172. 社会のバランスは変えられない。
2:6:2の法則。
パレートの法則。
この2つの法則を知っているだろうか?
社会のバランスで私たちには変えることができないものである。
2:6:2の法則とは。
会社や学校のクラスはじめとする集団組織において、生産性の高い優秀な人が2割、普通の人が6割、生産性の低い怠け者が2割という比率に分かれるという法則
つまり、組織の中には優秀な人と怠け者が全体の4割を占めている。そして、残りの6割が普通の人ということだ。これはどの組織でも言えることである。優秀な人だけを集めても、時間が経つにつれて、このバランスは保たれ続ける。
社会の変えることができない法則だ。人間は、人類全体という広い範囲ではなく、自分の属するコミュニティーという狭い範囲で立ち位置を変えている。
パレートの法則とは。
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート氏が欧州の経済統計から発見した法則。ある2割の要素が、全体の8割を生み出しているというさまざまな分野で見られる経験的な傾向のこと。
例えば、ある商品の20%が店の80%の売り上げを出しているということだ。ただし、これは絶対的指標ではないため多少の誤差は生じる。
他にも、何か課題があったときにその課題を解決するには全体の2割、つまり本質を見抜くことが重要。
社会のバランスを変えることは出来ない
これらの法則に従って、社会のバランスを変えることは出来ないとは言えないがなかなか変えることは難しい。2:6:2の法則は優秀な2割からすれば、怠け者の2割は邪魔でしかない。
どうすれば、良くなるだろうか。
私は、普通の人のレベル感を上げることが良いのではないかと考える。どれだけ優秀な人を集めて、時間が経てば、この法則に則られてしまう。比率を変えることができないのならば、基準を上げればいいのではないだろうか。
もう一つ上げるなら、怠け者の比率を少しでも下げていくことが挙げられる。対策としては、小グループに分けたり、グループを適宜変えていくことが良いだろう。
グループを変えていくことにより、自分が輝けるフィールドを見つけることができるかもしれない。
おわりに
私は社会のバランスは変えられないといったが、理想を語るならば、このバランスをぶち壊していきたい。みんながモチベーション高く、主体的な組織をつくっていきたい。その為にもまだまだ自分は突っ走り続ける。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
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小さなチャンスを笑う人は小さなチャンスに泣く
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