習慣にメスをいれる
noteをご覧いただきありがとうございます。
今回の内容は、自粛があけ久しぶりにウエイトトレーニングを再開した時の気づきについて書きました。
先日(といっても6月頃)、自粛あけからそこまで日が経っていないにも関わらず、デッドリフトのMAX重量を更新することができました。
再開後のトレーニング回数から考えても、筋力が伸びたと言えるタイミングではありません。
また、前回のトレーニングで250kgがやっとだったことからも、当日に実践した内容がよかったと考えるのが妥当です。
※これまでのベストが270kg、今回引けたのが275kg、どちらもベルトレスのストラップあり
ルーティン
デッドリフトに限らず、スクワット、ベンチプレスにもルーティンがあり(もちろん他の種目も)、一連の流れの中でコンディションや感覚を確認しフォームを微調整しています。
第三者からすれば一見不要に感じる動きでも、自分(本人)にとっては大切な流れの一部です。
つまり、バーに触れる前からすでに試技は始まっていると言えます。
そのため、自分もルーティンは必要で大切なものだと考えています。
ですが、当時は必要だっとことが今でも必要なのか?ということには、時々立ち返るべきではないかと思うのです。
デッドリフトのルーティン
これまでは、挙上前に膝を曲げることで脛を倒し、脛がバーに触れてから動作を開始していました。
立ち位置からバーまでの距離を確かめていたのですが、そもそもバーを握るまでに足の位置を決めているため、この動作は必要なのかと思い始めました。
また、腕が短く身体に厚みがある自分にとっては、どれだけ高い位置からスタートできるかが重要なポイントになります。
そのため、できるだけしゃがまずに動作を開始したいのですが、これまでのルーティンでは膝が必要以上に曲がった位置からのスタートになっていました。
ルーティンの見直し
デッドリフトの感覚がいい時は、膝の伸展より先に股関節が起き始めているように感じます。
実際は地面を押しながら挙上を開始しているため、膝と股関節の伸展が同時に起こっているはずなのですが、膝に余計な遊びがないのでそのように感じているのではないかと考えています。
※これは個人の感覚です。
今回は、膝を曲げた位置からスタートポジションに合わせるのではなく、膝が伸びた位置から合わせることでバーを握ってからの動作を少なくしました。
1度軽くしゃがんでフォームを組むか、立位から直接フォームを組むかの違いです。
たったひとつの動作を削っただけですが、記録が変わるほどの影響がありました。
習慣にメスをいれる
今回はトレーニングのテクニックではなく、ルーティンを中心に話を進めましたが、何かをやめるアプローチはルーティン以外にも当てはめることができます。
トレーニング前のウォームアップやトレーニングそのもの、延いては日常生活など、余計なことをしない、マイナスを排除することも成果をあげるためには重要です。
自分自身のコンディションや能力は日々変化します。
このようなマイナーチェンジは毎回うまくいくわけではありませんが、そのやり方が“今”必要なのか時々確認してみてはいかがでしょうか。
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トレーニングに関するコラムの配信とプログラムの販売をおこなっています。パーソナルトレーニングほどカスタマイズしないかわりに、ライトなプログラムをたくさん更新していきたいと思っています。よろしくお願いします。