マガジンのカバー画像

作品

13
本
noteでのみ先行して限定公開しています
運営しているクリエイター
六鹿
六鹿

六鹿

バカボン

書くことが何もない。一日中頭が茫としている。
言葉を使って偽りの姿を保とうとしているだけに思えてきた。結局、他者との関係の中でしか生きられないのか。

とりあえず今は考えないで居たい。何も分からないで良い。

六鹿

六鹿

attrakion

attrakion

易経というものを知った。発見もあった。

最近は暑くて、用が無ければ殆ど家から出ていない。今日は久しぶりにコンビニでレトルトのパスタを買って食べた。大学生の頃の生活が懐かしくなった。

家から出ていないとはいうものの学生時代と比べれば予定や外出の数は確実に増えているわけで、いわゆる「健康」的な過ごし方になっていることを何かにつけて実感する。でもあの４年間は私にとってかけがえのない記憶で、部屋の電気

もっとみる
六鹿

六鹿

人間

坂口安吾「堕落論」を読んだ。
本来の人間は自然と堕落していくものである。戦後の兵士は闇屋となり、未亡人の女たちは新しい恋をする。人間とはそんなものだからこそ国のトップは、人を駒として使うために、逃げ傷は恥だとか義理人情だとかいう観念を都合よく作り上げる。

そういった偽りの「美徳」に背き、むしろ人間は堕落しきることによって「武士道精神」や天皇制などという上級国民の都合で作られた「美徳」に左右されず

もっとみる
六鹿

六鹿

墓(作品)

ただ、一切は過ぎてゆきます

New Work.

《墓》

恨み辛みは私を守る人たちにお渡ししましょう。私は今を生きただけの、ただの風

六鹿

六鹿

【Album】the Anima of

【Album】the Anima of

去年も、ありがとうございました。

New Album.
白縫 - " the Anima of "

ちょうど大晦日〜元旦に配信が開始されました。

自然や日本神話からのインスピレーションで生まれた作品です。

胃をやつすような悩み方を好んできて、そろそろ、飽きたな。そういう感じです。

作ってきたこの道を、一人で歩み進んでいこうかなと思っています。

皆さん好きです。
今年もよろしく。

六鹿

六鹿

Bed in alone.

Bed in alone.

なぜか気づかないうちにフォローが外れてしまっていることがある、すみません

どこまでも宇宙を想像していたいな。想像できた時はもう既に、宇宙を見ているってことなんだと思う

「動物は話が通じないから嫌い」
またつまらない言葉ばかり覚えている

通じ合っていると感じることがもしも私たちの単なる勘違いだとしたら。ありえないと思う？

人は忘れ、変化する

言葉を発しない者たちへ
愛していますよ

聴かれ

もっとみる
六鹿

六鹿

childish anima

childish anima

今までで一番怖い夢見た。でもすぐに忘れてしまった。

いいのが生まれた気がする
明日になったら石くれになってるのかな

new work. 
白縫 - " Childish anima " 

" childish anima "

六鹿

六鹿

赫月

赫月

誰かを非難するということはね、私はあなたが嫌いです、と伝えることと同じ意味ではなくてね、ただのカタルシスなんだと思うんです。非難するというのは彼の行為とか、時間の使い方とか、そういうところを取り上げて、君は時間を無駄にしているとか、そんなことを考えている君はばかだとか、そんなことはすべきではないとか、そういった言葉が放たれるということが多いんだけれども、その実は、君のそういう姿を見ていると心底苛々

もっとみる
六鹿

六鹿

el. / kielo.

new music.
el.を制作しました。

六鹿

六鹿

二面童子

二面童子

蔵王温泉には幼少期に連れてこられたらしいのだが、あまり覚えていない。山に作られた露天温泉で、青色の湯の脇には川が流れている。

酸性の温泉の近くでは金属が錆びやすい。木造の施設自体も古くなっていて、それがむしろ自然に守られている雰囲気を醸している。
死を感じさせるものは美しい。

その後は公園を散歩した。
広大で、澄んだ風が吹いた。サッカーをしたりブランコを漕いだりしている人たちが天国の死者に思え

もっとみる
六鹿

六鹿

天衣無縫

天衣無縫

new work.
白縫 - " 無縫 "

全てが報われた気がした

" 無縫 "
Muho

六鹿

六鹿

天の岩屋戸

天の岩屋戸

しなやかなる白き体躯　横たえ戯るに戯る
而して夜は太陽に倣い同方向　目を真白き眼に変ふ

仮の錆刀振り翳し
この眼色汲みすることすら一度も無く　あれやこれやと的を射ぬ言霊を産み
霊肉を刺し殺さんとす

この世に生を受けし一点　
狂い気もはや取り去る術無く
取り憑きか否かを知る術とうに無し

ゆうに数千の刃を受け
やがて白の岩屋戸を叩く
霊光に浸る勇気を我に与え給え

狐の魂龍の魂
救う者救い捨つ者

もっとみる
六鹿

六鹿

碧潭

碧潭

見えた光に背を向けて
落ちた地べたをゆらゆらと
首の力は後悔の数
もたげた頭は遠方の雲

new work.
白縫 - " 碧潭 "

" 碧潭 "
Hekitan

買った服を家に着いた途端に着てみるのと同じで、作ったものはすぐ上げたい。からここだけで限定公開。アルバムになるまでもう少しだ。

何もないところから作り始める面倒臭さを一生感じ続けるのかと思うと、倒れそうになる。いつか作ったものを文

もっとみる