見出し画像

「会社の使命と成果が結びついていること」これが経営の原則である!


はじめまして😁
“ワクワクの世界”へようこそ。
ここでは自分が読んだ本をアウトプットしています!独自の視点で重要だなと感じたことをメモと感想に残しています。少しでも自分のオススメの本が色んな人に読んでもらえたら嬉しいです😊

 


「経営者になるためのノート」



・経営者とは「成果をあげる人」。成果とは「約束したこと」である


・定量的、定性的な約束を成果としてあげて初めて、顧客、社会、株式市場、従業員から信頼されて、会社は存続し続けることができる。


・成果をあげるにあたって1番大切なことは社会における自分たちの存在意義、つまり「使命」を考えることである
・会社の使命と成果が結びついていること、これが経営の原則である。
・「儲ければいい」という考え方はNG、それは「モラルのない商売人」
・経営者、正しく儲ける姿とは「約束したことを成果として実現させたうえで、儲けている」という姿である
・経営は実行である。実行して初めてわかることがある
・経営者には次の4つの顔が必要である

①「変革する力」イノベーター
→ありえないくらいの高い目標を掲げ、挑戦する。このことからイノベーションは起き、顧客は創造される。
→会社の成長や進化を妨げる最大の敵は「常識」である。ex)セブンが売れた理由は夏におでん、冬にアイスを販売したから
→お客様目線で世界一の基準を設定し、妥協せず追求する。ex)ヒートテックの改良に改良を重ねたイノベーションストーリー
→「やる場合のリスク」と「やらない場合のリスク」を天秤にかける。変化を成長の機会くらいに考えないと経営はうまくいかない
→現場に要求、質問をしないと、現場の仕事は作業になり、考える力が弱体化し、顧客創造の障害につながる
→経営者は常に危機感を持って経営せよ。お客様の1番厳しい目で自分達をみる。
→上を目指して貪欲に学び続ける。結局は自分に力をつけること(本物の人と会話ができるだけの知見を持つこと)が本物の情報を手にする為には必要である

②「儲ける力」商売人
→会社は「お客様の為」にある。これが本質。社員でも株主でもない。お客様ファーストの為には、サプライズ、要望の一枚上手をいく、本当に良いもの、良いお店を作る。
→泥臭さの中に儲けの道がある。地道なことを徹底して行う。
→スピード実行の大切さ。経営におけるスピードの重要性は年々高まっている。時間は有限。お金よりもいかに時間を稼ぐことができるか、これが成功者になれる秘訣。
→頭の中では経営はできない。現場、現物、現実が大事。
→戦略、パートナー、お金、いずれにおいても経営は「分散ではなく集中」。最高の商売とは、「1つの完成された商品だけで大量に売れるような商売をすること」である。ex)Apple製品
→プロがする仕事とは「矛盾と戦うこと、本質を見抜き、解決すること」ex)安価で質の高い商品、一流ホテルマンの「できない」というところからは会話を始めないこと等
→商売は信頼である。お客様に日々投票してもらっていることと同じ。準備する力、計画する力の大切さ。
→固執するものを間違えない。計画ではなく、最終成果に固執する。

③「チームを作る力」リーダー
→リーダーとは「チームを勝利に導く人」である。信頼が全て。では信頼を得る為には?
→言行一致で首尾一貫した人間であるかどうかが大事。
→自分が言ったことに対しての一番の実践者か。ぶれない価値観、考え方があるか。
→部下と100%全人格をかけて向き合う。相手の立場にたって、相手の論理で、相手の感情で話を聞いてくれる人。
→リーダーは「鬼となり仏となる」。
→目標を共有し、一人一人の責任を明確にする。目標が共有されている状態とは、メンバーが他の人に目標を自分の言葉で熱く語っている状態orメンバーの体が勝手にその目標の為に動いている状態。
→チームプレイとは一人ひとりが自分の責任を果たすこと。権限を与えて主体性を持たせることで責任も追求できる。
→仕事の成果=能力×モチベーション
→仕事を任せる時はゴールイメージを必ず共有する
→任せたことをしっかり評価する(成功だろうと失敗だろうと)
→強み・弱み両方の実体を把握し、長所を活かす人事を考える
→人間は一人ひとり全部違う。日本人は考え方の幅が狭すぎる傾向、違いを受け止めるのではなく排除する傾向がある
→一人ひとりの事情の違いへの心配り。人の気持ちがわからない人間に経営はできません。
→誰よりも勝ちたいと強く思うが、主役はメンバー。チームとして常に自己変革、自己成長をする。

④「理想を追求する力」使命感に生きるもの
→経営で最も大切なことは、「企業活動が自社の使命感に基づいて行われているかどうか」である
→会社は「お客様の為」にあるもの。株主や社員ではない。
→会社にとって儲けることは手段に過ぎず、最終目的は「人間を幸せにするためにそんざいしている」ということである
→仕事とは、自分の頭の中でよく考えて自分で何が正しいかを、その時その時判断して決める、これが基本である。マンネリやマニュアル思考にはなるな。
→評価が甘くなり、実力以外の要素で人事が行われるのは避けろ。実力主義の公正さを失うな。
→危機の時ほど、経営者の真の資質が問われる。
→理想や未来への希望を強く持って経営を行う。

感想
・ずっと読みたかった本。終始ワクワクしながら読んでいた、そんな一冊だった。そもそも会社とは、経営とは何かを考えさせられる一冊だった。この本で最も印象に残ったことは、「会社の使命を明確にすること」である。また、使命感の無い会社は本当の商売、経営とは言えないということを学んだ。「お金だけを追いかけるとお金に逃げられる。使命を追いかけるとお金がついてくる。」という言葉があるように、経営においてお金儲けはあくまで手段であり、本当の目的は「お客様を幸せにすること」である。一発屋で終わる会社は本当の商売・経営とは呼べない。長い間、成長し、存続する会社は、必ず世の中に果たすべき使命を明確にし、忠実に守っている。
ここで日本を代表する会社の使命を紹介する。
→ファーストリテイリングの使命:「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
→現パナソニック(松下幸之助さん)の使命:「水道哲学」(水道から流れる水のように、廉価で大量に物資を供給することで人々を幸福にする)
→現HONDA(本田宗一郎さん)の使命:「世界一の二輪車メーカーになる」「F1レースに参戦して優勝する」
これらの三つの企業は日本を代表する企業である。これまで長い間、利益を上げ続け、お客様に支持されてきた理由の全ては、それぞれの会社の「使命」に詰まっている。そもそも会社とは何か、誰の為のものなのか。経営とは何か、商売とは何なのか。全てを根本から学ぶことができる一冊だった。これからも自分の「経営のバイブル」として常に読み返したいと強く感じた。

#スキしてみて
#note毎日更新
#note初心者
#ワクワク
#ワクワクの世界
#本好きな人と繋がりたい
#読書
#読書感想文
#オススメ本
#自己啓発本
#ビジネス本
#小説

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,034件

#読書感想文

188,210件

もし宜しければサポートをお願い致します!サポート頂いた費用は、より有意義な記事にする為に使用致します😁