夢は見ることより「見続けること」の方がはるかに大事である。

はじめまして😁
“ワクワクの世界”へようこそ。
ここでは自分が読んだ本をアウトプットしています！独自の視点で重要だなと感じたことをメモと感想に残しています。少しでも自分のオススメの本が色んな人に読んでもらえたら嬉しいです😊

「僕は君の熱に投資しよう」左俣アンリ

・投資家＝世界の金を動かす仕事。

・起業家＝この世界そのものを動かす仕事。

・才能が人を起業家にするのではない。熱が人を起業家にする。必ずしも起業しろというわけではなく、若く強い熱を持っていて、それを発揮しようとしている君が何かを実現するということが、君にとって最も大切だ。
・起業とは、夢を見続ける生き方。
・起業とは、実はローリスク・ハイリターンのゲームである。プロスポーツ選手の方がよっぽどハイリスク・ハイリターンのゲームである。
・夢は見ることより、見続けることの方がはるかに大事である。
・「せどり」とは世の中では価値がないものとされているものに気づき、価値が出る場所で売って利益を得ることである。ウーバーやエアビーなど。
・事業とは、誰でも考えつくことを「100倍の規模」でやること。とにかく規模をデカくしろ。
・スタートはみんな同じ。ではどこで差がつくか？それは「能力」ではなく、「選択」による「差」である。
・「カバン持ち」で狙うべきは高名な人の独立後である。案外孤立しているから。
・人間は「場所」でしか変われない。周りに起業家が沢山いると、自分も起業家になれると思うハードルが一気に下がる。大事なことは惰性で起業家になれる場所に身を置くこと。
・失敗する起業家の代表格は、自分でなんでも抱え込むやつ。事業は何度潰れても大丈夫だが、身体は潰れてはいけない。
・起業家の成長とは、事業の成長のみである。事業が成長しない努力など、無意味である。
・成長する事業が優れた人格をつくる。優れた人格が成長する事業を作るわけではない。
・この瞬間死ぬことが分かった時、やり残したことは何か？それが今本当にやりたいことである。
・成功とは何か。それは「挑戦し続ける」ことである。お金や名声ではない。
・勝手に自分の脳のピークを決めるな、肉体的ピークを決めるな。
・本当にトップを目指したいのなら、自分はいったいなんのゲームに参加しているのかを正確に把握した上で、勝負を始める時から、成功までの道筋を丁寧に設計しなければならない。
・Just for fun 本当に楽しいと思えるモノヤコトを追求することでいつか本当に必要としている人たちに届く。
・全ては「楽しい」から始まる。
・世の中には「やったほうがいいこと（読書、実績、修業、準備）」は無限にあるけど、本当に目指すべきゴールから逆算して「今やらなければならないこと」というものは実はものすごく少ない。

感想
・「起業家は新しい車を作る。投資家はその車に入れるためのガソリンを調達してくる。そして起業家と投資家は同じ車に乗って、新しい世界を見に行く旅に出る。」冒頭のこの文章を見た時、まさに資本主義社会とはこの2人（2役）によって成り立っているのではないかと感じた。昔は大企業に勤め続けることで、成長していなくても昇進も給料も保証されていたが、現在は違う。終身雇用もほとんどなくなってきており、個人が成長していかなくてはならない時代へと突入している。昔と比べて起業にしろなんにしろ、挑戦する精神的、金銭的（クラファン）、費用（シェアエコノミー）のハードルは年々下がってきている。「ハイリスク・ハイリターン」だったはずの「起業」が、現在は「ローリスク・ハイリターン」である。実は起業は簡単である。ただ、周りに起業している人が少ないから、自分で勝手にハードルを高くしているだけである。この本を読んで最も印象に残ったことは、「今やらなければならないこと」を後回しにして、「やったほうがいいこと」で毎日を埋め尽くしている人がとても多いということ。例えば、ブラジルで起業したいという青年がいたとする。「今やらなければならないこと」は今すぐブラジルに行って、青年がやりたい夢に対してお金を出したい人と、事業に投資をしてくれる人を探すことである。しかし、日本では「まずは日本で実績を作ってから」、「MBAを習得してから」、「人脈作りや起業の勉強をしてから」などの「やったほうがいいこと」を最優先にしている人がいる。勉強も準備も修業も終わりはない。一生涯やり続けるものである。だからこそ、「今やらなければならないこと」を見つけ、実行することが大事。気付いたら準備で5年も10年も過ぎていくのは本当に勿体ない。この「ワクワクの世界」も「本のoutput」が目的だが、まさに「やったほうがいいこと」の部類の一つである。今一度、自分は本当は何をやりたいのかを明確にし、「今やらなければならないこと」を見つけたいと思った。


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