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45_相反するコミュニケーションスタイルを持つことの嬉しい効果

皆さま、こんにちは。
本日は対面講座の受講者様からのご質問にお答えいたします。いつもたくさんのご質問をありがとうございます!今回の回答内容もぜひ職場でご活用ください。

【質問】
先日の対面講座で、詳細タイプの自己分析をしました。あっという間の90分でした。ありがとうございました。
改めて自己分析をしたら、メインタイプはアナリティカル、サブタイプはエクスプレッシブという結果でした。この2つは自己主張と感情表出が正反対のタイプです。正反対のタイプをメインとサブに持っているというのは、どのような意味がありますか?

アナリティカルとエクスプレッシブは自己主張の強さ・感情表出の高さともに正反対のタイプ。

【回答】
対面講座にお越しいただきありがとうございました。この日はより詳しい自己分析をしていただき、メインタイプとサブタイプという捉え方をご紹介しました。

例えば、「あなたはアナリティカルですね」と言われて何となく違和感のある方もいらっしゃると思います。職場ではコツコツと情報を分析して冷静沈着に仕事を進めるけれど(アナリティカルの特徴)、ふとした瞬間に大きめのボディランゲージ(身振り手振り)を使ったり、「ガンガン行こう!」「グッときた!」など擬態語・擬声語が出ることがある(エクスプレッシブの特徴)というように、ご自身の中に2つのタイプを併せ持つ方がその例です。

実はこのようにご自身の中に複数のタイプを持っている方は多くいらっしゃいます。そのため今回の対面講座では、より自己理解を深めていただくために、メインタイプ・サブタイプという捉え方をご紹介しました。

一番強いタイプがメインタイプ、二番目に点数が高いのがサブタイプ。黒いグラフの方は、メインがドライビング、サブがエクスプレッシブです。

さて、正反対のタイプを持っている意味についてです。これは、ご自身の中に補完し合うタイプを持ち合わせているとご理解ください。

仕事はアナリティカルで進めるけれど、煮詰まって前に進めなくなった時に、意識的にご自身の中のサブタイプであるエクスプレッシブを引っ張り出して「前例を踏襲しないとしたらどのような進め方があるだろう?」「気持ちがワクワクする選択肢は?」と考えてみてください。そうすることで、まるで優秀なコーチにコーチングを受けるのと同じ成果を手にすることができます。(セルフコーチングの効果。セルフコーチングの魅力については、改めてお伝えします。)

メインもサブもアナリティカルという方は、上記のような場合には、正反対のタイプ(エクスプレッシブ)の方にアドバイスを求めることで解決に向かいます。
この時に大切なことは、いつもお伝えしているように「人と自分は違う」ことを理解し、相手のアドバイスを一旦素直に受け入れてみることです。
自分と違う思考や行動特性を理解し受け入れられるようになることは、相互理解を深めるタイプ別コミュニケーション術を学ぶ醍醐味でもあります。

ぜひ正反対のタイプを併せ持っている方は、それぞれの特徴を最大限に活用して、ご自身の可能性を広げていってくださいね!

【アカウント統一のお知らせ】
現在更新中の2つのアカウントを、本アカウントに一本化することを予定しております。
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今までと変わりなく、タイプ別コミュニケーション術に関する受講者様からのご質問に回答するのと併せて、1on1やコーチングなど、その他のテーマに関するコラムも発信をしていく予定です。引き続き、フォローのうえ皆様の職場でご活用いただけますと幸いです。

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