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全力を出すことはつらい?いえ、実は全力を出した方が楽になるんです

「全力で取り組めているのか?」

この言葉についてどう思いますか?

このつぶやきは自分で書いておきながら、
正直モヤモヤするところもあるんですよ。

なぜかというと僕自身、最近は
全力を出せているときが少ないから。

このつぶやきは
自分自身に言い聞かせるためのものなんです。


ところで、
「何事にも全力で取り組みたい!」
と思っていますか?

「全力を出したいのに出せない」と思っていませんか?
全力を出すこと自体に抵抗はありませんか?

「全力を出していこう!」という言葉に抵抗がある方もいますが、
それは以下のような考えがあるからではないかと思います。

  • 「全力出すのはつらいじゃん!」

  • 「そもそも全力を出す必要ってないよね?」

  • 「ついつい他のことが気になって、集中できないんだよね」

  • 「いや、そもそも全力を出せるほどエネルギーに余裕がないのよ」

  • 「実は、全力を出していると自分自身を偽っているんだよね」

今回はこのような考えが頭にあり、
「全力を出したいのに出せないんだよ!」
と思ってしまう方向けのお話になります。


別に全力なんて出す必要はない。でも……

別に全力を出したくなかったり、
全力を出す必要がなければ、
全力なんて出す必要はないんですよね。

「何か成し遂げたいものがある」のであれば、
全力を出したほうが成し遂げられる可能性が高くなるし、
早く達成することはできますが、
全力でなくても結果は出ます。

なので、必ずしも全力を出す必要なんてありません。


ですが、全力を出さない生活を続けていると、
いざというときに全力を出すことができません。

なぜかというと、
「全力を出さない生活」というのは、
「全力を出さない」ことを強化し、癖づいてしまっているからです。

「これが自分の全力だ!」と思ってやったことが、
実は80%も出せていなかった、なんてこともありえるわけです。

頑張って全力を出したのに
1分も持たなかった、なんてことがありえるわけです。

このように、全力を出さない生活の問題点は
全力が必要な状況になっても全力を出すことができないことだと
個人的には思っています。


全力を出すことはつらいこと?

ただ、全力を出すことはつらいことだと思いません?

自分の限界を超える勢いでやるからこその全力であって、
その全力を出すのはつらい…と思いません?

正直、全力を出さず、
手を抜いたほうが楽じゃないですか?

だから、全力を出さず、
ついつい手を抜いてしまう、と。


ですが、よくよく考えてみると
実は「全力を出した方が楽」なんですよね。

なぜかというと、
全力を出すことができれば、
仕事も早く終わり、質も高いものができるじゃないですか?

そうすると、良い成果にも繋がりやすいですよね?

筋トレにしても、
毎日5分間全力でやるのと
毎日5分間適当にやるのとでは、
結果に大きな差が生まれます。

結果が見えれば楽しくなってくるけど、
結果が見えないとやめたくなりますよね?

その結果、
全力でやる人は「筋トレ楽しい!」と思えるけど、
全力でやらない人は「筋トレはつらいだけ」となってしまいます。


また、仕事に関しても、
全力を出してさっさと終わらせれば
時間を節約できます。

ダラダラやって1時間で終わらせるよりも
全力でやって30分で終わらせた方が、
そのあとリラックスできたり、別の仕事に取り掛かることができます。

30分を好きに使えるんです。

しかも、常に全力でやっていれば、
仕事のスピードを更新していくことができます。

最初は30分だったけれど、
徐々に時間が縮まっていき、20分、10分と減らせるかもしれません。

それは能力が上がった結果です。

全力でやれば時間を節約できるだけでなく、
能力がどんどん上がっていくのです。

「全力を出すことはつらい」とついつい考えてしまいますが、
実は全力を出した方がどんどん楽になっていくんです。


ただ、初めは全力を出すのは苦しいと思いますよ?

