歩行分析のポイント5選
今回は…
動作分析を行うことの1つとして、歩行分析のコツについて解説します。
歩行分析も、人によってやり方や見方はそれぞれだと思いますが…
いかにシンプルに複雑にしないかが大切だと思っています。
理学療法士はもちろんですが…
インストラクターやトレーナーの方でも「歩く時にふらつく」「歩く時に関節が痛い」とか歩行時に症状が出る方も多いと思うので是非知っておいて欲しい内容になります。
今回は…
歩行分析をする際のポイントとして重要なポイントを5選に絞って解説をしていくので役立ててもらえればと思います。
1:得意な動き&苦手な動きの把握
まずは各関節の得意な動きと苦手な動きを把握しておく必要があります。
歩行分析をする時点で…
何かしら歩行に問題があったり、体に痛みや違和感など症状があるケースがと思うので前提として症状がある部位の関節の得意な動きと苦手な動きを把握しておく必要があります。
例えば…
【膝関節】
得意な動き:屈曲&伸展
苦手な動き:内反&外反&回旋
【腰椎】
得意な動き:屈曲&伸展
苦手な動き:回旋
この様に…
各関節にはそれぞれ得意な動きと苦手な動きがあります。
痛みや違和感などの症状が出るケースも…
ある程度はどういう状況下にあるかは決まっていて…
・決まった特定の動きしか出来なくなる
・苦手な動きが繰り返し生じる
この2パターンのどちらになっていることが多いです。
知っている人も多いと思いますが…
ジョイント・バイ・ジョイント理論は基本になってくるので、必ず押さえておくことは必要になってきます。
YouTube動画でも以前解説したので合わせてご覧下さい↓↓
2:立位姿勢を評価する
歩行も結局のところは…
立位姿勢の影響をもろに受けます。
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