武知慶

こんにちは、武知慶(たけち きょう)です。

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最近の記事

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祖母ロン読書会をやってみた。

こんにちは、武知慶です。 祖母ロン(椹野道流著『祖母姫、ロンドンへ行く!』)が発売されてちょうど1周年だった2024年4月20日(土)に読書会を開催しました。 今回はそのお話を。 事の始まりそもそもの始まりは、私が思いつきで投稿したツイートでした。 ツイートした日は、リントンズで期間限定発売のスペルト小麦のスコーンを食べたのですが、それがあまりにも美味しくて。 そのスコーンは期間限定なので難しいけれど、各自で好きなスコーンや紅茶を持ち寄って、祖母ロン読書会ができれば楽しい

    • 【展覧会レポ#1】junaida展「IMAGINARIUM」

      お久しぶりです。武知慶です。 『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』(ちいさな美術館の学芸員/産業編集センター)に影響を受け、見に行った展覧会のレポートを書いてみることにしました。 今回は市立伊丹ミュージアムで開催中のjunaida展「IMAGINARIUM」です。 開催概要はこちら。 junaidaさんとの出会いちょっと仰々しいですが。 私がjunaidaさんを知ったのは、ほぼ日手帳でした。ほぼ日オリジナルのカバーとweeksにjunaidaさんの作品がデザインさ

      • 2023年10月の読了本

        こんにちは。武知慶です。 2023年10月に読んだ本のまとめです。 大使が語るジョージア 観光・歴史・文化・グルメ (ティムラズ・レジャバ/ダヴィド・ゴギナシュヴィリ)X(旧Twitter)を通じて知ったティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使の著書。 正直にいうと、この本を読むまでジョージアという国のことを知らなかったけれど、俄然興味が湧いてきた。 歴史も文化も、魅力的なところがたくさんあって、行ってみたい国のひとつになった。言葉がちょっと難しそうなことと、アルコールを飲め

        • 2023年9月の読了本

          こんにちは。武知慶です。 2023年9月に読んだ本のまとめです。 レモンと殺人鬼(くわがきあゆ)表紙のイラストが印象的な『このミス』大賞受賞作品。 どんでん返しは確かにそうなのだけど、結構強引で力業。謎解きを楽しむというよりは、登場人物全員がちょっとぶっ飛んでいる……というところを楽しむタイプの作品なのかな、と。 最後まで読んで、「聯愁殺」(西澤保彦)を連想したのは私だけでしょうか……。 (うーん、これもネタバレになるのかな?) テムズとともに--英国の二年間(徳仁親王)

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        祖母ロン読書会をやってみた。

          2023年8月の読了本

          こんにちは。武知慶です。 2023年8月に読んだ本のまとめです。 (8月は2冊だけ……) ムーミン谷の冬(ヤンソン/山室静)本来であれば冬眠していて、知ることのない冬。なぜか冬眠から覚めてしまい、ムーミントロールは一人で冬の世界を冒険することになるーー。 ムーミンシリーズの中で一番好きな作品。 一言で"冬"といっても、北欧と日本とではイメージにかなり差があると思う(日本でも、雪の多い地域とそうでない地域とでも違いそうだけど)。きっと、冬は雪に囲まれて、しんと静かなんだろう

          2023年8月の読了本

          7月の振り返り+8月の目標

          こんにちは。武知慶です。 もう8月になりましたが……7月の振り返りと8月の目標です。 2023年7月の振り返り目標:週1回(土曜or日曜)、noteを更新する →結果:目標達成! 何とか、毎週日曜日にnoteを更新できました。 ……改めて、文章を書くことの難しさを痛感しました。 もっと読みやすい文章書けるように精進しますー! 目標:ミュゼ活する →結果:ルーヴル美術館展には行ったものの。。。 京都市京セラ美術館で開催されている『ルーヴル美術館展 愛を描く』に行ってきま

          7月の振り返り+8月の目標

          2023年7月の読了本

          こんにちは。武知慶です。 2023年7月に読んだ本の感想文です。 ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ/知廣純)本の内容説明で、ミステリなのかと思っていたけれど……そう思って読むと少し物足りなく感じるかも。 それより、湿地でひとり生き抜いた女性の成長譚として読むほうが合っていると思う。著者が動物学者なだけあって、湿地を取り巻く自然や動物たちの描写が素晴らしい(これを翻訳するの大変だったんじゃないかなぁ)。 映画もまだ観てないので、これから観ます。。。 人の波に乗

          2023年7月の読了本

          推し活って……ナンダ?

          すっかり"推し活"という言葉が定着し、推し活用のグッズをよく見かけるようになった。 "推し"がいることによって、自分の生きる活力になるのは素晴らしいことだと思う。好きなもののことを楽しそうに話す人を見ると、(そのジャンルに関心がなくても)幸せな、楽しい気分になる。 ただ、"推し活"という言葉にされると……違和感を覚えてしまう。 "活動"することが目的になってしまっているような気がするからだろうか。ライブや舞台に行った回数だとか、グッズを買った数(もしくは金額)だとか……そん

          推し活って……ナンダ?