ですが、全力を出すことにも慣れていくので、
全力を出せば出すほど、苦しさはどんどん薄れていきます。

それどころか、全力を出せば出すほど
能力が上がっていくのがわかるし、
時間も短縮できるので、どんどん面白くなっていきます。

だから実は、
「全力を出すことはつらい」のではなく、
「全力を出した方が楽」なのです。


日本の会社の仕組みの問題点

実は「全力を出した方が楽」なのに、
「全力を出さない方が楽」という印象の方が強いですよね?

その印象が強い理由は
日本の会社の仕組みのせいではないか、と。

日本の会社では、
仕事がなくなったら
どんどん仕事を振られてしまう。

だから、常に忙しいように見せ、
全力で仕事を終わらせようとせず、
手を抜いて多くの仕事を持たないようにする。

そのような話をよく聞きます。


海外の会社では
たくさん仕事をすればするだけ報酬を受け取れますが、
日本の会社だとたくさん仕事をしても報酬に反映しませんから。

仕事ができる人とできない人でも
報酬はそこまで変わりません。

全力を出してたくさんの仕事をこなしても
ほとんど仕事をしていない人と同じような報酬だから
馬鹿らしくなって、上手に手を抜くことを覚えてしまいます。

こういった日本の会社の仕組みが
「全力を出す」ことを妨げているように思うんです。


日本の会社で全力を出す人

ですが、日本の会社でも全力を出す人はいます。

そういう人は、お金という報酬を求めているわけではなく、
自己成長という報酬を求めていることが多いです。

そのため、

「どうやったら、この人とコネクションを作れるか?」
「どうやったら、このプロジェクトを高品質にできるか?」
「どうやったら、この交渉を成功させることができるか?」

そんなことを常に考え、全力で動き、
それが成果として表れる。

それをものすごく楽しんでいるんですよね。

だから、
「仕事が楽しい」とか
「仕事が趣味」とか言ったりします。

こういう人は全力を出す癖がついているので、
全力を出そうと思えば、仕事以外でも全力を出せます。

全力を出す癖があるのかどうか?

これは人生を豊かにするために
とても大切なスキルだと思うのです。


全力を出すことはスキルである

全力を出せるかどうかは生まれ持った才能とかではなく、
スキルです。

スキルだからこそ、
反復練習で身につくものです。

いま全力を出せないのは
これまであまり全力を出してこなかっただけで、
常に全力を出すことを意識するだけでも変わってきます。

最初は全力を出そうと思っても、
70%くらいの力しか出せないかもしれません。

もしくは、全力を出す時間が1分も持たないかもしれません。

でも、それでいいと思うんですよ。

70%しか出せないのであれば、
次は75%出せるようにする。

全力を出す時間が1分も持たないなら、
まずは1分全力を出せるようにする。

そうやって、少しずつ
自分が出せる全力の数値や全力を出せる時間を増やしていく。

何度も何度も全力を出すことを意識し、
全力を出すことを癖づけていく。

そのためにも、
目の前の小さなことにも全力で取り組むようにする。

趣味にだって全力で取り組んでみる。

友人との会話にだって全力で取り組んでみる。


全力を出すことはスキルなので、
繰り返せば繰り返すほど
全力を出そうと思った時に引き出せる力や時間は増えていきます。

だからこそ、もし
「全力を出す日々を送りたい」と思うのであれば、まずは
「どんなことでもいいから目の前のことに全力で取り組んでみる」ことから
始めてみてはいかがでしょうか?。


僕自身も、全力で取り組む力がものすごく下がってしまっているので、
これからまた全力で取り組む力を取り戻していきたいですね。

全力で取り組むことに慣れれば、
時間にも余裕ができるし、能力が上がってそれが自信になり、
心にゆとりもできます。

全力で取り組むことは自分との戦いなので
つらいという気持ちも出てきてしまいますが、
それでも全力で取り組むことで人生にゆとりが生まれ、
結果的に楽になっていくんです。

全力で取り組むことに慣れることの恩恵は
凄まじいものがあります。

だからこそ、
目の前のことに全力で取り組むことを「当たり前」に
していきたいものです。


それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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