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採用と推し活の共通点

こんにちは。
ごうさんと言います。

来て下さりありがとうございます!



突然なんですが、私って某女性アイドルグループが好きなんですよ。

ちゃんと推している子がいて、ライブ行ったり、ブログ読んだりしていて、いわゆる推し活をしてます。



「結婚と就活は同じ」



これは世の中でもよく言われてますよね。
自分も採用関係のセミナーとかに参加してるとよく耳にします。


でも、自分は

「採用活動と推し活は同じ」

を提唱したいです。
(ふと思ったので記事を書いてます。)



いきなり言われても「?」ですよね。


ここで離脱せずに一つ聞いてください。



推し活で最終的に何をすることでしょうか?



応援してる子にお金を使うことですよね。
(異論は認めます)


直接的なことはあまり無いかもしれませんが、ライブに行く、その子のグッズを買う、グループのCDを買う、など。
(あくまで3次元のアイドルの場合です)

考えてみるとたくさんあります。

たとえお金をかけられなかったとしても、動画を見る、ブログを読む、SNSをチェックする。
いろんな推し活があります。

推し活についてはこちら↓


グループアイドルだと魅力を持ってる子がたくさんいるんですが、お金の面でも時間の面でもそんなにたくさんの子を推す余裕はありません。

特に魅力を感じた一人とか、数人とかが推しになり、あとはグループとして応援している感じになります。




一方、採用活動はどうでしょうか?

採用して働くようになると、採用した人に対してお金を払うようになります。
給与や賞与はもちろんですが、間接的には福利厚生費や社会保険、労働保険なんかのお金も社員のために払ってますよね。


サラリーマンの生涯収入は約2億円と言われてます。

https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/tips/life-earnings.jsp#:~:text=Q1%EF%BC%8E,%E5%B9%B4%E5%8F%8E%E3%81%AF%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%8F%E7%95%B0%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

参照は以下


しかし、上にあげた社会保険や福利厚生なんかを考えると一人の社員あたりもっと多くのお金が掛かってます。


新卒採用するということは、その人に対してそれだけのお金を払う価値があると判断している、ということです。

採用の決断ってそれだけ大きなお金をかける活動なんですよね。

過剰に採用するなんて簡単にはできないですから、企業も相応の覚悟を持って一人ひとりを採用をしています。

魅力のある子が多くいても、全員は採用できないですから。



ここまで読んできた方、どうでしょうか?

何か似てると思ってきませんか?



思わない?



じゃあ次に行きましょう。



次はちょっと視点を変えましょう。


なぜ推し活するか。


これは人によって異なるので、3次元のリアルアイドルを推している自分の主観であることをご承知ください。

さて、アイドルを推す理由、
それは「将来への期待」です。

「可愛い」

それだけじゃ推しませんよ。
それで推してたらみんな可愛く思うから大変なことになります。


それだけじゃ足りないんです。 

「将来活躍するところを見たい」
「もっと大きなステージで輝いてるのを見たい」

そういう気持ちになるから推すんです。


そしたらなぜ推したい気持ちになるか。


推したい気持ちを引き出すのはその子の「ポテンシャル」です。

ルックスもその一つですし、歌が上手い、ダンスが得意、トークがずば抜けてる、など。

「上手だから良い」というわけではありません。

今のアイドルは「成長過程を楽しむもの」と言われます。

つまり、推し始めの時点ではそうでも無かったりすることも多いです。

でも、アイドルを見てると「上手」「下手」以上に何かピンとくる、琴線に触れる、心に刺さるものがあるんです。

それが「推しになるタイミング」です。

私もそういうタイミングがありました。


ただ、そのポイントは応援する側の人によって違います。

歌に魅了される人もいれば、ダンスに衝撃を覚える人もいるし、バラエティを見て心惹かれる人もいます。

つまり、「見る人によって魅力に感じる人が変わる」んです。
これ大事です。

ちなみに、いろんな人の「推しになった瞬間集」





さて、採用活動ではどうでしょうか?

採用担当者はいろんな就活生を見ますよね。

そして、その中で採用したい人、つまり「推し」を選ぶわけです。



当然、就活生には皆さん違った魅力がありますよね。

コミュニケーション力が高い人
丁寧な仕事ができる人
機械工学の知識を持った人

何も魅力を持ってない人はいません。
いろんな人がいて、それぞれ一人ひとりに良いところもあれば足りてないなと思うところもあります。

そんな中でどうやって採用する人(推し)を選ぶのでしょうか。

新卒採用においては、「その人のポテンシャル」と「会社の雰囲気に合うかどうか」です。


将来こういう仕事で活躍できそう。

うちの社風とマッチしてるから頑張ってくれそう


そういった視点で選んでいます。

雰囲気に合わない人はミスマッチにつながりますし、適性外の仕事をすることになってもミスマッチを引き起こします。


意外と(?)能力が高い人から選ぶというわけではありません。

社内の給与体系のバランスもありますし、能力が高すぎる故のミスマッチもありますから。


採用された側からすると、「え、こんな事しかできないの?」
採用する側からすると「なんでこんな人がうちに来たの?」
みたいな。

採用してる方にとって、「なんでこんな人がうちに?」って思った経験ないですか?

話がちょっとそれちゃいました。


会社にフィットする、自社で活躍してくれる、そんな「推し」を決めるために面接したり、自己PRを聞いたり、その根本にある考えや価値観を測ったりするんですね。

そして合っている人を採用する。

合わなかった子は魅力を感じながらも不採用とする。

でも、不合格だとしても合わなかっただけでその子の能力を否定する訳ではありません。
その子の将来は楽しみにしてますし、別の企業で活躍することを願ってます。




ここまで聞いてると「似てるな」と思ってきませんか?笑



思いますよね。笑



つまり、「採用活動」と「推し活」は根本的に似ているんです!




さて、これを考えてる時に自分で思ったことが一つありました。


それは、「推しのことを語れるか?」ということです。


アニメのこのキャラクターが好き、アイドルの推しメンがいる、お気に入りのスポーツ選手がいる、なんでも良いです。


「好きなもの」ってめちゃくちゃ語れませんか?

自分は語れます。
推しメンの良さ、魅力、好きなところ、いろいろ話せます。なかなか止まりません。


それでは、採用をしている皆さんにお聞きします。

採用したい推しメン=内定出した人の良い所をたくさん語れますか?


この人はこういう考えで、こういうことを目指している。
人間的にこういうところが優れている、こういうところは足りてないけど、それを補って余りあるほどの強みがある。
能力面ではこうで、こういうところが強い。
仕事でもこういうところで活躍出来る。
うちの会社とはこういうところがフィットしている。
こういうところには不安はあるが、それは入社後に磨いていけるところなので大丈夫。

例えばこんな感じ。


採用をしている皆さん、どうでしょうか?


自分はこんなに無理です。

採用で自分が面接を担当しないのもありますが、学生のことをたくさん理解できるほど個別の時間を取れてないです。

採用したい「推しメン」なんだから、「雰囲気がいい」「うちに合いそう」だけじゃなくてもっと語れないとダメですよね。


ここは自分の改善点。
工夫しないといけないところです。

採用担当として、自社を受けてくれてる人のことをもっと理解できるように頑張ります。



他にも思うことはあったりしたのですが、すでに3000字を上回ってきてるのでこの辺で今日は終了します。


少しでも良いと思ったら「スキ」をお願いします。
皆さんの「スキ」で“推して”もらえると、書く方もやる気になります、モチベーションが維持できます。


ここまで読んでくださりありがとうございました!

ぜひまた読みに来てくださいね。




ごうさん




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