2022/8/15週|コーチングのセッションでストレングス・ファインダーの結果の理解を深めた話
現在マーケティング職や広告関連の仕事をしてもう14年目になります。
そうなってくると自然とこうしたドメイン = 自分の天職・専門職と感じて生きていくようになります。
他方で変化をするのが人間。14年の中で様々な人や出来事・仕事に出会い、感化されてきました。
それに加え外部環境もどんどん移り変わり、様々なことについての常識が変化してきているように感じます。
こうした状況であれば、あまり現在の立場や歩んできた道にこだわり過ぎず、適宜棚卸しする中で自分を客観視し、次に備えるような心構えが有用かな、、そんなことを考えてコーチとやりとりしたのが今回です。
具体的には、ストレングス・ファインダーの結果について、その経年的な変化や解釈について、問いかけてもらう中で感じていることを言葉にするような作業をしました。
結論、コーチと対話の中で取り扱うことで、診断結果に対して自分がどう思っているかが一人で解釈している時よりもう一段階深めて言語化できました。また、結果に対して課題感を感じていることやそれをどうアクションに落としていくかも伴走してもらえます。
以下ではコーチングのセッションの中でこんな風に取り扱っていきました、というのを紹介します。(コーチングをオススメする記事でもある)
こんな方向け
ストレングス・ファインダーの結果について理解を深めたい方、また、どう活かそうかなと考えている方
コーチングでやっていることに興味がある方
ストレングス・ファインダーがなんぞや、という方は下記あたりをご覧ください。(知名度自体は一定高いのかなと思います)
コーチングの効果については下記の記事で書いたことがありますのでもしご興味あればお読みください。
ストレングス・ファインダーの結果
話を進める上の例として、下図が自分の結果です。
結果自体は21年の夏頃のものになるのですが、自社でストレングス・ファインダーを行い他者理解を行うブーム(?)がありました。笑
その時に数年ぶりに実施してみたのですが、結果は少し変わっていました。
それ以前は上位に来る資質がかなり固定的だったのですが、半分ほどが入れ替わっていました。
変化について↓
❶前から上位あり変わらないもの:
学習欲・分析思考・達成欲・責任感・着想・内省
❷新たに上位に入ってきたもの:
親密性・目標志向
❸以前は5位以内だったが今回11位以下に下がったもの
回復志向
コーチングのセッションで話したこと
1. 課題提示
まず自分の方から今回取り扱いたいテーマ・課題について提示しました。具体的には、冒頭書いたところではあるのですが、下記のようなものです。
2. コーチからの問いかけ
そこに対して問いかけをもらいます。
例えば下記のようなものです。
今回の結果を受けてどんなことを思いましたか?
それは心地よいことですか?そうではないですか?なぜ?
この全体的な変化はやってきたことが現れているポジティブな変化ですか?
3. 言語化
問いかけに対して答えることで、話しながら考えを深めます。
例えば今回自分が発言したのは以下のようなものです。
親密性(目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感 を得ます)が上がってきたのはここ数年のマネジメントとしての仕事が増えている現れに見える。
マネジメントとして、個人と個人としての理解をした上で実施していきたい(やりやすさでもある)
目標志向が上がっているのは事業会社で事業成長の近くで仕事をできることの現れに見える。
回復志向(課題を見つけて解決するのが好き)が下がったのも、プレイヤーとして課題解決をガッと推進しまくるところから立ち位置が変わったのがあるかもしれない。
他の人がやってくれているものにアドバイスする立ち位置に変わった
変わらずに上位にいるものは自分のアイデンティティに近い存在
コミュニケーション・社交性が下位にいるのをなんとなく課題に感じている
マネジメントとして「人間関係構築力」の資質が親密性以外低いけど良いのかな?
4. コーチからのコメント・フィードバック
実際には、この2-4は行ったり来たりしながらセッションは進められます。
3. の発言に対してコーチからは質問・投げかけ以外にも、「客観的に、表情や言葉の抑揚などからこう見えるけど、どう?」みたいなリアルタイムのコメント・フィードバックをもらいます。
その投げかけに呼応する形で3.の言語化をさらに深めます。
5. まとめ:今後取り組んでみたいこと
ひとしきり話して、そろそろ時間が来たのでまとめに入ります。
色々話す中で自分の中で気づいた点(今後の課題)がありました。
例えば下記のようなものです。
❶親密性は1to1のコミュニケーションで効果を発揮するが、1対多のケースにどう向き合っていくか?
❷コミュニケーションの課題
自分の感情を言葉にするのに時間がかかるタイプなのかもしれない。考えを整理してから話したいところがある。
前提の説明など、人とコミュニケーションする中でどうしても死角になる部分があるのを感じる。死角を事前に把握するにはどうする?
❸社交性の課題
将来考えた時にどうあるべきか(ちょっとパーソナル度強いので割愛します。笑)
この辺の気づきは、おそらく一人で結果を眺めていても中々ここまで言語化できなかったです。
この後に、このセッションを受けて、どう取り組んでいくかを考えます。その取り組みをコーチに宣言することでコミットメントをし、良い方向に向けていこう、と、そういう寸でござい。
いかがでしたでしょうか。
ストレングス・ファインダーを実施する方は就活〜社会人まで多いと思うのですが、コーチなど他の人と理解を深めるセッションをすることでより実用的なものになったり、変えたいと思っていることを変える作用が働く可能性が高まるのでオススメです。
それでは今週はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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