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はじまりは歴史から

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#ロシア

ミサイル着弾は火種になり得るのか

 ポーランドにロシア製ミサイルが着弾し、ポーランド市民が2名亡くなってからちょうど1ヶ月になる。それがロシアからの攻撃によるものなのか、確認されるまでは世界中で話題になり、各国のメディアでも大きく取り上げられた。その後、ポーランドでも米国をはじめとする西側諸国でも、ミサイルはロシア製ではあるがウクライナから撃たれた迎撃ミサイルの一部がポーランドに着弾したという見方が強まった。それとともにメディアで

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2022年5月22日、ポーランドのドゥダ大統領がウクライナ国会で行ったスピーチの要旨

2022年5月22日、ポーランドのドゥダ大統領がウクライナ国会で行ったスピーチの要旨

2022年5月22日にウクライナの国会でポーランドの大統領、アンジェイ・ドゥダが行ったスピーチの要旨です。ポーランド語から要旨を訳したもので、完訳ではありません。

ロシアの侵攻が始まった数時間後の2月23日にここにいた。その時、ポーランドはウクライナをとり残すことはしないと言った。4月上旬に、破壊された町、ウクライナの悲劇を見た。世界が自由で公正であるためには、ウクライナを放っておいてはならない

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在ポーランドウクライナ大使が語ったこと

在ポーランドウクライナ大使が語ったこと

アンドリイ・デシチツァ在ポーランドウクライナ大使がポーランドのメディアに語ったこと。
ロシア軍はウクライナから撤退しなくてはならない。交渉の最初からロシアはウクライナの降伏、クリミアの譲渡、非ナチス化、非武装化を望んでいた。時間の経過とともにロシアが言うことは少しずつ変わってきた。2月24日の戦争勃発行前の行政国境に同意し、少しずつ要求を取り下げている。
なぜプーチンが戦争を始めたか説明するのは難

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ロシアのウクライナ侵攻で見えた現実

ロシアのウクライナ侵攻で見えた現実

ロシアはウクライナ侵攻では、容易くキエフを陥落し、短期戦で勝利をおさめる読みだったのだろう。だが、そうはいかず、すでに10日以上経った今でもキエフ陥落は達成できていない。ドネツクとルガンスクを手に入れることは予測してもウクライナ全土を戦火に巻き込むことになろうとは、ほとんどの人が思っていなかったのではないだろうか。ロシアの攻撃が始まり、一部の国を除く全世界がプーチン大統領に対抗するまでに発展した。

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