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自転車の話

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自転車にまつわる話をまとめてあります。書いてるのは大体B面です。 主に旅行記、自転車との関わり、コンセプト的な話の3つが混ざって入ってます。
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記事一覧

ハンドル周りを何とかしたい

ハンドル周りを何とかしたい

 はろー、チェーンを洗ったはいいけどスプロケットの掃除が面倒くさくてとうとう2週間過ぎてしまったB面だよ。ロードバイクを玄関に縦置きしているせいで、いちいち整備のために動かすのが億劫なんだよね。でもGWにロングライドしたいから何とかしないとね。ちなみにヘッダーの写真は借り物なので関係ないです。

買ってからそのまま 今乗っている Jamis Sattelite Comp は NVO のアジャスタブ

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ロードバイク乗りにとって「足元をおしゃれにする」ということ

ロードバイク乗りにとって「足元をおしゃれにする」ということ

 2023年の7月に、仕事用に履いていた靴を捨てた。
 もともとは上司が買ったけど使っていなかった靴で、サイズがあったから貰った靴だった。流石に3年も履いているとソールも減って滑るようになってくる。踵と土踏まずがかなり削れてしまっていたので、新しいものを買うことにした。
 ただ、固い仕事ではないので、華美ではなくある程度動きやすい靴であれば問題はない。なので、ロードバイクで使っていた靴を仕事用にす

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年越しライド(皮算用の締め作業編)

年越しライド(皮算用の締め作業編)

 はぁい、B面だよ。
 年越しライドの記事、書き始めたらめっちゃ長くなっちゃった。今回は覚えている限りにあった出来事を話すよ。年越しの話も今回が最後、長いぜ!

 取らぬ狸はこちら。↓

走行記 21時37分に御坊駅に到着。トイレに行って輪行解除。さて走り出すか、と思った矢先にスピードセンサが赤ピコしてる。サイコンはデータを拾ってはいるから瀕死の状態なのだろう。そしてリアライトが1つ点かない。思い

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年越しライド(皮算用の棚卸し編)

年越しライド(皮算用の棚卸し編)

 はぁい、B面だよ。
 年越しライドの記事を書いたのが去年ということがいまだに信じられないよ。今は 2022年 13月 じゃないという事実が悲しいね。
 とりあえず、あの無茶な計画がどうなったかの総まとめをするよ。第 1 弾は機材と概要的なまとめについて。
 ちなみに膝は死にませんでした。

 取らぬ狸はこちら。↓

新規投入機材 新規投入した機材はいくつかあるよ。まず一つが「岩石兄弟」でおなじみ

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年越しライド(取らぬ狸編)

年越しライド(取らぬ狸編)

 はぁい、B面だよ。毎年年越しは苦手で、何かしてないとハレの雰囲気に飲み込まれそうで嫌なんだ。今年は去年よりややあったかい年越しになりそうだから、どうせだし走りに行くよ。と言うわけで計画部分を書いて、書き終わったら少し仮眠するよ。年越しうどんはどん兵衛で済ませたし、もう怖いものはないね。

行先は「ほぼ」本州最南端 とりあえずは年を越しつつ走るわけなので、走った先のご褒美は欲しいよね。夜が明けると

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パーツ交換の話(シートポスト編)

パーツ交換の話(シートポスト編)

交換に至るまで

 Jamisを買って以来、シートポストに関してはそこまで重視していなかった。というのもそこまでシートポスト高やサドル位置と言ったものに頓着していなかったからである。しかし、時は過ぎ去り、寄る年波から体が逃げきれなくなった。真面目にポジションについて考え直した時に出て来たのは「パワーで踏みたいしどっちかっていうともっとサドルを前に出せない?」ということであった。

 そうなるとどう

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紀伊半島南下計画 4回目 (4)

紀伊半島南下計画 4回目 (4)

前回はこちら。

謎の鳴き声

 日置川を渡り、右に曲がる。日置川すさみ線へと入っていく。すると、なんだかよくわからない鳴き声が聞こえてきた。鵺でないことは確実ではある。サルなのか、鳥なのか、とにかく何なのかわからない鳴き声にビビる。
聞こえる方向としては、進行方向左側の崖の上である。崖ではあるが、崩落防止のワイヤーネットが張られており、もしサルであれば下りてくるかもしれない。
 そんな恐怖から早

