2019年7月の読書ログ - 忙しい初夏をPythonで乗り切った件
前回のnoteは6月の読書ログだったらしい。
公私共に(主に「私」の方で)バタついてましたがまあそろそろ落ち着くと思うのでnoteも引き続きやります(書きたいネタが山程溜まっている)。
それはさておいて、7月のラインナップはこんな感じでした。
相変わらずエンジニア系中心の中に野球本が一冊。
退屈なことはPythonにやらせ...る前に
考えるべきこと!っていうエントリーが先月バズりましたと(手前味噌ですが笑)。
こちらで紹介した以下3冊は先月まとめて読みました。
それぞれの違いは例のエントリーに譲りますが、一言でいうと、
Pythonで「退屈なこと」をやるなら,「退屈なことはPythonにやらせよう」もいいですが,「できる仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。」が個人的にはおすすめです.
ということでよろしくおねがいします!
仕事ごっこ(を滅ぼそう)
これも「退屈なことはPython」なエントリーに登場した本。
6月のDevLOVE Xにて、(私の前の時間帯にやってた)沢渡さんの講演の最後の方を聴いてて期待感高まった状態で読みました。
正味な話自分はこれに書いてることの意味はすごくわかってるし(と、同僚に鋭いツッコミを受けた)多分ちゃんと仕事ごっこを滅ぼすことをしている(それがイコール「退屈なことはPythonでやるまえに」の話)のですが、ここまでわかりやすく言語化されてるのはとても素晴らしいなと。
プログラミングによるお仕事の効率化という文脈とマッチしているのは言うまでも無くそうで、おかげさまでブログも盛り上がってよかったです(真顔)
正しいものを正しくつくる
かなり久々に大満足するアジャイル文脈の本でした!
正直、まだ読んでいる途中なのですが、
プロダクトを企画する人も作る人も必読書だと自信を持って言えるやつです。
これも「仕事ごっこ」と同じく、「むつかしいことをやさしく」言語化できていて、
・プロダクト作りがうまく行かない理由(主に不確実性とうまくいかないアジャイル)
・スクラムとアジャイルのおさらい
・不確実性と適応する
という文脈は仕事も趣味開発も息を吸うように考えてることで、どれもこれも納得味しか無いやつでした。
かなり読み応えあります、個人的には「カイゼン・ジャーニー」より好みだったりします。
「試して学ぶ」シリーズ、機械学習とDocker
私の前職である、Rettyの凄腕エンジニア達が書いた書籍たち。
機械学習からフロントエンドまで何でもやるマンで「Pythonもくもく自習室 #rettypy 」のサポートもしてくれている(いつもお世話になってます!)、竹野さんの「試して学ぶ 機械学習入門」は、モデル作りからWebアプリ構築、ローンチして運用というサンプルアプリを一冊通してやれるという「あるようでなかった」感あるストーリーの書籍でした。
推薦システムまで作っちゃうのもすごいな...Python使い的にもかなりオススメしたい一冊です!(はてなの方のブログでも紹介記事を書く予定です)
ちなみに、「入門」とありますが多少ハードルは高いかも(故に、仕事とかで装着可能なクオリティであります、素晴らしい)。
そしてもう一冊、iOSエンジニアでDocker使いという何でも屋、櫻井さん(日本酒担当)の「試して学ぶ Dockerコンテナ開発」
テーマ別(Webアプリ開発から機械学習まで)のDockerコンテナの作り方が乗っています、これはレシピとして使うのに便利。
これはまだ読んでる途中なので落ち着いたらブログに書きたい。
なお、櫻井さんは昨年もDockerの書籍を執筆しており、こちらも素晴らしい本でした。
どんな本かはこちらも合わせて(手前味噌その2)
Docker警察さん、さすがです笑
まだフラレボ・ピッチデザイン⚾知らないの?
最後になりましたが、ネクストベース(私の現・所属企業)のBaseball Geeks編集部がついに本を出しました。
トラッキングデータやスポーツ科学で客観的に野球を語っています。
また、選手側の視点として、オリックス・日本の若き大砲、吉田正尚選手のインタビューもあります(これが読み応え抜群、ぜひ読んでほしい!)
個人的には、「野球はそんなに見ないけどスポーツデータに興味ある」「中川が毎年PyConでやる野球の話がおもしろい(なお今年はやらない)」という方にとってかなり面白いと思いますのでぜひぜひ読んでみて!
なお、私は一文字も書いていません(よく誤解されてるけどホントそう)
8月どうしよう?
積ん読溜まってるので一個ずつ片付けたいのと、難易度高そうですがこれ読みたい。
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