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接客ロールプレイング大会に向けて ②

先日投稿した内容に続けて「接客ロールプレイング大会」出場予定の方に、研修講師・審査員をする側からのワンポイントアドバイスになれば・・・と投稿します。
接客ロールプレイング大会に向けて|Shinka_lab_Inc.代表ほそのまゆこ (note.com)

もしよろしければ、前回の投稿もご一読くださいませ。

研修を担当する際に「これまでの出場経験は?」とお伺いします。
普段通りで大丈夫!と言えることと、大会規定など”普段とは異なること”を認識されているか。という点です。
例えば、大会では接客時間・持参できる商品点数・使用する什器類の制限などが挙げられます。更に、接客の場面ではあるものの、審査をする人にも見える・聞こえる接客であることも意識しなければなりません。

まずは環境・設定に慣れることをしてもらいますが、大会経験のある方には
①これまでの出場した大会と今回出場する大会の違いを確認
②前回の振り返り(記憶していることもですが、フィードバック内容など)
③今回の出場動機とゴールの確認
上記を踏まえて、研修をスタートしています。

一般的に集合研修では、初心者の方も経験者の方も一緒にオリエンテーションすることも多いと思いますので、それぞれの立場で確認してみることをお勧めします。

これまでの経験で、初心者の方も入賞されるケースも多々あるので、経験が全てではありませんが、与えられた条件の中で本領発揮するには初心者と経験者では大会に挑むための準備が異なると考えます。

初心者のみなさん
まずは、時間と商品点数などの条件の中で、自分の強みが発揮できるように”悔しい”思いをしないように練習をしてください。
これまでの入賞者映像などを観ることは勉強になりますが、あくまでもその人の接客ですので、同じことをする接客にする必要はないと私は考えます。
※一部 社内ロープレではマニュアルの徹底を目的としたロープレもあります。

経験者のみなさん
入賞経験がある方は特に、自分の型に捉われすぎないようにしてください。
とくに○○賞という順位に該当しないような賞の場合は、そのときの接客パターン以外も挑戦してみることを私はお勧めします。
これまでの自分を超える目標を立てたら、いったん自分のロープレにおける固定概念を諸々横に置いてみてください。手放したうえで、接客スタイルを再構築することは更なる成長へのきっかけになることも!

大会に挑む皆さんは、日々のお仕事プラスαで時間を調整しトレーニングされていると思います。
その姿勢そのものが素晴らしいことであることも、お忘れなきよう。その気持ちが実際のお客さまに届くことを願っています。




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