目には見えない色を
【外に色はあらず
色は内に宿るもの】
僕は外に色を見出そうと生きてきた。
外に色を表現しようと、
たとえばそれは
服飾での色使いや
髪の毛の色として
外に外にと向けて発色して生きてきた。
すると
個性際立つ発色ならば
賛否分かれた
外の世界の反応が出る。
個性を抑圧した発色ならば
僕の内で怒りが満ちる。
自分の内に怒りを宿して生きていると
それはそれで生きにくい。
だから僕は
外の世界の反応に
僕が反応しないようにと
僕は心に蓋をした。
外の世界の反応を
対峙する相手の反応を
僕は感じず意に介さず
僕は僕の発色をし続けた。
オレンジのハートを
内なるキャンバスに描いてみた。
少しの冷ややかさをまとう朝の空氣に
街路樹の上から姿無しに聞こえ來る鳥のさえずりに
朝焼け空の橙と青、雲の白のグラデーションに
オレンジのハートは反応する。
『そうか。
人の色は内に在るものなのか』
人の光も
人の闇も
必ずしも外には表れ出ない。
人の幸せも
人の不幸も
それは内にこそ宿りしもの。
人の色も同じもの。
一人一人の人の色は内に在る。
だから
手間暇かけても対話を重ねる意義が在る。
見た目で分かる色では無いから。
愛を感じる
幸せを感じる
歓びを感じる
人の思いを感じる
僕にはどれもよく分からなかった。
でもそれだから
愛について
幸せについて
歓びについて
人の思いについて
僕は精一杯になれたのだ。
【それらを感じて分かった】
という目的地に向けて歩み続けたこの旅路。
結局、
直接には分かり得なかったけれど
色を僕の心に描くことで
人を世界を命を縁を
無限に広がる極彩色として
僕は感じ取ることができた。
目的地に向かう道程に
聖長の色は在りました。
自分の色を大切に思えば
自分の心に描いた絵を誇れればこそ、
他者に世界に
正論の剣を降り回しながら
突っ込み行くことも無い。
色を殺めたく無いから。
絵を壊したく無いから。
綺麗な発色の服飾も
脱げば皆、裸に過ぎず。
派手なお金の稼ぎも
目に見える莫大な貯金額も、
お金は服飾と同じくして
外の身にまといしものに過ぎず。
まといし服を脱いだなら、
皆、裸で生き行く命に過ぎず。
服飾もお金も
この地球において
ただ人間のみがまといしもの。
朝の空氣も街路樹も
さえずる鳥も鳴き声も
空も雲も昇り行く太陽も
人間以外、外に何もまとっていない。
誤魔化せぬもの。
内なる色は誤魔化せぬ。
内なる色を観ることを
僕は➖内観➖と呼ぶのだと思います。
乗り行く電車の内にいて
ガタンゴトン、ガタンゴトンと
音を立てる。
電車の走るその音が
色即是空 空即是色
そんな言葉に聞こえます。
➖外の色には無い色を
外の絵に惑わされることなく➖
祭統 白宇
SHIR㊉W
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