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086 なげけとて【令和訳百人一首】

【原文】

なげけとて 月やは物を 思はする

かこち顔なる わが涙かな

(西行法師)


【個人的解釈】

「嘆け」と言って月は私を悲しませているのか?

そんなわけないのに

月のせいであるかのように、恋の涙が流れる。


【感想】

切ない恋の自問自答の首。

どうやら彼はかなり文武両道でモテていたとか…!

清盛とも同じ北面の武士で仲良しだったみたいだね。

突然の出家にみんな残念がっただろうな~。

スポーツ出来る人と頭が良い人、どちらがお好き?

私は圧倒的後者ですね。スポーツが上手いって日常で感じられなくない?

でも頭が良いのは感じられるよね。

育てられたい願望があるからきっと亭主関白な人を好きになるんだろなあ。

自分もプライド高いのに、、、

てか月!またなんか恨まれてるぞ!

秋に続いて月も役割押し付けられがちだな……。


【令和に言い換え】

月が私に不幸になれって命令しているの?

そんなわけないか。

でも叶わない恋のことを考えたら夜ずっと泣けてくる。

やっぱり月のせいじゃないの?


【備忘録】

・嘆く:悲しむ。

・かこち顔:嘆いている顔つき。何かにこじつける。


【自己評価】

★★☆☆☆

好きな人思い浮かべて月なんて見たことないな。そんな奴病気だぞ。

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