真理を探究する3冊

 このアドヴェントに読んだ、真理を探究する系というか、言ってしまえばスピリチュアル系の3冊が、表現の仕方は異なるけれども、ほぼ同じことを伝えているのだろうなと感じられて面白かった。まさしく真理ということかもしれない。

ニ―ル・ドナルド・ウォルシュ『神との対話』


江原啓之『幸運を引き寄せるスピリチュアルブック “不思議な力”を味方にする8つのステップ』


ディーパック・チョプラ『あなたが「宇宙のパワー」を手に入れる瞬間 永遠に続く幸せの源泉』


 特に『神との対話』の著者はカトリックの家庭で育った人。クリスチャンとしての信仰や神の概念、現代の教会組織や神学への不満とか疑念をベースに神と対話しているので、私には共感できたし理解しやすかった。なるほど、そういう意味でとらえるなら腑に落ちると思った箇所がたくさんあった。

 この3冊の中で『神との対話』を最初に読んだのは幸せなことだった。本当に、ふさわしいときにふさわしいものが与えられるものだと思う。
 先にそれを読んでいたから、あとの2冊の内容もイメージしやすくなった。冒頭で書いたとおり、表現は異なっているけれど、ほぼ同じ真理について語っていると感じられたので受け入れることができたから。

 3冊とも、私の中では聖書とは矛盾しない。
 むしろ、いままで以上に聖書に親しみを覚えるほど。

 逆に、これら3冊のようなスピリチュアル系の本がお好きな方は、聖書も好きになれるのではないだろうか。

 日本聖書協会のサイトに聖書の選び方をガイドしているページがあるので、リンクを貼っておきます。

 アドヴェントはクリスマスを迎える準備をする期間。
 私も視野を広げながら、自分自身の存在や向かう先について、心の内側を深掘りしていきたいと思います。

◇見出しの写真は、みんなのフォトギャラリーから
hanakokoroさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。


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