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【考察日誌】これからのリーダーに求められる要素とは?vol.2(※ハンブル・リーダーシップについて)

こんばんは、芝本です。

少し前に調子こいて『Harvard Business Review』を購入しました。
ただ購入したことで満足していた過去の自分とオサラバするために、今後はしっかりと自分自身に取り入れるべきポイントを明確にしていきたいと思います。

本日の記事では、「チームメンバーが自分の役割を理解し、チームの目標達成のために自主的に動くフラットな組織を作るために、リーダーはどう在るべきなのか?」のヒントになればと思って執筆しました。ぜひ、お時間のある方はお付き合いくださいませ。

これからのリーダーの在り方は「ハンブル・リーダーシップ」

「いやいや!いきなりそんな横文字並べられても!」って思った方、ボクも同じこと思いました。なので、辞書で調べてみました。

humble(ハンブル)・・・謙遜(けんそん)な、控えめな、地味な、謙遜して、控えめで、卑しい、(卑下して)つまらない、粗末な、みすぼらしい

だそうです。
つまり、謙遜さを大切に、メンバーと目標達成に向かって突き進んでいこうというリーダー像と解釈しました。そもそも、この「ハンブル・リーダーシップ」が注目されだしたのには下記のような背景があります。

多くの企業がテレワークを導入するなど、新たな働き方を経験しました。その一方で、「どのように管理すればいいのか」といった質問が絶えません。これまでのリーダーは、背中を見せていれば良かったのです。しかし、テレワークではその背中を見せることはできません。

出典:『Harvard Business Review』 2020年7月号 1ページ

つまり、全員の顔が見える場所だった今までの職場がなくなりつつあり、メンバーの自主性がより求められる世の中になってきました。アナログなコミュニケーションが取れる機会が減っているからこそ、これからは「信頼」と「言葉の力」がとても大事になってくるとのことです。

「できること」と「できないこと」を明確に切り分けること

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不透明なこの世の中で、これからの動向を完璧に言い当てれる人はいません。これからは答えのない問いにぶつかることが増えます。
今までのリーダー像がどうだったのかはさておき、これからは全てを自分でやる必要はないです。それぞれの強みを把握し、適材適所で配置していく。

特に自分が「できないこと」は素直に認めて、チームメンバーの「強み」を生かして、目標達成にチーム一丸で向かっていく。
その際に、相手に期待しているということ、そして自分のビジョンをカタチにするためにはあなたが必要だということを、しっかりと自分の言葉で伝えていく必要があります。

目の前のメンバーを信頼して、仕事を任せていく。しかし、最終的にはメンバーに全任した自分が責任を取っていく。自分の弱さを認めるのではなく、多様性を承認するということがこれからのリーダーには求められます。

チャレンジを承認することで心理的安心感を生み出す

これ、めちゃくちゃ大事ですよね。

最近、オリエンタルラジオの中田敦彦さんと、雨上がり決死隊の宮迫博之さんがYouTubeで配信しているトーク番組『win win wiiin』の第三弾が配信されましたが、その中に出てくる極楽とんぼの加藤浩次さんが起こした「加藤の乱」と言われているものがまさしくそうだなと思います。

下記の動画の約5秒くらいの場所で、実際に極楽とんぼの加藤さんが吉本興業の経営層にハッキリと言うてます。「文句ではなく意見を言ったら怒られるんじゃないか、潰されるんじゃないか、みんな怖がっている状況下で、楽しい笑いってできるのかな」って。

まさにこの逆の組織文化を作っていくということですね。
メンバーを信じて任せていくこと、目標達成のための意見を受け入れていくこと、チャレンジを承認してリーダーである自分自身が最終的には責任を追うこと。これが「ハンブル・リーダーシップ」なんだと思います。

【そのまま継続すること】
・メンバーの意見をまずは受け入れていくこと
・弱みを晒して、メンバーの強みを生かしていくこと
【改善していくべきこと】
・メンバーを信じて、任せていくこと
・最終的には、自分自身が責任を追うこと
・強みを把握して、適材適所で役割を提供すること
・チャレンジが承認される組織文化を作っていくこと


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