見出し画像

管理業務を増やす弊害について

こんにちは、しんごです。

日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

管理業務

仕事をしていると、マネージメントや管理系の部門から、状況報告などの管理業務を依頼されることがあると思います。

例えば、今期の予算状況のアップデートや、社内プロセスの確認など、全て社内で完結していて、実際のビジネスにあまり関係ない業務です。

マネージャのような管理職になれば、こうした業務は爆発的に増えますが、マネージャーは、基本的に現場からの報告を得なければこれらを作成することはできません。

従って、これらの管理業務があると、マネージャーだけではなく、現場にも負担が増える事になります。

こうした管理業務は、大事な仕事の一つであり、組織であれば対応するのが当たり前と思ってしまいますが、これを増やす事の弊害について、あまり考えている人がいないなと感じています。

管理業務を増やす弊害

どんな職責であっても、管理業務を増やと、内向き志向が強くなり、新しいアイディアの創造や行動を抑制する効果があることを認識する必要があると思っています。

これは経験上感じている事が多いのですが、管理業務が増えてくると、いつの間にか新しいアイディアを考えたりすることが実質的に少なくなってくるのです。

もしかしたら、皆さんも経験あるかもしれませんが、社内報告の資料の締め切りや、予算状況の報告などの内向きの仕事をしている間に、「そうだ、次はこれを試してみよう!」なんて気分にはならないと思います。

仮にこうした弊害の心理的効果が全くなかったとしても、管理業務をしている間は外向きの仕事ができないので、時間的には弊害となっています。

従って、管理業務を増やす弊害は、心理的なものだけでなく、もちろん時間的なものもあるということです。

管理業務のマイナスインパクト

管理業務は、大事な業務の一つです。

しかし、管理業務は、管理している人の安心を得る事はできますが、売り上げなどの成果を上げることはありません。

管理業務が増え過ぎて、外向けの仕事への意欲や時間がそがれてしまったら、なんのためのなんの仕事か分からなくなってしまいます。

従って、こうした管理業務のマイナスのインパクトについては認識しておく方が良いでしょう。

「別にちょろっと調べるだけなんだから」とか、「これくらい当たり前だ」などと、気分よく気軽に依頼していませんか?

これからも、自分が誰かに管理業務を依頼する時は、それが外向けの仕事へのブレーキになるという弊害を常に思い出すようにしたいと思います。

この記事が参加している募集

最近の学び

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?