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留学生のひとりごと日記#2

2023/04/18


朝の光景

眠い。朝起きて最初の感想。

早起きが習慣となっており二度寝がしにくい体質。
健康でいいんですけど眠い時はちょっぴりだけしんどい。

授業に行くため校内を走るバスに乗る。友達もバスを待っていた。

「おはよう~」

朝バス停で話してくれる友達がいるだけで心がほっとする。

最近になり台湾人の友達との距離感がよくわからなくなってしまっていたので。


別に話せば普通に接することができるが、グループのようなものにすでになっていると「そこで完成されている」気がしてしまって踏み込みにくい。

なんてのは思い込みなのかもしれないがそんな確証もない。


「人間の悩みは、すべての対人関係の悩みである」
という言葉があるくらいなので結局どこにいてもそんなもん。

留学はキラキラしているなんて言う人もいるがそれが全てではないだろう。
悩む日や何にもない日だってある。

留学するから何かが特別なわけではない。
環境が自分の住み慣れた場所と変わった、そんな場所で自らが主体的に動く。
それでやっと少し特別になる。と思う。

一歩を踏み出し続けるのだ。

教室にて

そう、中間試験のレポートの内容を見てもらったのだ。
そのありがとうのお菓子を朝買ったのだが、
それを渡すのにもタイミングを詳細に伺う。
なぜかそこにハードルが存在する。まあ渡したが。

でもどこか情けないような苦しいような。


評価をされ人の流動性の低い教室という環境だからそうなのか。
それとも。

妨げは誰でもない「あの人」である。



先日「挙動不審やめな」と言われた。
自覚がなかったわけではない。特に失礼が無いようにしようとしてなおかつ緊張していると強く現れる。

ついでに自分が話している姿があまり好きではない。
特にすごいと自分が思っている人と話しているとき。なんか申し訳なく感じる。自分だけなのかな?
目を見れなかったりしてなんか不自然なふるまいをしていると思う(自分では)。


変わるように努力すればいいのだが、別に自分が死ぬほど嫌いなわけでもなければそのために自分を燃えさせることのできる理由がない。
怠惰。それが自分である。


だったら1人に振り切ってしまうという案もある。

「人」という字はお互いに支え合っているという言い回しがあると思う。

だが先日読み始めた『百〇三歳になってわかったこと』の一説に、甲骨文字までさかのぼるとそれは一本であるというような記述があった。

まあそれが真理の1つであるかもしれない。他にもあると思うけど。
でもそれほど自分は強くないと思う。


だらだら書いてしまった。
つまりは留学に行ってすぐ大きな変化なんてそうそう得られないと思う。
特にパーソナルな部分は。
自分の延長でありグラデーション的に変化していく。

自分で選んだ色を足していくというプロセスは必要だと思うが。


英語の授業

英語授業でグループでお話を演じるみたいなものが今度あるらしい。
それで今日はグループ決めがあった。
はいグループ決めて。と言われてすぐ誘ってくれた友達がいた。どれだけ嬉しかったか。
実際その友達とは仲が良いのである。

だが別に普段ご飯を一緒に食べたりはしない。
ほどよい距離というものがあるのだと思う。

まあ、この前台湾人のクラスメートから「なんでいつも1人なの?友達は?」と聞かれて「いるけども1人なんだよ」みたいに答えたら気まずくなったが。

これは台湾がご飯はみんなで食べるという文化があることに関係するだろう。誘われたら行くけど。

僕の人間関係は広くて浅くて狭くて深い。と思っている。が少し振る舞いを考えた方がいいかもしれない。


ミュージカルの授業

面白そうでたまたま通ったので受けてる授業。
最初は座学が多かったけど後々歌とか練習し始めて、聞くところによると本番の発表をやるらしい。

なんてこった。僕は歌うことやダンスが苦手である。ついでに人前が苦手だ。
圧倒的逆風である。
しかし単位の関係でやめる勇気もなく、とうとう本番の曲決めの日まで来てしまったのである。

やるっきゃないとは思っている。
ホンネを言えば歌いたくないが。
(だから今までカラオケで歌ったことがある記憶は無い。そもそもいかない)
でも合唱とかみんなで歌うなら抵抗は少ない。

これは僕の中の矛盾した感覚がある部分だ。
集団の中で個性が埋もれてしまうのが嫌で「みんなといっしょ」は嫌なのに、何かに挑戦したりするのには「みんないっしょ」だと踏み出しやすいという意味で好む。

いや、個性や違いを尊重したうえで個がまとまる。
そんな感じならいいのかもしれない。

やっぱり1人じゃ社会は変わらないのでみんなでやる必要がある。

だからまずは1人から始めないとだけど。


寝る

書きすぎになりそうだからもう寝る時間まで飛ばす。
(なるほど文章上ではタイムワープができる)

昨日か。ルームメイトが「少し暑いからエアコンつけよう」と言ったのは。
4月でエアコンをつけるなんて北海道出身だった自分からしたらすごく驚きで、やっぱり場所で自然環境とその暮らしは違うのだなと改めて感じたのだった。

と蚊帳(これもこっちは蚊が多いから)の内で眠りにつくのであります。

晚安。


・全体を見返したときに今の自分は「人間関係」という部分に特に注目がいくような傾向がある気がした。

・文化を話題にするのは「良い言い訳」となり不自然でない。と思う。ネクストdo。

もしもサポートを頂けたなら、それはさらなる経験に使い、僕の視点からその経験を文章にして共有させていただきます!