見出し画像

18_ムスッとしているドライビングにも、挨拶したほうがいいですか?

皆さま、こんにちは。
本日もご質問にお答えしますね。いつもご質問ありがとうございます。

 【質問】
ドライビングにも挨拶したほうがいいですか?

 【回答】
まず、この質問をいただいた背景を考えることから始めたいと思います。

質問者様の周りにいるドライビングは

 ・朝、出社時に挨拶しても挨拶が返ってこない。それどころか、表情も変わらないし、怒っているように見える
・あなたが挨拶をしても「ハイ」(このハイはどういう意味なのか不明)と言うだけ
・挨拶を返さないのに、「きちんと挨拶しなさい」と怒る

といった感じでしょうか。
いずれにしても、コミュニケーションをとりにくいですね。

さて、質問です。
挨拶はなぜすると思いますか?

・マナーだから
・自分が挨拶をすると気持ちがいいから
・自分の存在に気づいてほしいから

など、色々な思いで挨拶されると思います。

マナーの面から申し上げると、挨拶には「相手の心を開く」という意味があります。ここでぜひ大切にしていただきたいのは、「挨拶をすると気持ちがいい」という点です。

挨拶は人間関係を構築する基本ですが、自分の気持ちを整えるという面もあります。相手の感情に振り回されない自分を育てるためにも、ぜひ挨拶はしてください。挨拶をしているあなたを、周りの方はきちんとみています。

最後に、「タイプを言い訳にしない」ということについてお伝えします。

・どうせ、私は感情表現の下手なドライビングだから
・やっぱり、あの人は自己主張の強いエクスプレッシブだ
・私はスピード感に欠けるアナリティカルなのよね
・いつも人の気持ちが気になって動けないのは、エミアブルだから

などは、タイプを言い訳にして、自分の成長やコミュニケーションの可能性にふたをする考え方です。相手を排除したり、レッテルを貼るのも残念な使い方です。

ソーシャルスタイル理論は、コミュニケーションの可能性にふたをするのではなく、可能性を広げるために使っていただきたいと考えています。

「どうせ、あの人はドライビングだから挨拶をしても返ってこない」と決めつけず、自分の気持ちを整えるために挨拶をしたいものです。

そして、「私は怖く見えるドライビングだから、挨拶を返さなくても誰も文句を言わない」と自分のタイプに言い訳をして、人間関係を良くする努力を怠ることが無いように、お互いに気をつけていきたいですね。

気持ちの良い挨拶で、新しい1日を始めましょう!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?