噂のCourseraで名門大学のオンライン講義を英語で受講してみた
中級レベルになると、英語学習が俄然面白くなってきませんか?文章を読んでも、リスニングをしても「わかる!」感覚が楽しくて、もっと上達したい!というモチベーションが高まってくるのではないでしょうか。
ここでは、英語学習のモチベーション維持やスキル向上に役立つ方法として、"Coursera(コーセラ)"というプラットフォームをご紹介します。ボク自身が体験して「これはいい!」と実感したので、具体的にどんなところが優れているのかじっくりと解説してみたいと思います。
✅こんな人にオススメ!
"Coursera"で何ができるのかを説明する前に、そもそもどんなタイプの人に向いているのか考えてみました。おそらく、次のうち複数当てはまるものがある人にはピッタリなんじゃないかと思います。
<Courseraの利用が向いていると思われる人>
家事や仕事で忙しい中、貴重な時間を使って勉強するのですから、楽しく続けられる方がいいですよね。お仕着せの”教材”を使って勉強するよりも、せっかくなら自分が興味を持てる分野について学びが得られる方が興味が湧くし、「知りたい!」という気持ちがスキルアップをドライブしてくれるはず。
もし、「当てはまるな〜」と思ったら、ぜひこのまま最後まで記事を読んでみてください。今日から新しい境地が開けるかもしれませんよ。
✅Courseraとは?
さて、Courseraが一体どのようなものかご紹介していきましょう。公式サイトの説明によると、
実際、ハーバードやイエール、ジョンズホプキンスなどの世界に冠たる名門大学や、Google、Meta(旧Facebook)、IBM、Salesforceなど時代を牽引する超一流テック企業が、惜しみなくハイクオリティな学習コンテンツを提供しています。
しかし、もっとも特筆すべきは、こうした「キチンとした」コンテンツを学ぶこと自体がすべて原則無料である、という点。「原則」と書いたのは、キャリアアップなどのために「認定証」「単位取得の証明書」を入手したい場合にはお金がかかることがあるからです。
いやいやすみません、別にそこまで求めてないんですけど…というボクみたいな方でも大丈夫。例えば環境問題や心理学に関心があるとか、世界のコロナって今どうなってるの?など、日常的な関心に応えてくれる"教養"的な講座も山ほどありますのでご安心を。
受講にあたっては、IDとパスワードが必要になりますが、Google、Facebook、Appleのアカウントをお持ちなら、そのアカウントでサクッとログインできてしまいます。とにかく敷居の低いこと低いこと!
おそらくですが、貧困地域を含めて世界中の教育格差の解消みたいなコンセプトがあるのだと思います。経済格差によって教育機会の不平等があることを良しとしない崇高な精神が感じられます。
✅実際に受講してみた
とはいえ、ちょっとレベル高そうで気が引ける…という方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ボクが試しに受講した様子をシェアします。
(1)選んだコース
本当にたくさんのカテゴリがあって迷ってしまうのですが、ボクはジョンズホプキンス大学の講義を受けてみることにしました。コロナ発生当初からこの大学のサイトで感染者数を追っていたので気になっていたんですね。
そこで選んでみたのがこちらのコース。すでに9万人以上が受講していて、評価も5段階中4.9と大人気です。
(2)講義の様子
では、どんな講義内容なのか見ていきましょう。
特徴的なのは、修了まではそこそこ長い時間かかるのですが、かなり細分化されていること。講義は動画で、各動画が3分〜15分ととても短い。もちろんいつでも好きなところで一時停止可能です。PCでもスマホでも受講できて、ステータスはリアルタイムに同期されます。
つまり、完全に自分のペースで、好きな場所で学習可能なんです。スキマ時間にちょっとずつできるから無理なく続けられました。
ボクの場合は、平日の通勤時間と休日1〜2時間という感じで毎日ちょこちょこやって1週間程度で修了しました。
途中途中、気になる英語表現があるとポーズして書き留めてたりしました。
(3)課題
毎回の講義動画の後に「課題」があります。3問程度の簡単な確認テストで、基本は選択式ですが、たまに記述式(もちろん英語)の設問もありました。ただ、記述式は採点対象外なので書きっぱなしです。
※課題提出後に、こんな内容が書けましたか?という回答例を提示してくれます。
そして、全講義の最後には数十問のテストがあります。
わからなければ教材の振り返りができるので、難なくクリアできました。
(4)励ましてくれる!
学習者がつまづかないための「励まし」もしっかりしています。最初に学習ペースの目標設定をします。何曜日にどれくらい学習するかをセットしてGoogleカレンダーへの連携も可能。
その後は、学習が捗っていると「ちゃんと続けててえらい!」的なメッセージが表示されてモチベーションを維持してくれます。
(5)無事修了!
最終テストをクリアすると、このコースでは下のような修了証を発行してくれます。真面目にコツコツやったので、その努力がきちんと認められたことが可視化されて純粋に嬉しかったです。
このコースを通じて、コロナウイルスとは何か、感染が広がるメカニズム、感染拡大防止のための接触追跡の重要性、その具体的な方法などがスイスイ理解できました。
すぐに手に追えないほど拡散していくのに、濃厚接触者を突き止めるなど焼石に水では?なんて思っていたのですが、完全に間違い。心を入れ替えます!
✅受講した感想
一言で表すと、非常に達成感がありました。あの名門ジョンズホプキンス大学を卒業した気分!
リスニングの鍛錬になることはもちろん、興味ある分野で正真正銘トップクラスの知識を学び、その努力が評価されるという体験は、非常に自己肯定感を高めてくれました。
企業研修などでよくある淡々としたE-ラーニングと異なり、理解度の確認やヒューマンタッチな励ましなど、きちんと学びたい人に必要なサポートをしてくれると言う点で、「丁寧な教育を受けている実感」が得られたと思います。
そうでなければ、この記事を書くことはなかったでしょう。
✅まとめ
ここまでCourseraの概要、そして実際の受講体験の内容をご紹介してきました。最後に、Courseraについて簡単にまとめておきましょう。
テクノロジー(Edu Tech)の発展で、素晴らしい学びの時代が到来しています。あなたも、今日から新しい自分に出会う第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
※ボク個人の体験と記憶をもとに執筆したので、記載内容については誤認がある可能性は否定できませんのでご了承ください。ぜひご自身の目でお確かめください。
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