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【フードロスvs便利】コンビニで廃棄予定の肉まんをもらった話。

「えっ!良いんですか?!!やったーッ!!ラッキーッ!!」

ボクはstandFMという音声配信アプリで「ラキラジ」というラジオ企画を収録している。
「今日のささやかなラッキーを語るラジオ」という内容なので、もちろん毎日1時間ぐらい録っているのだ。
誰も聞いていないとしても、ボク自身の喋り欲求を解消するためにやっている。

さらにはその収録前にはジョギングをしており、それなりに水分補給する必要がある。
収録が始まったらただでさえも喋るので、最寄りのコンビニで必ずお茶買うようにしている。

なので、うっすら店員さんに顔を覚えてもらっている感覚もあった。
そして、そのコンビニで特大ラッキーがあった。

なんと「廃棄予定の肉まん」をいただけたのだ。

まさかのラッキーにドギマギしながらも、ありがたく頂戴させてもらった。
「ラッキー肉まん」はおそらく長時間置かれていたからなのか、肉汁が少なくパサパサしていた。
だが、味のクオリティを遥かに越える「幸福感」で胸がいっぱいだった。

今までで食べた「肉まん」の中でぶっち切りに一番美味しかった。

そんな最高の肉まんを食べている時に思ったのが「フードロス」の話だ。
昨今ではさまざまな場所で議論されることが増えている。

今回はそんなことを語っていこうと思う。
それではヒアウィーゴーーー!!!

①ボク史上最高に美味しかった肉まん。

あまりにも肉まんをいただけたことが嬉しかったので、詳細を書くことにした(笑)

いつものようにお茶だけを買おうと思ったが、少し小腹が空いたのでおにぎりとチキンを買おうとした。
しかし、ただいま絶賛ダイエット中なので、金銭的にも体重的にも最もコスパの良いものを選びたかった。

コンビニの店員さんは、レジ前のホットコーナーを鋭い目つきで吟味するボクの姿をチラッと見ていた。
買うものが決まったボクはいつものようにレジで精算しようとしたのだ。
すると、店員さんが声をかけてくれた。

「廃棄予定の肉まんがありますけど、肉まん貰いますか???」

レジの精算以外で会話したことが無かったため、「えっ?」と一瞬なんのことか分からなかった。
聞き直した結果、本当に肉まんをタダでもらって良いとのことだった。

マジで「ラッキー!!」だと思ったし、ラキラジをやり始めてから運気が爆上がりしていることに心底驚く。

長時間置かれていたためパサパサしていたが、史上最高に美味しかった「肉まん」だった。

ある意味では、見事に最寄りのコンビニに「餌付け」されているようなものだ(笑)
確かにそのまま廃棄されるより、顔馴染みのお客さんにあげた方がお店に愛着を持ってくれるだろう。
実際にボクは愛着を持ったし、なるべくこのコンビニを使いたいとも思っている。

普通に食べられる肉まんではあったが、質を担保するためには厳しい基準があるのだろう。

②コンビニの廃棄弁当やファストフード店で廃棄される肉。

そういえば、昔のボクも平気でコンビニの廃棄弁当を食べていた。

若い頃は、兄弟や周りの友人がコンビニでバイトしていることが多かった。
その流れで廃棄弁当をもらう機会があり、みんなで食べることがあったのだ。

たこ焼き・おにぎり・牛丼・パン・チキン、なんでもあってちょっとしたパーティーだ。
レンジをフル稼働しまくって、チン!という音が鳴り止まなかった。

その時も思ったが「普通に美味しい」のだ。

普通に食べられて、普通に美味しいのに、なぜ廃棄されるのかは全く分からなかった。
同じように分からなかったのは、ファストフード店でバイトした時に感じた違和感だった。
肉を焼いてストックしておくのだが、各アイテムによって保温時間が決まっていた。

その時間が過ぎると、その肉を一斉に捨てることになる。

名目としては、スピーディーに調理できるようにストックしつつ、美味しさの質を担保しているとのことだった。

もちろん、店側も損をしたくないので、マネージャーがストック量を調整していた。
しかし、予想が外れて大量のストックを捨てることも時々あるのだ。
どうせ捨てられるのならば、食べてみたいな〜とも思うが「絶対NG」という謎ルールが決められていた。

