最近の記事

F●CK!不採用通知

これで何通目の不採用通知であろうか。 今年の4月、某ウイルスの影響によりおれは職を失った。 それから半年以上が経つものの、いまだ無職という有り様である。 この数ヶ月間、一体何通の不採用通知に目を通して来ただろうか。 この状況下で失業者が増えているのに対して雇用が減っているとはいえ、おれという人間はこんなにも需要がないものなのかと、もはや笑い話にすらならない。 それはさておき(さておいている場合ではないのだが)、数多の不採用通知に目を通してきて疑問に感じたことがある。

    • その靴はもう、死んでいる。

      無意識に他人の足元を見てしまう癖がある。 かつてヴィンテージのコンバースにハマっていた時期に街で履いている人が居ないかを探しているうちについた癖であろう。 しかしそんなことをしていると様々なことに気がつくことがある。丁寧に磨かれた革靴を履いたビジネスマン、ありえない高さのヒールを綺麗に履きこなしている女性など、靴のセンスから履きこなし、歩き方の癖まで様々なことが見えてくる。 そんな中、ごく稀に信じられないほど履き潰された靴を履いている人に遭遇することがある。 『汚れている

      • 視力が悪くて良かったこと。

        とにかく視力が悪い、両目で0.01以下しか見えていない程の近視である。 しかし視力が悪くて困ったことがあるかと聞かれれば特になく、メガネやコンタクトで補えているので全く問題はない、むしろ悪くて良かったと思えることすらある。 例えば銭湯などに行った際に他人のチンコやキンタマを鮮明に見なくて済むのだ。 男というのは自分のチンコとキンタマに対しては目に入れても痛くないと思えるほど可愛いがり甘やかすのだが、それが他人のチンコとキンタマとなれば掻っ捌いて蹴り捨ててやりたくなるほどに嫌

        • 小学生の頃に詐欺にあった話。

          これは人生ではじめて詐欺にあったときの話である。 あれは小学生の頃だった。 当時おれは『ドラゴンボール』にハマっており、背中に界王様のマークが入ったオレンジ色のTシャツを着て登校するほど熱狂していた。 完全にどハマりしていたおれは、当時ドラゴンボールのDVDが欲しくてたまらなかった。 しかしその頃はまだDVD-BOXしか売されておらず、その値段は10万円を超えた為とても小学生が買えるようなものではなかったのだ。 そんなある日、おれは『ヤフオク』の存在を知ることになる。

        F●CK!不採用通知

          [怒]ドッジボールを許すな

          ドッジボールというイカれた競技の話をしよう。 ドッジボールとは、ボールを人にぶつけて競うという暴力を正当化したとんでもない競技のことだ。 もちろんやりたい者同士で行う分には全く構わない。 問題なのはこのイカれた競技を小学校などの授業で強制的に行っているということである。 我々は幼い頃から人に物を投げてはいけないという教育を受けてきた。 理由はもちろん危険だからだ。 それがどうだ、小学校に入学した途端、授業だからという理由でこのドッジボールという悪魔のような競技に強制的に参

          [怒]ドッジボールを許すな

          [考察]浦島太郎から学べる教訓とは

          『浦島太郎』というむかし話を誰もが一度は聞いたことがあると思う。 軽く内容を説明しておくと、 主人公の浦島太郎という青年が、海でイジメられていた亀を助けたお礼にと竜宮城へ招かれ豪遊をした後、絶対に開けてはいけないという忠告を受けたお土産の玉手箱を開けてしまい、その中から出てきた煙に包まれて瞬く間にお爺さんになってしまうという話である。 率直に言おう。 なんだこの訳の分からない理不尽な話は。 亀を助ける下りや竜宮城の件に関しては特になにも思わない、理不尽極まりないのがそのオチ

          [考察]浦島太郎から学べる教訓とは

          濡れせんべいは濡れているか

          『濡れせんべい』という食べ物が存在する。 “濡れ”といいつつも、別にビショビショに濡れているわけではない。 焼きたてのせんべいの生地に醤油を染み込ませて作っており、その結果、通常はサクサクとした食感のせんべいが見事にしっとりと仕上がるのだ。 おれは昔からこの濡れせんべいに対しての “濡れ”という表現に引っかかっていた。 実際に濡れているわけではないのなら、 “濡れ”せんべいではなく、“濡らし”せんべいなのではないかと。 しかしこれを主張すると大抵の人は「濡らして作っているん

          濡れせんべいは濡れているか

          『ギャル』とはなんぞや。

          おれはギャルが大好きだ。 ギャルの良さといえば、あの独自のフランクさとタメ口にあるとおれは思う。 初対面であろうと構うことなく相手のパーソナルスペースに踏み込んでいき、見事に心を掴むその姿には感服する思いだ。 実際、人と仲良くなるまでにかなりの時間を要する自分でさえも、相手がギャルであれば不思議とすぐに心を開かさせれてしまう。 しかし稀に、この『フランク』や『タメ口』という部分を「礼儀がなっていない」と捉える人がいる。 だが考えてみてほしい、ギャルにタメ口をきかれて不快な思

          『ギャル』とはなんぞや。

          神への懺悔、究極の腹痛。

          誰しも腹痛というものを経験したことがあると思う。「死ぬほど痛い」「もう耐えられない」「自分が一体なにをしたというんだ」などと一通り思ったあげく、最終的に行き着くのは神への懺悔である。過去の過ちを悔い改め、許しを乞うことで本気で腹痛が治ると思ってしまうのだ。 この場合の“神”というのはとても都合の良いもので、普段は無宗教を貫いている人のなかにも現れてくれる非常に有難い存在であり、腹痛が治ればさっさと忘れられてしまう儚い存在でもある、いわばレンタル式の神様のようなものだ。 レ

          神への懺悔、究極の腹痛。

          おれの手相はつまらない。

          数年前のある梅雨の休日。 その日はとても暇だった。 普段なら家の中でまったりと過ごすのだが、その日は無性に何かをしたくて仕方がなかった。 「そうだ手相占いに行こう」手のひらに刻まれた無数の線を見てその人の半生から運命までもが分かるという手相占い。 そんな素敵な機能が人間の手のひらに備わっていると知って以来とても興味があったのだ。 とはいえ男がひとりで手相占いに行くというのは如何なものかとなかなか一歩を踏み出せずにいた。 しかしその日は何かをしたくてたまらない、これはもう手相

          おれの手相はつまらない。

          ナニモノ、ハヤシライスの正体

          ハヤシライスという食べ物をご存知だろうか。トマトのようなデミグラスソースのような、あのよく分からない味の食べ物のことだ。 おれはこのハヤシライスという食べ物を生まれてこのかた一度たりとも認めた事がない、いや認める訳にはいかない。 理由としては先にも述べた通り、結局なに味なのかがハッキリとしないからだ。 なに味かも分からないものを口の中で噛んでいるときのストレスったらありゃしない、にも関わらず『ハヤシライス』などという立派な名前がついている。 所詮あんなものはカレーにもシチュ

          ナニモノ、ハヤシライスの正体