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「どうなりたいの」と聞かれても。

美容院で髪を切ってもらうとき、「今日はどうしますか?」って聞かれますよね。

髪はあまりこだわりがなくて、カラーはまだ自分のフィーリングで決められるんですが、髪型に関しては、いつも店員さんにお任せするようにしています。

客観的に見てもらったほうが、手っ取り早いですし、見た目のイメージから美容師さんがだいたい良い感じに仕上げてくれるのを期待して。

この美容院は、通ってから1年くらい経つのですが、立地が街中にあるにもかかわらずカットとカラーで8,000円くらいのお財布に優しいお店です。

ただ、担当の人が毎回違うので、顔を覚えられないんですよね。。

最近の若いジャニーズのように、全員同じ顔に見える・・。(人の顔おぼえるの苦手)

前来たときは、「前回のカラーはアッシュブラウンでしたよね、僕やったので覚えてます!」って言われたけど

いや、それ前々回のやつや。

(前回はあなたじゃなかったのね。)

みんな何も覚えてない。笑

とにかく、プチプラと引き換えに多少の粗さには目をつぶっています。

今回の店員さんも、例のごとく、初登場なのか、何回目の登場なのかさっぱりわかりませんが、ちょっとクールで落ち着いた感じの人。

「今日のカットはどうしますか?」

「うーん、どんなのがいいとかありますかね。似合いそうなのがあればお任せで。」

そうしたら、

「ええと、どんな感じがいいですか? 」「ちょっと外ハネな感じで持っていくか。」「内側にまとめるか。」「外ハネだとクールな印象になるし・・・~」

正直、私は外ハネでも内巻きでもどっちでもよかった。

とりあえず良い感じにしてくれれば、「こんなスタイルも似合うんだー」と、それで大満足なんですよ。

ただ、明らかに店員さんがイライラしている。

あなたのなりたいスタイルは何?

言ってくれたらお望み通りにするのに。

どうなりたいかぐらい、分かるでしょ。

・・その圧をめちゃくちゃ感じました・・笑

結局、どっちのスタイルになったか覚えてないのですが、

店員さんの思いも入っていないし、

わたしの願いも反映されていない

曖昧な髪型になってしまいました。


で、昨日のパーソナルカラーの記事。

「似合う」色に合わせることが、どうもしっくりこない人は、

「素敵」と思った色で自分のスタイルつくっていこう

あるいは「こうなりたい」イメージで色を見つけていく

というのも、ひとつの解決方法です。

っていう話をしました。

あくまでも「似合う」を提案されてしっくりこなかった人向けです。

「みくろの髪型問題」みたいに、

自分が「どうなりたいのか」というより、「似合うか似合わないか」を知りたい。

ややこしい持論とかいらないから、早く!正解をください!という場合もありますよね。

その「知りたいんです!」という需要ををすっ飛ばして、

机にひじをついて、手の甲に顎をのせて、

「で、あなたはどうなりたいの。」って言われても

こっちもイライラしちゃいます。笑

自分に答えがないから何も言えないし、なんか、答えを持ってないことを責められているような気さえ感じてしまう。

でも自分に軸がないのは、ぜんぜん悪いことじゃなくて、

どんどん吸収できる時期、スポンジのようなボーナスタイムだと思うんです。

「似合う」を教えてもらって、その分「似合わない」も教えてもらう。

でもたまに「似合わない」をやっちゃって、

ああ、やっぱり間違っちゃったなって失敗して

それを繰り返していく。

そうしたら明確に、「今はどうなりたいかな。」「こうなりたい気分だ。」

も出てくると思うんですよね。

今の時点で知りたいこと、は人それぞれです。

つい熱量があるときは、持論をぶんぶん振り回してしまいますが、

一旦立ち止まって、俯瞰的に見る視点も持ち合わせなければ。

周囲に意見を聞くというのもアリですが、

違う分野での自分のアプローチのしかたも、参考になるなぁと思いました。

何気なく生活しているなかでも、学べる経験はたくさんありますね。

忘れないようにnoteにアウトプットしていきます。

とりあえず、美容院かえようかな・・笑

それでは、また。

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