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価値とは何か?価値を感じてもらうための考え方

今回は、「価値」について、
つらつらと書いていこうと思います。

何が価値で、何が価値でないのか。

それを知っておくと、
一つの指標として、良い判断基準になると思うので。


では、価値とは何なのか?

価値というのは、
「モノやサービス、情報や経験などが提供する利益や満足感」
のことです。

言い方を変えると、
「喜んでもらえるもの」ですね。


「利益」や「満足感」というのは人によって異なるため、
同じものでも「これには価値がある!」と言う人もいれば、
「これには価値がない!」と言う人もいます。

つまり、まったく同じものを提供しても
喜ぶ人も喜ばない人もいるわけです。


「素晴らしい記事を書いたぞ!」と思ったとしても、
読む人からすれば「価値がない」ということもよくあります。

ただ、あくまでも読む人によって
価値の感じ方が異なるため、
読む人が変われば、
一気に人気が出る可能性もあります。

ブログのときはあまり読まれなかったけれども、
メルマガに切り替えたら、
嬉しい感想がたくさん届くようになった、
というのはよく聞く話ですから。


マンガ雑誌にも、雑誌特有の色があるので、
「これは別の雑誌だったらもっと人気出ただろうなぁ」
というのがあったりします。

アニメで話題になった『ぼっち・ざ・ろっく』の作者、
はまじあきさんも「ちゃお」でデビューしたものの、結果は出ず、
「まんがタイムきららMAX」に移籍して
記録的なヒットを飛ばす形になった、という話がありますね。


価値を感じるかは人それぞれなので、
価値を感じてもらえる人に価値を提供すること。

だから、
「記事を書く時は読み手を明確にすること」
と言われるんですよね。

どんなに素晴らしい記事を書いたとしても、
読み手が価値を感じなければ、無価値ですから。
(もちろん、自分のために書いているのであれば話は別です)


価値の感じ方は人によってそれぞれ異なるので、
「自分が好きなこと、得意なこと」だけで価値提供していると、
それに価値を感じる人にしか反応しません。

例えば、
野球が大好きで、すべて野球で説明する場合、
野球を知らない人にとっては全く価値を感じないですよね?

野球を知っている人からすれば、
「めちゃめちゃわかりやすい!」となるかもしれませんが、
野球を知らない人からすれば、逆にわかりづらいですから。

だから、野球以外の引き出しを持っている方が、
多くの人に価値を提供できる可能性が高まります。

ただ、それはそれで
今度は野球好きの人が離れていく可能性もあります。

なので、
「価値を多くの人に伝えたいのか?」
「少数でもいいから価値を深く伝えたいのか?」

という考え方を持つこともできるわけです。


「少数の人だけでも伝わればいい」
というスタンスはそれはそれで強力です。

野球でも将棋でも、
全てのことをその人の得意分野で語られているものは
非常に面白く、気付きがあるものが多いですから。

「こんなことまで繋げて話せるってすごい!」
と思いますからね。

だから、記事を書く時に
「価値を多くの人に伝えたいのか?」
「少数でもいいから価値を深く伝えたいのか?」
と一度立ち止まって考えてみるのは、アリかと思います。


価値の感じ方は人それぞれ。

絵画の良さは僕にはわかりませんが、
ものすごく高値で取引されていますよね?

まぁ、ものすごく高値がつけられている絵画はもはや
絵画としての価値というよりも、
投資としての価値として見られていそうですが。

僕は絵画としての価値はよくわからないけれど、
投資としての価値であれば理解はできます。

なので、
価値というのは一つだけでなく、
色んな側面から価値を見ることができるんですよね。

食も
「おいしい」という価値もあるし、
「体に優しい」という価値もあるし、
「安い」という価値もあるでしょう。

「このパンは安いのにめちゃめちゃカロリー高いから食べてるよ!」
という友人もいました。

価値は一つではなく、
色んな側面から価値を見ることができるからこそ、
「これに価値は感じないなぁ」
と思ったとしても、見方を変えれば価値を見出だせるかもしれません。


この考え方は、
「過去の記憶」にも使えます。

「つらい記憶」に何らかの価値を見い出せば、
つらい記憶だったものに価値が生まれ、
自分の人生においてかけがえのないものへと置き換わりますからね。

だから、
色んな側面から価値を見出すこともまた、
とても大切なことです。


価値というと、他に大切なことは
「人は一体何に価値を感じているのか?」
を知ることでしょうか。

そのために何が必要か?

それは、「フィードバック」です。


以前に、アウトプットに関する記事を書き、そこで、
「質の高いアウトプットをしていくための話をどこかでしたい」
と書きました。

質の高いアウトプットをしてくためには、
フィードバックは欠かせません。

「どこに価値を感じて」
「どこに価値を感じなかったのか」

それをフィードバックしてもらうのです。


フィードバックしてもらえると、
自分が意図していなかったところに
価値を感じてもらっていることもあるんですよね。

例えば、
「内容ではなく、リズム」に価値を感じてもらっていたり、
「世界観」に価値を感じてもらっていたり、
「たまに出てくる小ネタ」に価値を感じてもらっていたり。

「え?そこなの?」という発見をいただけたりするんですよね。


また、価値を感じてないところに
「長い」とか「専門用語が多すぎ」とか
ガチなダメ出しももらえたりするわけです。

そういったフィードバックを踏まえて
試行錯誤しながらアウトプットしていくことで、
アウトプットは高品質になっていきます。

フィードバックをもらわずにアウトプットしていると、
「素晴らしい記事を書けたぞ!」と思っているのは自分だけで、
実は「感情が入りすぎていて論理が破綻している」など、
悲しいことになっていることもありえます。

残念なことに
フィードバックをもらえないと
そのことにもなかなか気づけません。

だから、フィードバックをもらうことって
めちゃめちゃ大事なんですよね。

価値というのは人によって感じ方が違うからこそ、
「どのように感じたのか」というフォードバックをもらって
それをもとにアウトプットを改善していく。

それによって、
質の高いアウトプットができあがりますから。

なので、フィードバックは
「お金を出してでも、何としてでももらう価値のあるものではないか?」
と僕は思っているんです。

だから僕も
「フィードバック欲しいな~」
と思ってメッセージフォームを作ってます٩(ˊᗜˋ*)و”


まとめ

価値というのは、
「モノやサービス、情報や経験などが提供する利益や満足感」
のことであり、

言い方を変えると、
「喜んでもらえるもの」です。

だから、
「いかに相手に喜んでもらえるか」
を考えてアウトプットすることで、
価値を感じてもらいやすくなる、ということですね。

ただ、価値を感じたかどうかは相手次第なので、
フィードバックをもらうことは忘れずに。


もし、価値を感じてもらえないと思ったら、
価値を感じてもらえる場所を探して
そこでアウトプットしてみるのもありです。

そのためにも、
「どこにいけば価値を感じてもらえるか?」
を考え、当たりをつけてみること。

ブログを書いても全く価値を感じてもらえないけれど、
オフラインで会った人にはめちゃめちゃ価値を感じてもらえる、
ということはよくありますからね。

そうやって、価値を感じてもらえる人に提供したほうが、
自分にとっても価値を受け取る人にとっても良いこと。

だからこそ、
価値を受け取ってくれる人を探して、
その人に提供していくのも素晴らしいことだと思います。


以上、価値についてでした。

せっかく記事を読んでもらうのですから、
できれば何か気付きを得て、それを持ち帰ってほしい。

そう願いながら、
いつも記事を書いています。

何かしら価値を感じてもらえるような記事になっていましたら
幸いです。


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