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電子版詩集『方位のない街』を公開しました!

デジタル出版ツール Romancer(ロマンサー)を用いて詩集『方位のない街』を作成し、無償公開しましたので紹介します。事実上の私の第一詩集(^^;)となります。電子書籍ではありますが、紙の本と同じような感覚で読むことができますので、ぜひご覧ください。

以下に、この書籍の「まえがき」を転載します。

まえがき

素性不明のデジタル文芸家、汐田大輝の第一詩集です。

この詩集は、作者がこの2年間にネット(note)に発表した作品のなかから、場所や空間をモチーフにした詩篇を集め、タイトルや内容に若干の改変を加えたものです。

これらの詩は、地図の隙間に隠れている不思議な街や空間を舞台にしています。けれども、根も歯もない空想を書いているわけではありません。作者が図らずも迷い込むこととなったあわいの世界の記憶を、少しずつ掘り返しながら、言葉に置き換えていったレポートともいえるものです。

ところが、描かれた場所がどこにあったのか、どうやったら行けたのか、あらかた忘れてしまいました。地図やナビアプリのようなものが私の脳を蝕んでいて、いつも記憶を混乱させてしまうようです。だからせめて覚えているかぎりを記録に残しておこうとおもいました。不完全ではありますが、読者の方々の異空間ガイドブックにしていただければ幸いです。

汐田大輝は、しがらみのない作品発表の場としてデジタル空間に住まい、自由詩や短詩の投稿を行っています。この詩集に興味を持ったらぜひほかの作品にも触れてみてください。


※お知らせ※

『方位のない街』が重吉陽一郎さんの「青い鳥書店 〔詩〕〔おすすめ本〕」の☆店主のおすすめ本!のコーナー☆で紹介されました!

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