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買ってはいけない食べもので煽るのはやめよう

こんにちは。

日本身体管理学協会事務局の新美です。

本日もご覧いただきありがとうございます。

本日は「買ってはいけない食べ物」という話をさせていただきます。

もしよろしければ、最後までご覧いただけると嬉しいです。


とある書籍との出会い・・・

先日、新宿の紀伊國屋書店へ行った際、

私のいつものルーティンとして、

目的のフロアに行く前に

一階のフロアを一通り巡回し、

どのような書籍がどの場所に置いてあるかを

なんとなくチェックします。

特に明確に、どこにどの書籍が置いているかを確認するというよりは

漠然と全体を把握しながら、目に留まった本を少し注目して見る

といったところです。

皆さんもご存知の通り、一階はそのお店の売れ筋本や売りたい本が

多数並べられているため、

トレンドや今の雰囲気を掴むのにぴったりです。

特に売り出し中の書籍については

平積みした書籍の山が作られている事もよくあります。

例えば今であれば、

半沢直樹の新刊「アルルカンと道化師」

などもその一冊です。

そして、今回そのようないくつかの山の中の一つに

私の目を引く書籍が高く積まれており、

実際に手に取って内容を確認してみると

内容があまりにも驚くものでしたので、

今回はそれについてお伝えしたいと思います。


非常に残念な・・・

その本は、いわゆる栄養系に関する本です。

”買ってはいけない”系の本なのですが、

内容を見てみると、

〇〇は〇〇という添加物が入っているからダメ!

〇〇は〇〇という加工がされているから食べてはいけない!

っというような内容が記載されています。

しかもこの本は、実際にスーパーで販売されている食品を

実名+写真で公開し、

それをマルバツで評価するというものです。

これまでも、確かにこの手の本は存在していましたし、

それ自体は不思議ではないのですが、

このような書籍が紀伊國屋新宿店という、都内でも有数の大型書店の、

しかも一階で平積みされているという現実が

非常に残念でなりませんでした。

特に、特定の商品を食べたら危険な毒であるかのように謳い

読者を煽り、洗脳するような方法というの

同じように身体を扱う仕事をしている者として

非常に腹立たしい限りであります。

そもそも一般のスーパーで売られている商品に含まれる成分が

”毒”というのであれば、

”食品メーカーは毒入りの食べ物を販売”し

”スーパーは毒入りの商品を販売している”

ということになります。

そんな失礼な話はないのではないでしょうか?

そもそも、添加物が”毒”であるというのであれば

その物質を添加すること行政が

取り締まらないはずがありません。

今回のこの書籍との出会いによって、

避けるべき添加物の話よりも

もっと基本的な身体にとって重要なこと、本質的なことを

身体管理学を通じてお伝えしていきたいと

再確認させられた良い機会となりました。

そして、今後あのような書籍が

大型書店の一階の中央で平積みの山で置かれるようなことのない世の中に

少しでも近づけるよう、活動していければと思います。


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