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紀伊半島南下計画 4回目(3)

紀伊半島南下計画 4回目(3)

前回はこちら

 ブルーラインに沿って走っているときにありがちな事が、ラインが途切れることである。和歌山においては恐らく県が策定したブルーラインを市町村が整備する形になっているような雰囲気なので、そこでおそらくタイムギャップが生じているのだろう。例にももれず今回も線が途切れた。が、今回のは途切れたよりももっとひどい話もある。今思えば写真の一つでも取っておけばよかったと思うが、やんぬるかな、それをす

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紀伊半島南下計画 4回目(2)

紀伊半島南下計画 4回目(2)

前回はこちら

アップダウンとトンネル、そして月

 和歌山県は人口の6割が県北部を流れる紀の川流域の市町村に集まっている。これは、紀伊山地の急峻な地形から流れ出る川によってできた堆積平野が、紀中以南においては少ないためであろう。それはつまり、人が住みやすい大きな平野が少なく、同時に点在する居住地をつなぐための道路はアップダウンが多くなることを意味する。

 走り始めてしばらくは、富田川の作った平

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紀伊半島南下計画 4回目(1)

紀伊半島南下計画 4回目(1)

 皆さまは紀勢線を走るJR西日本の特急列車「くろしお」をご存じだろうか。京都駅から新宮駅までを結ぶこともある特急列車である。
 2022年11月2日。そのくろしおの白浜行き最終便に2人して揺られながら、ぼんやりと南中を過ぎた上弦の月を見ていた。今夜はこの月を肴にしながらナイトライドをする。といいつつも上弦の月は沈むのが早い。どちらかというと星空を肴にすることになるのだろう。

 くろしおに揺られる

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紀伊半島南下計画(第2回・第3回まとめ)

紀伊半島南下計画(第2回・第3回まとめ)

 はぁい、B面だよ。明後日明明後日を使って紀伊半島南下計画の佳境部分を走ろうと計画を立ててるところだよ。白浜以南はJRですら廃止可能性を言うくらい人がいないし、それに伴って夜半の補給点が少なくて頭を悩ませてるよ。
 計画通り走るかは別にして、それまでにとりあえず残りの部分を書いておかねば、と思ってスマホをぽちぽちしています。覚えている範囲でサクッと書くだけだからそこまで長くならない、はず。

第2

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パーツ交換の話(サイコン編)

パーツ交換の話(サイコン編)

 はぁい、B面だよ。まず初めに謝っておくと、この記事はパーツ交換の話じゃない。アクセサリ交換の話になる。もうちょい詳しく言うと、走るのに必要なのがパーツ、なくても走れるのがアクセサリ。
 サイクルコンピュータ (以下サイコン) は無くても走れるのでアクセサリとなる。

交換の歴史買うまで

 最初に買ったのは Garmin の Edge800J であった。買った理由としては前述の東海道を走るためで

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パーツ交換の話(スプロケット編)

パーツ交換の話(スプロケット編)

交換の歴史

 この話をするとただ単に自分の貧脚っぷりをさらけ出すだけなのだが、とりあえずパーツ交換の範疇には入ると思うのでしておく。
 初めについていたのは、安くするために (当時は) 使われがちなSRAMのPG-950の11-28tだった。これは今でも実家に残っている。2年ほどそれを使っていたが、フロントが50-39-30tであるにもかかわらず、どうしても登りがしんどいのである。
 そんなある

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パーツ交換の話(目次編)

パーツ交換の話(目次編)

はじめに ロードバイクとは基本的に大きな沼であり、言うなれば「らんま二分の一」の呪泉郷である。そこには至る所に沼があり、落ちると這い上がるまでが長いし、ふと気が付くとまたしても落ちていたりもする。
 例えば鞍溺泉や踏板溺泉、车把溺泉はおそらくロードバイクにおける3大沼であろう。うっかり手を出そうものならあれやこれやと悩み始め、インプレ記事を探し回り、取らぬ狸の皮算用をし、店に行き実物を触り、セール

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