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助け合いの花粉症

関東に暮らすようになって10年以上、ついに花粉症が爆発した。今まではなんとなく目がかゆいかも〜程度だったが、今年になってレベチの症状がでた。
つらい、日常生活に支障が出る。

ドラッグストアの薬を買うか、病院に行くべきか等、関東出身の重度の花粉症の友人に教えを乞うた。
・金額的にも効果的にも病院一択である
・内科と耳鼻科
・アレルギー検査ができる皮膚科で検査するのもあり
など、大変有益なアドバイスをくれた。調べたら分かる事だけど、当事者の言葉は信頼感が違う。

そんなこんなで無事に薬を処方してもらい、少し症状が緩和した。

花粉症の心得を教えてくれた友人感謝し、「こんなに辛いんだね〜知らなかったよ」と言ったら、「そうだぞ!助け合って行こうな!」とコメントをくれた。困った時に情報を教えてくれる、なんとも心強い助け合いなんだろう。
今まで花粉症が酷い人をみても、「大変そうだね〜」くらいに見ていた。花粉症当事者になるまで、その辛さを理解できなかった。

こんな感じか、と思った。
発達障害や精神障害が理解されない感覚。
なったことないんだから、その困難を理解するのは難しい。百聞は一見にしかずと言うが、私が花粉症の辛さを理解出来なかったように、日々の私の障害による困難さを理解されることは、相手が当事者にならない限りないのだろう。同じ当事者同士でも特性や環境で困り事は変わるから、尚更難しいわけだ。かと言って声を上げるのが無駄だとは思わないけど、言葉で伝えるだけでは感覚的に難しいことなのだと改めて感じた。

精神障害者も発達障害者も、お互い助け合って行こうと、誰かと素直にグータッチをすることが出来たら、なんて心強いんだろう。花粉症だけじゃなく、周りの人と助け合って生きるって、ふんわりしていて現実的では無いのだろうけど、自分の周りだけでも出来たらいいなと思った。

自分の知見や情報が役に立つのであれば、困っている人にグータッチをしながら伝えられる人間でいたい。
当事者のみんな!!助け合って行こうな!!!


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