          おしゃれな人になりたい。

          こんにちは。武知慶です。 今回のテーマは、"おしゃれな人になりたい。"です。 おしゃれな人になりたい。 とは言っても、別に流行の最先端にいたいということではなく。 自分の好みや自分に似合うスタイルを確立している人になりたいのです。 元々、おしゃれには全く興味がなく、流行って何ソレおいしいの?というタイプ。 今から思えば、学生時代にもうちょっと流行を追ったりしておけば良かった、と少し後悔しています。 実際に身につけるかどうかは別として、色んなものに触れていれば、自分の好みを

          おしゃれな人になりたい。

          読書の話。

          こんにちは。武知慶です。 今回のテーマは"読書"です。 ちょっと前にはなりますが、「#名刺代わりの小説10選」を考えました。 名刺代わりということなので、子供の頃好きだった作品からも何冊か選びました。 で。子供の頃に読んでいた本を思い返したりしているうちに、そもそもどうして本が好きになったんだっけ?ということを考えまして。 誰が興味あんねんレベルの話ですが、思い出せる範囲で、本が好きになったきっかけや読書遍歴を書いてみようと思います。 何で本が好きになったんだっけ?

          読書の話。

          手帳会議2024 vol.1

          こんにちは。武知慶です。 今回のテーマは……"手帳"です。 2023年も上半期が過ぎたということで、現在使用している手帳について整理しようと思います。 現在使用中の手帳たち その1:トラベラーズノート(レギュラーサイズ) セットしているリフィルは次の3冊。 2023月間(レギュラーサイズ) 026/ドット方眼 013/軽量紙 ドット方眼リフィルでは、月に1冊バレットジャーナルをつけています。 月毎に新しいリフィルを使うので、1年を通じて必要な情報は月間リフィルに

          手帳会議2024 vol.1

          2023年6月の振り返り+2023年7月の目標

          こんにちは。武知慶です。 月末ということで、今月の振り返りと来月の目標です。 (今日で2023年の半分が終わるなんて信じられん……) 2023年6月の振り返り目標:本を5冊読む →結果:目標達成ならず(読了本は4冊……) 2023年6月の読了本という記事も書いたので、すでにお気付きかと思いますが…… 今月読んだのは以下の4冊です。 ゴリラ裁判の日(須藤古都離) こうしてイギリスから熊がいなくなりました(ミック・ジャクソン) 新装版 タイム・リープ<上> あしたはきの

          2023年6月の振り返り+2023年7月の目標

          2023年6月の読了本。

          こんにちは。武知慶です。 2023年6月に読んだ本の感想文です。 ゴリラ裁判の日(須藤古都離)人間を人間たらしめているものは一体何なんだろう。 そんなことを考えさせられた作品。 作中では、人間と動物の違いは複雑な言語体系を持つか否か、とされている。 ニシローランドゴリラのローズは、言葉を理解し、手話を介して会話をすることができる。 ローズ以外のゴリラも、学習機会があれば言葉を理解することができる(かもしれない)。 だから、ゴリラも人間に分類される--というのは少し屁理屈に思

          2023年6月の読了本。

          2023年6月の目標

          こんにちは。 唐突ですが、月末に翌月の目標を発表+前月の振り返りをしていこうと思います。 (目標を発表することで、ちゃんとやろうという意識を自身に植え付ける作戦) 今回は初回なので、来月の目標だけ。 本を5冊読む 具体的な数字を目標に読書するものではないと思うのですが、 いかんせん最近読書量が減っており……。 それが自分でも少し寂しい+やはり本が好きなので、 具体的な数字を目標にして、本を読む習慣を取り戻したいなと。 読もうと思っている本は次の5冊です。 ゴリラ裁判の

          2023年6月の目標

          映画『TAR/ター』鑑賞。

          映画『TAR/ター』を鑑賞。 ケイト・ブランシェット様に圧倒されるばかり。 男性優位な世界で必死に戦ってきたんだろうなぁ、と思わせる凄みがあった。 首席指揮者という立場のターは、万能感に囚われていたのではないかと思う。 それが他者との接し方にも現れ、知らず知らずのうちに溝が深まり、孤立していくことになってしまった。 謙虚さというか……他者は自分の持ち駒ではない、ということは、 肝に銘じておかなければならないな、と思う。 鑑賞中、もしターが男性だったら? 同性愛者じゃなかっ

          映画『TAR/ター』鑑賞。

          『祖母姫、ロンドンへ行く!』(椹野道流/著)

          本に限らずだけれど、出会いというのは不思議だと思う。 たまたまTwitterでちびすけさんの写真を見かけなければ、私は椹野先生のことを知らずにいたかもしれない。 そしてこのタイミングで発売されたのがこのエッセイ本でなければ、手に取っていなかったかもしれない。 (もしシリーズものの最新作とかだったら、気後れしていたかも) 何にせよ、出会いって上手くできてるなぁ、と。 こんな怪しげな文章で始めたのも、このエッセイに描かれている人々との出会いが、全て素敵だからで。 一流ホテルに勤

          『祖母姫、ロンドンへ行く!』(椹野道流/著)