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山と川に囲まれた場所でトマトを育てるお手伝い募集!【白川町ふるさとワーキングホリデー】

みなさんこんにちは!
白川ワークドット協同組合の山田です!

今年度も、2週間~1カ月滞在しながらその地域の暮らしが体験できる、『白川町ふるさとワーキングホリデー』が実施されます!
また多くの人が、白川町に来て知ってもらえると思うと今からワクワクが止まりません。昨年は、白川町に来て初めての夏だったからか、ワーホリ生同様、それ以上にはしゃいでいた記憶があります。今年こそ、白川町民としてしっかりアテンドしたいです。

ふるさとワーキングホリデーに参加をする時、宿、生活以外に気になるのが「お仕事」だと思います。お仕事には、その地域の特色、特徴が現れます。

白川町は第一次産業が盛んな町で、農業では特にトマトを育てている方が多いです。夏になるとトマトは収穫のピークに入り、トマト農家の方は1日中トマトとにらめっこする毎日。昨年、私も少しの間だけトマトの収穫をお手
伝いしていましたが、収穫しきった次の日には倍の数の実がなっていて唖然としました。
白川町ワーホリでは、複数のトマト農家さんがワーホリ参加者の方に、収穫やトマトの手入れ作業のお手伝いをお願いしたいと思っています。

今回は、その内の1軒。
谷山農園の谷山さんに、お話をお伺いしました。

自然に触れた仕事がしたい方は必見です!
この夏は、白川町でおもいっきり楽しみませんか?


谷山農園さんへのインタビュー

谷山 広樹(たにやま ひろき)さん
2009年、白川町で農業を始める。夏はトマト、冬は椎茸の菌床栽培を行っている。
趣味はドラマ鑑賞。

ーそれではインタビューを始めます!
谷山さん、よろしくお願いします!


谷山さん)お願いします。

ー谷山さんは、20年ほど前に移住して農業を生業にしているということでしたが、農家になる前は何をされてましたか?

谷)建設会社の事務をやってたね。だけどそこが倒産しちゃって。倒産するって聞いた時は驚いたけど、それなら好きなことをやらせてもらおうと思って農家になったね。

ーそうだったんですか!
やりたいことをやると言っていましたが、農業はずっとやりたかったんですか?


谷)名古屋に住んでいた時があったんだけど、たまたま貸し農園の募集があったから応募したんだよ。そしたら当選して作ってみたら、作物が段々と育つ感じが面白いなって当時は思って。その記憶があったから、農家になろうと思った。

ーその募集がなかったら、農家になっていなかったかもしれないんですね…

谷)どうなんだろう。実家で花を育てたこともあって、それも楽しかったから、どう転んでも農業の道は選んでいたかもしれない。

ー自然と触れる距離が昔から近かったんですね。
大きな選択をする時、不安になったり、躊躇する人が多いと思いますが、建築関係から農業にキャリアを変更する時、そういった気持ちはなかったですか?

谷)そんなになかったかな。農家になろうとしたのが35歳くらいで若かったっていうのもあって。不安感より、やりたいことをやりたいって気持ちの方が強かったんだと思う。

ビニールハウスのトマトの様子。農園は一周するだけで何キロかある。
「歩くときは優先順位とか考えながら歩いてる。」


ー数ある作物の中でトマトを選んだのはどうしてですか?

谷)実は、農家になる時、トマトとかキュウリみたいな野菜じゃなくて、花を育てようと思ってたんだ。

ーえっ!そうなんですか!
たしかに、ご実家で花を育てていたって言っていましたね!


谷)花が好きなんだよね。だから初めは花卉農家になろうと思ってたんだけど、花って初期投資が野菜と比べて1桁多くて。
例えば、トマトの初期投資が1千万だとしたら、花は1億かかる。

ーそんなにかかるんですね…

谷)だから花は諦めて、野菜にしようと思って就農支援とかに相談したら、トマトをおススメされて、育てる条件とか良さそうだなと思ってトマト農家になることにした。

ーワンクッションあって、トマトの道を選んだんですね。
白川町に移住したのも20年前でしたが、町に移住することは元々視野に入ってたんですか?


谷)トマトの実験産地に白川町が出てきたからかな。他にも地域はあったけど、名古屋に近かったからここにした。

ー農家になるまで紆余曲折あったと思いますが、農家という選択は自身に合ってましたか?

谷)なんだかんだで合ってたと思う。じゃないと20年もできないね(笑)

趣味で花を育てている谷山さん。
農園には、あちらこちらで綺麗に鉢に植えられている花を見かけました。


ー谷山さんは昨年もワーホリ生の受け入れをしてくださいましたよね。受け入れてみての感想などありましたら教えて下さい。

谷)ワーホリ生が来てそろそろ一年か、早いね。町外から人が来ると新鮮で楽しいなって思う。冬仕事でしいたけ栽培を始めて、1年間ほとんど仕事があって外に出ることがなくなったから、話すのが楽しい。

ー谷山さんにとっても良い刺激になっていて、こちらも嬉しいです!
谷山農園のお仕事は、収穫と手入れ作業だと思いますが、お仕事を通してワーホリ生に伝えたいことはありますか?

谷)トマトは日々成長してることを実感してもらえるといいなって思う。最初に見た茎が、1週間後には15センチくらい伸びてたり、青かった実が赤くなってたりとか。

ー作物の成長を楽しむのは、農業の醍醐味ですよね!

谷)(ワーホリ生の参加時期が)ちょうど収穫ピークだからね。暑くて大変だと思うけど、それも含めて楽しんで欲しい。

ー白川町に滞在中は、どんなことを経験してほしいですか?

谷)夏にくるなら、地域ごとに夏祭りやるから、それがおススメかな。あと、川と山。
川は鮎が釣れるから、塩焼きにして食べるのもいいね。

ー夏といえば自然のアクティビティですよね!
最後に、ワーホリ生に一言お願いします!

谷)仕事も遊びも含めて、白川町を堪能してもらえると嬉しいです。色んな目的で来てくれると思うから、できればそれに沿えればなと思ってます。
観光面に関しては自信ないから、山田さんにお任せします。

ーお任せされたからには頑張ります!(笑)
谷山さん、ありがとうございました!

【谷山農園】


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