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191. "ドラマ"以上の"ドラマ"

スポーツは時に人の人生を変える。
ドラマよりもドラマチックな展開に私たちは心を躍らされる。あんなに熱量を持って、やることがあるのだろうか。それくらいスポーツは熱中してしまう。私もその一人だ。

先日行われた、全国高校サッカー選手権決勝。
青森山田 VS 山梨学院
110分間の死闘はPK戦で決着がついた。

1.ワンプレーにかける想い。

今大会、圧倒的攻撃力を擁する青森山田に対するは、圧倒的守備力を擁する山梨学院。試合開始のホイッスルから試合終了まで目が離せない展開となった。前半12分に山梨学院が先制。その後は青森山田が怒涛の攻撃を見せるが前半はこのまま終了。

後半開始12分に青森山田が同点に追いつくと、すぐさまエースの安斎君が逆転ゴールを決める。このまま青森山田が優勝すると思っていたが、後半33分。山梨学院のエース野田君が値千金の今大会初ゴールを決めた。

その後も両チームは決定機を作るもあと一本が出ず、PK戦へ。
PK戦の末、山梨学院が優勝した。

2.想いと想いのぶつかり合い

熱い想いのぶつかり合い。時間が進むにつれて、選手の想いがどんどん強くなる。ワンプレーワンプレーに魂を込めてプレーする姿は、私の涙腺を崩壊させてしまった。特にPK戦の山梨学院の3番目に蹴る選手のシーン。

ボールを蹴った瞬間足が攣った。
最後の最後の力を振り絞って蹴ったボール。
本当に想いの詰まった一蹴りだった。

また、青森山田のエース安斎君と山梨学院キャプテンであるキーパーの熊倉君は中学時代、FC東京のチームメートであった。
そんな二人がこの全国大会の決勝でエースとキーパーという立場で対戦することになるとはだれが予想できただろうか。

3.スポーツにしかない魅力

筋書きのないドラマ。台本というものがないからこそ、私たちは感動することができる。アマチュアスポーツであり、高校の部活動の延長線上にある。ほとんどの人が高校の時に部活動に熱中していたからこそ、感動させられるのだろうか。

また、高校の部活動を引退してから、部活動以上に熱中したことはあるのだろうか。私は大学4年間、振り返ってもなかなかぱっと浮かばない。それくらい高校の部活動に熱中していた。

スポーツは世界を変える力がある。

私はそう思っているし、信じ続ける。スポーツのこの魅力をいつかいろんな人に伝えたいと思う。

おわりに

こんなにも感動をくれた選手の方たちすべての人に感謝を申し上げたい。そして、コロナ禍ということもあり、普段とは違うコンディションにもかかわらず、最高のパフォーマンスを私たちに見せてくださり、ありがとうございました!そして、高校3年生の皆さん。本当にお疲れさまでした。この経験は今後の人生で大切な思い出になるでしょう。

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

今日の格言

人は縁で繋がり、情で動く。
そして理で騙され、理で裏切る。

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