風紀的な問題なのか、衛生的な問題なのか、真相は全く分からないが不思議だな〜と思っていた。
といっても、10年以上前の話なので、今は一体どういう仕組みになっているのだろうか・・・。

③フードロス問題が表面化した理由は「SDGs」から。

ここ数年で「フードロス」という言葉を見聞きすることが増えた。
なぜ急に出てきたかというと「SDGs」という世界的な動きの影響なのだ。

「SDGs」とは、国連でまとめられた「持続可能な開発目標」と呼ばれるものだ。

ざっくりいうと、「人類がこのままいくとヤバい未来しか待っていないからどうにかしよう!」というのを目的にしている。
その目的を果たすために、国連をいくつかの目標が決められている。

その一つが「2030年までに世界全体の一人あたりの食品廃棄物を半減させる」らしいのだ。

だから、「フードロス」をなんとかしないといけないのだ。
あと10年で達成できるのか非常に不安な目標設定だ。
だが、この目標を達成せず今までと同じ生活をしていたら、どうヤバくなるかというと・・・。

「世界人口の爆発的な増加による食糧不足に陥る」と言われている。

日本は海洋国家なので「海の幸」で食えなくもないが、食糧を輸入に頼っている側面もある。
しかも、地球温暖化の影響で魚の生態が変わり始めており、徐々に魚の生息ラインが北上しているというニュースもあるぐらいだ。

ということは、ガチで取り組まないとヤバい可能性が本当に出てきている。
しかし、日本では「フードロス」問題は一向に進んでいる気配がしない。

④いつでも望んだ分だけ食べられるから解決しない。

せっかくの機会なので、色々と調べているとフードロスの根本的な原因が意外なものだった。
店舗のブランディング・料理のクオリティ担保・提供スピードの担保などでも無かった。
もっともっと根深い問題があったのだ。

「いつでも望んだ分だけ食べられるのが当たり前」という消費者が無意識に抱く過剰な要望だった。

パッと聞くと「そんなことで?」と苦笑いしてしまいそうな理由だ。
無意識だからこそ、厄介だとも思う。

冷静に考えると「いつでも望んだ分だけ食べられる」がとんでもなく異常な状況なのだ。

早朝は24時間営業しているコンビニやチェーン店でサクッと朝食を済ます。
昼間は至るところで飲食店が立ち並び、毎日のランチは気分によって変えている。
夜はみんなで飲み会をして、料理を多少残したところでお酒を飲みながら会話に花を咲かす。
深夜に締めとして、ラーメン屋で熱々のラーメンを一杯飲み干すのだ。

人は便利には逆らえない。
その便利を一度でも味わってしまうと、二度と戻れないのだ。

この問題のポイントは「クオリティ」「スピード」が高水準になってしまっていることだ。

「美味しいものをいつでも食べられる」という過剰な要望に応えるために、食糧を常時ストックした結果で「フードロス」問題が勃発しているのだ。

⑤「待つ」ことが大切なのかもしれない。

過剰な欲望はより加速していき、もはや人類全体の「現代病」と言っても良いのかもしれない。
そんなことを言っているボク自身もその病に取り憑かれている一人だ。

深夜にフラッと出かけて、すき家で食べるチーズ牛丼はとても美味しい。
こんなボクみたいな人がいるからこそ、フードロスは無くならないのだろう。

もし解決するのならば、どうしても「待つ」ことを取り組まないといけない。

先程の例えでいうならば、深夜にチーズ牛丼を食べたくなっても朝まで待たないと食べられない。
そんな状況を想像しながら書いてて、ちょっとゾッとしてしまった(汗)
だが、これぐらいしないとフードロス問題は解決しないのではないだろうか。

では、何をしたら「待つ」ことができるのだろうか。
子どもが遠足に行く前夜のように「ワクワク」する何かが必要なのだ。

・・・自分なりに少し考えてみたが、「待つ」に値するアイデアがどうしても出てこなかった。
フードロスについて興味が出てきたので、もう少し調べてみようと思う。

だが言えるのは、「待つ」という我慢を解放するカタルシスこそが、最高の調味料になるのではないだろうか。
それこそ、コンビニでいただいた廃棄予定の肉まんを越える程に美味しいのかもしれない。

そんなことを考えた今日この頃だった。

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