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<美文字ノ素> 記憶ヲ疑ッテミル
美文字手始メ小さな頃から習字教室に通って。
なにより書道が好きで好きで、、、、、
とまでは言えない人生ですが、好きじゃなければ続けられないのも確かなことです。
気がつけばずいぶん長いこと筆を握って生きています。
とはいえ、私の場合は、書道と並行してデザイン関係の仕事をしておりますので当然ながら、そこそこパソコンヘビーユーザーでもあります。
コピペも簡単、とにかくクリックひとつでさまざまに変換でき
刻字入門 野那歩ノ吊リ橋編③
では、昨日に引き続き、彫りの工程に進んでいきます。
木ヲ彫ル今回は吊り橋の看板ですので、野外での耐久性も考えて、文字を凹彫りします。凹彫りといってもこれまた様々で、
・たたき彫り
・船底彫り
・浮き彫り
・菱彫り
・かまぼこ彫り
・薄肉彫り
・片切り彫り
・やげん彫り
などがあって、どの彫り方が文字や場所に合うのかをよく考えて彫っていきます。今回は船底のような薄肉のような彫りで、原稿を書く際、毛
刻字入門 野那歩ノ吊リ橋編②
さて、看板制作を進めていきます。
右から見て、左から見て、上から見て、下から見て、近くで見て、離れて見て、「よし!」と言える書ができたら、次の工程です。
木二文字ヲ写ス正式には、まず和紙のトレーシングペーパーを書の原稿(書稿)の上に重ね、文字の輪郭をなぞり、籠字をとります。その籠字を彫る板に空気の入らないようにピシッと糊(やまと糊など)で貼り、乾かしてから張り合わせたトレーシングペーパーもろとも
<美文字ノ素>書写ト書道ノ授業⑤
書写ノ立チ位置前回は書の芸術性について書きました。
実用ツールである文字を素材に、形や、道具、線の潤滑や太細などさざまな工夫をこらして「意図」や「想い」をのせて表現すること、それによって書く人・見る人が互いに刺激し合うことに書の芸術性があると考えられます。
では小学校・中学校で学ぶ国語科書写。
芸術として書の同じ素材、道具を使用しながら「文字を丁寧に整えて書く」をめあてとした書写が国語科としてあ