自立援助ホームALP港南台

神奈川県横浜市にある自立援助ホーム「ALP港南台」の公式noteです。子どもたちの様子や施設のこと、発達障がいのことなどを発信しています。ホームページでイベントの紹介もしています。よければ遊びにきてください。https://www.alp-kounandai.com/

自立援助ホームALP港南台

神奈川県横浜市にある自立援助ホーム「ALP港南台」の公式noteです。子どもたちの様子や施設のこと、発達障がいのことなどを発信しています。ホームページでイベントの紹介もしています。よければ遊びにきてください。https://www.alp-kounandai.com/

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    【ご挨拶】横浜市の自立援助ホーム「ALP港南台」についてのご紹介

    はじめまして。 神奈川県 横浜市の自立援助ホーム「ALP港南台」です。 事業を開始させていただき2年目。 新たな取り組みとして、皆さんに自立援助ホームとそこに住む子どもたちについて知ってほしいと思い、noteで発信することにしました。 「自立援助ホームってなに?」 そう思われる方に、少しだけ私たちのお仕事や発信の内容をご紹介します。 ALP港南台とは?ALP港南台は、神奈川県 横浜市にある自立援助ホームとして開設しました。 ALP港南台は、児童福祉法に基づき設立され

      • ALP港南台スタッフ紹介

        こんにちは。ALP港南台です。 今日は日々子ども達と向き合っているスタッフの紹介をしたいと思います。 ALP港南台は、6名のスタッフで回しています。 半分は福祉の経験者ですが、半分は異業種で活躍されていました。 警察官や、スポーツインストラクター、商社の人事部、外資系企業のエリアマネージャーといった様々な経験をしてきた者が集まっております(笑) 元警察官は鑑識にいただけあって、アセスメント能力に長け、鼻も効き、勘がいいですし、その他の方達も、人を相手にする仕事をしていた

        • 自己肯定感と自立

          こんにちは、ALP港南台です。 みなさんはご自分は自己肯定感が高いと思いますか?それとも低いと思いますか? ここで言う自己肯定感とは「良いところも悪いところも全部ひっくるめて、ありのままの自分を認める感覚」をいいます。 よく、親の接し方で自己肯定感が育まれると言われていますが、もしそうであれば、私自身もっと自己肯定感が高いはずですし、私の周りを見回しても、そんなに大事にされてるのに何故?と思う事がもっと少ないはずです。 自己肯定感を高めるには、「大切な存在である」という

          • 支援の悪い癖

            こんにちは、ALP港南台です。 人は様々な固定観念を持っています。 なかには教育の影響でできた場合もあります。 もちろん固定観念が悪い、というわけではありません。 ですが囚われすぎてしまうと、物事の本質を見失う可能性があります。 今日は、そんな固定観念に囚われてしまうと本質を見失ってしまう、というところから、私たちの考える支援のお話をしたいと思います。 私たちが受けてきた教育私たちは看護学校やカウンセラー養成所で、問題行動の背景に目を向けるように教育されてきました。

            子育ては「たくさんの手」で

            こんにちは、ALP港南台です。 世の中にはいろいろな子育て論が溢れています。 そして発達障害の特性のある子どもへの接し方・導き方にも、いろいろな考えやアプローチの方法が溢れています。 どれも正解のような気がして、実践してみたりしましたが、現実とそぐわなかったり、余計に落ち込むことになってしまったりと、ずいぶん振り回されてきたと感じております。 特に母性神話、愛着障害やプライバシーに配慮しすぎた家族単位での子育てなどによって、心細い思いをしてきました。 母性神話は美しい愛

            新年明けましておめでとうございます。

            昨年は色々とありましたが、沢山の方に支えていただき、励ましに勇気づけられ、人のご縁に感謝の年でした。 本年も何卒よろしくお願いします。 さて、ホームのお正月ですが、元旦くらいはゆっくり寝かせてあげたいなと思いながらも、全員いつもと同じ時間に起床し、新年の挨拶をいたしました。 今年の抱負を発表しあい、和やかな雰囲気でスタートしました。 それぞれ乗り越えていかないといけない課題はありますが、おおらかに支えていきたいと思います。 ホームに繋がってくれた子達が、沢山の幸せに包まれま

            家族だけでは解決できないことを他者に助けを求められますように

            こんにちは、ALP港南台です。 不登校・引きこもりの子は後をたたないということを、私たちは目の当たりにしています。 問題はひとつではないですし、その子とご家族の抱える葛藤も様々です。 そして、不登校・引きこもりが長期化して苦しんでいる方もおられます。 今日は、不登校・引きこもりという観点から、お話をしたいと思います。 不登校・引きこもりと家族の葛藤自分の子が目の前で過呼吸を起こしたり、真っ白な顔をして学校へ行く支度をしていたりすると、親はその健気さに胸が締め付けられます

