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詩の癒やし ~書いておいて良かったと思える瞬間

 過去に書いた詩を何の気なしに読み返すと、まったく不意打ちのように、深く癒やされる瞬間がある。

 昨日はこの詩がストライクだった。

 仕事の空き時間に下記のマガジンのチェックをしていて、リストを見ていたらなんとなくこの詩が気になった。開いて読んでみたら、自分でも意外なことに何を書いたのか覚えていなくて、新鮮な気持ちで言葉を追うことができた。
 心の奥にボールがぽんと飛び込むように、自分の言葉が響いてきた。

 今年の3月に書いた詩だった。
 書いておいて良かったと心から思った。
 過去の自分が、いまの自分を癒やしてくれる。

 そして、noteで公開しておいて良かったとも思えた。
 過去のタイムラインの中に埋没してしまっていても、それが必要とされるとき、不思議とピックアップして読むことができるものだから。
 そこにあることばが、読みたい人を引き寄せるみたいに。

 きっと自分だけじゃない。
 似たような状況の人や、感性が通じる誰かの心にだって響いているかもしれないし、そうであってほしいと願う。
 公開しておくことによって、可能性が生まれる。

 私にとって、それは希望だ。
 私のことばが、誰かの心に光を灯せるかもしれないという希望。
 明るいときも、暗いときも、環境にかかわらず光を灯し続けていく。それを実行するための、エネルギーとしての希望。
 その希望に支えられて、私は書いていく。

 図らずも、昨日は3月に書いた自分の詩に癒やされた。そんな瞬間が、読んでくださるみなさまの心にも訪れたら幸せです。


◇見出しのイラストは、みんなのフォトギャラリーから
mioartyさんの作品を使わせていただきました。
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