイプ?

疲れをとるためには、まずは自分が「なぜ疲れているのか」という原因を知ることが大事です。

とはいっても、疲れの原因は1つではないというのが現実的なので、最も大きな原因が何かということだけでも把握すれば対処していけます。

あまりおすすめできないことは、疲れの原因がわかっていない状態で「とりあえず休む」ということ。これだと対処法がみえてこないからです。 

疲れを感じた場合は、まずは今日の行動・出来事。そして昨日、数日前の行動・出来事と振り返ってみて、疲れの原因を明確にしていくことが大事です。

○疲れをとるためにはどうしたらいいのか?

では、具体的には、疲れをとるためには何をしたらよいのでしょうか?原因・理由や種類が分かった上でするべきことをお伝えします。

ネット記事を見ると、疲れをとるためには「睡眠、姿勢、運動、休養、食事」の5つが大事だとか書かれています。

今回は「休んでもなかなか疲れが取れない」というケースなので、

・運動
・食事
・入浴

この3つに絞ってまとめていきます。

●適度な運動をする

まずは「運動」をしましょうということ。

「なんで疲れているのに運動をしなくてはいけないの?」と考える人もいるかもしれないのですが、疲れる前に運動をするというのがベストの選択です。

運動といってもいろいろな運動がありますが、疲れをとるためには激しい運動は不要で、軽い運動でOK。なぜそういえるのかというと、これによって血流改善が期待できるからです。「血流」はキーワードです。

デスクワークでずっと椅子に座っていたり、長時間ずっと立ち仕事をしていると、血液循環は悪くなっていきます。そうならないためにも、定期に立ち上がって身体を伸ばしたり肩をぐるぐる回すなどをして、身体を緩めていくことはは必要です。

また、時間があるときにはウォーキングやランニング、ジムにいってトレーニングをするなどまとまった運動をすることもよいです。

●栄養バランスが整った食事

食事で意識するキーワードの1つは「ミトコンドリア」。

なぜミトコンドリアなのかというと、身体の中で最も多くのエネルギーを生成する器官だからです。

下の2つの記事は参考記事ということでリンクを貼っておきます。

ミトコンドリアでエネルギー生成がされるためには
・酸素
・ビタミンB群(特にB1)

が必要です。細くいえば、マグネシウムなどのミネラルも必要だし、カルニチンなどのアミノ酸もそうです。

栄養バランスが偏った食事をおこなっていると、エネルギー生成効率が下がって疲れやすくなります。

そのためには、栄養バランスがよい食事を摂っていくことが必要不可欠です。

また、「副腎疲労症候群」の可能性もあります。参考となる記事は下記です。

休んでも疲れが取れないという人は、この機会に食事の見直しを行ってみるのも良いかもしれません。

●しっかりと入浴をする

忙しい日が続くと「湯船に浸かるのが面倒くさい」といってシャワーだけで済ませてしまっているという方も多いかもしれません。

しかし、湯船にゆっくり浸かることは疲労回復に効果的です。入浴にはリラックス効果があるので、副交感神経が優位になり質の良い睡眠につながります。

○まとめ

今回は、「休んでも疲れが抜けないのはなぜ?」ということについてまとめてきました。まずは疲れの原因や理由を明確にし、その対策をとっていくことが大事です。その上で自分ができることからやっていきましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?