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推し活って……ナンダ?

すっかり"推し活"という言葉が定着し、推し活用のグッズをよく見かけるようになった。
"推し"がいることによって、自分の生きる活力になるのは素晴らしいことだと思う。好きなもののことを楽しそうに話す人を見ると、(そのジャンルに関心がなくても)幸せな、楽しい気分になる。

ただ、"推し活"という言葉にされると……違和感を覚えてしまう。
"活動"することが目的になってしまっているような気がするからだろうか。ライブや舞台に行った回数だとか、グッズを買った数(もしくは金額)だとか……そんなもので"好き"の度合いを測られているように感じ、何だか疲れてしまうのだ。

そういうもので自分の"好き"の度合いを測られてしまうのなら、最初からその輪の中に入りたくない、と思ってしまう。
ファンになったばかりの人に対して、"にわか"とちょっと下に見るような風潮も苦手だ。誰だって最初はにわかだったはずなのに。
どうしてわざわざファンを減らすようなことをするのだろう?

"推し活"とはちょっとズレるかもしれないけれど、最近素敵だなぁ、と思ったツイートがある。

「え、まだ読んだことないの?」ではなく、「え!!あの感動をこれから体験できるの!?」という反応が、とても優しいなぁ、と。
初心者の人に対しては、こんな風に「これからまだまだ楽しいことが待ってるよ!」というスタンスでいたいと思う。

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