見出し画像

泣くのって恥ずかしいこと?


先日、久しぶりに泣いてしまいました。
きっとPMSによるものだと思います。

私は20代半ば頃から、心の不調はいつも月経周期に合わせて訪れていたので、月経困難症との診断をもらって婦人科で低用量ピルをもらって内服してました。
ですが今は諸事情で内服できないんですよ。

症状としては、ちょっとしたことでめちゃくちゃ落ち込んだり、イライラしたり、悲しくなったりと心にゆとりがなくなるんですよね。

わりと無理矢理前向きに考え方を修正して
いや、結果的にこうなったからよかった!と言い換えをしていたのですが、限界値を超えたようです。負の感情は押し殺してはいけないんですね。

自分の感情をちゃんと一回受け止めてあげるのが大事だってこと、すっかり忘れてました。


いや〜みなさん。突然ですが、泣くことって恥ずかしいことだと思いますか?

泣きべそ、泣き虫、泣きごと、泣き弁慶…
泣くに纏わる言葉ってネガティブなものが多いです。

私は恥ずかしいことだって思ってました。
両親はあまり子供の前では泣いてるところを見せなかったし、泣くな!と身内以外の他人にも言われたことがあります。
新人看護師時代の冷たい先輩だったかな〜

まぁ社会人としては、人間関係を保たなければならないので、仕事中に感情的になってしまうのはタブーなことかもしれません。

大人になったら泣くことは減っていくんだろうな、とさえ思ってました。でも、全然そんなことない。
私は特性を持ってるから、人よりもストレスを感じやすいし、感受性も高いです。


でも、泣いた後ってスッキリしませんか?

私はこれまで辛かった時、泣いた後に気持ちを切り替えながら上手くやってたんだろうな、と思います。


ただ、2年くらい前ですかね。職場で心ない言葉を浴びせられ、その後ずっと涙が止まらず、数日間断続的に泣き続けてた時には、さすがに気持ちを立て直すことができなかったので、心療内科に行きました。ちなみにその時に自分の特性について初めて診断してもらいました。

それでも、あのときの涙は自分の中での転換点だったと思います。


今日はこんな記事を紹介したいと思います。

そう。泣くことのメリットは医学的なエビデンスがあるのです!

ストレスホルモンを排出させるデトックス効果に加えて、精神を安定させる働きを持つ、セロトニンの増加。
そして泣いたあとは強制的に自律神経が副交感神経へと切り替わる。副交感神経というのは身体がリラックスしている時の神経状態です。

泣くことは身体に優しいことがいっぱい!

最近は"涙活"なんていうのが注目されているそうです。涙のストレス解消効果はすごいんですね。

自分の気持ちを堪えて、我慢して、隠し続けるのって、とても苦しいこと。我慢なんかしなくていい。
公共の面前で涙を流してしまうと、心配されてしまうかもしれませんが、一人でいる時や、大切な人といる時。家族との時間。自分の気持ちを解放してあげるとその苦しさからきっと解放されると思います。そして大切な人たちなら、きっとそれを受け止めてくれる。


私は
"自分が親になったら、子供の前で泣きたくない、泣くべきではない"
"泣く人は弱い人"
みたいな固定観念がありました。
だから私は弱い人。強い人にならなきゃ。というような感じで。

でも、みんな弱い部分を持っているものです。強くありたい、と思う気持ちも分からなくないのですが、結局それは"自分が周りからどう見られたいか"という理想の姿なのではないでしょうか。

親が泣いていると、子供からしたら頼りなく見えてしまうかもしれませんね。
家族にはそこまで関係ない個人的な事だったり、泣いてる姿を子供に見られなくなければ、みんなが寝静まったあとや、子供の居ないところで。
大事なのは泣いた"後"です。

そもそも、泣くということは感情の高揚を落ち着けるための身体の自然な反応なのだそうです。
泣いた後はセロトニンが増加するため、たかぶった気持ちが落ち着き、冷静になって考えることができると思います。きっと気持ちを切り替えることができる。そして自分の気持ちに向き合うと、認識していなかった感情・気持ちに気付くかもしれません。

あくまでわたしが思っていることは、「泣け」ということではなく、「泣くことを我慢しなくてもいいんだよ」ということです。

自分に厳しすぎる人ほど、我慢ばかりしているのではないでしょうか。


最近、しばらくしんどい日々が続いたので、これまで自分が思っていた「泣くこと」について掘り下げて考えてみました。

泣くたびに自分の心に向き合う機会を得ているような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?