            児童精神科医 鈴木雅弘先生 ラジオで語られたこと 第3回

            こんにちは、ALP港南台です。 東京渋谷区にある1st STEP 心のクリニック院長の鈴木雅弘先生のお話も、今日が最終回となります。 前回までをまだ読まれてない方は、ぜひお読みになってみてください。 最終回となる今日は、子どもの嘘、暴言・暴力への対応についてお話を伺いました。 子どもの「嘘」ーーー子どもってよく、パッと嘘をつくじゃないですか。この辺のいい対応の仕方というのはありますか? 嘘の対応ですか?基本、無視(笑)子どもはただ、その場で逃げたいだけですよね。その

            児童精神科医 鈴木雅弘先生 ラジオで語られたこと 第2回

            こんにちは、ALP港南台です。 前回に引き続き、今日も東京都渋谷にある1st STEP 心のクリニック院長の鈴木雅弘先生のインタビューをお届けします。 前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひお読みになってみてください。 今回は、鈴木先生にお伺いした、子どもが入る施設や引きこもり・不登校についてお届けします。 子どもが入る施設についてーーー子どもが施設に入ることもあると思うんですが、役割的にはどうなんでしょうか?児童相談所になるんですか?民間でも、NPOとかであるものなん

            児童精神科医 鈴木雅弘先生 ラジオで語られたこと 第1回

            こんにちは、ALP港南台です。 今日から3回に分けて、私たちのスーパーバイザーでもある東京都渋谷区にある1st STEP 心のクリニック院長で精神科医・児童精神科医の鈴木 雅弘先生がご出演されたラジオの模様をお届けしたいと思います。 子どもと関わる方々に、鈴木先生の気さくなお人柄と信念が伝われば、と思います。 心理学を学ぶきっかけは幼稚園免許でしたーーーまずは、簡単に先生のご経歴をお聞かせください。アメリカで心理学の勉強をされたとありますが、その経緯などもお願いします。

            孤独が心を蝕む、モンスターになる人々

            こんにちは、ALP港南台です。 社会には、どうしても煙たがられてしまう「面倒くさい人」がいます。 もちろんそのような人たちも、自らそうなろうとしているわけではないでしょう。その裏には様々な感情が秘められていると思います。 ですがその生きにくさは「面倒くさい人」自身が招いていることと言い切れるのでしょうか? 今日は、どうしても社会から弾かれやすい「面倒くさい人」のお話をしようと思います。 社会から孤立する人先日、施設長が勤める病院を退院した方が、自ら命を絶たれたそうです。

            本質を見極める

            こんにちは、ALP港南台です。 弊ホームの施設長は、週に2日ほど病院の精神科で勤務しております。 これは気分転換とともに、視野が狭くならないためにと判断してのことだそうです。 そんな施設長が言うには、10代の子どもの入院が増えているとのことでした。 子どもたちが訴えている気持ちも思考パターンも同じようなものだそうです。 今日は、そのような子どもたちのことをお話したいと思います。 矛盾する気持ちと不安「死にたい」と言って飛びおりてみたかと思えば、「死にたくない」から監視の

            【告知】ALP港南台で、アロマスプレー作り体験講座のご案内です

            こんにちは、ALP港南台です。 今日は私たちALP港南台で実施するイベントのご案内をします。 2名のアロマセラピストさんをお招きして、7月10日に実施するイベントです。 アロマに興味がある方はもちろん、ALP港南台を実際に見てみたいという方も、ぜひご参加ください。 アロマスプレー作り体験会の内容アロマスプレーは、植物由来の天然精油に、同じく植物から抽出された植物エタノールや精製水だけで作ったスプレーのことです。通販サイトなどでも購入でき、いろいろな人から人気を集めている

            ありのままを受け入れることが大切かもしれない

            こんにちは、ALP港南台です。 今回は、私たちが何かと交流のあるAくんとの会話で感じたことについてお話ししたいと思います。 子どもに限らず、誰にでも幸せな人・不幸な人という基準があります。 大人が子どもに接するときも、子どもを「幸せ」と見るか「不幸せ」と見るかはとても大切になります。 見方しだいでは、子どもを「自分は不幸せだ」と感じさせてしまう可能性もあるからです。 このことは私たちだけではなく、子どもに接するすべての人が覚えておくべきことだと思います。 テレビは極端