「資格」で人生の成功体験を積み立てる
「資格」試験に合格して、得られる大きなものに成功体験があります。
意外と語られていないので、今回はこれをテーマで進めたいと思います。
①「資格」で人生の成功体験を積み立てる
人生においてこれ程「自信に繋がる」ものはないというものがあります。
その一つが成功体験です。
何か次に頑張ろうと言う時に、過去の成功体験がある人は、とてもスムーズに次のステージに向かえます。
成功体験とは、過去自分が努力をして良い結果を出した体験の記憶です。
この自分の努力の結果出来上がった記憶は、とてつもなく大きい力です。
更に、成功体験を積み上げてきた人は、無意識的に成功体験が行動に結くようになります。
ところが意外とこれに気がついていない人が多いことに気付きました。
②小さな成功体験
成功体験というと、何か物凄い事を成し遂げたと言うことだけではありません。逆に、小さな成功の積み重ねこそが重要と言えます。大きな成功体験よりも小さな成功体験を積み重ねて行くことが、あなたの自信をより強固のものにしていくのです。
とは言え、社会に出ると、「何かやり切るという経験を持つ機会がない。」「何をして成功体験を得ればいいのかわからない」という方もいるかと思います。
そこでオススメなのが、資格試験への挑戦です。
③不公平な社会で数少ない公平なもの
社会に出ると分ると思いますが、いかに社会という場が不公平な土台の上に成り立っているかよく分ると思います。
昇進昇格しかり、職場の環境、人間関係、社会情勢等で、何がその評価になっているか実に分かりにくい。ある意味会社も政治の世界そのもので、忖度こそが生きる道みたいな状況なわけです。
だから、忖度が上手くできて立ち回れる人間が会社では頭角を現してくるわけです。これは歳を取るにつれ顕著になってきます。もしかしたら、その結果が今の日本企業の衰退かもしれえませんね。
一方で資格試験においては、出された問題に対して答を出し、その得点で合否が決まります。そこには、自分の努力以外結果を出す術はありません。会社のように人間関係に左右され「お前が気に入らないから不合格にする」といった事は100%ありません。全てあなたの努力が結果であるということです。
学生時代の頃、試験に対して色々と不満があったと思いますが、社会に出てみると、試験ほど公平な競争がシステム化されたものは無いのではないかと思ってしまいます。
そういう意味では大人の社会で、唯一公平公正なものの一つが資格試験だと言えなくもありません。
あなたが努力すればするほど、結果が出る可能性は高くなります。合格すれば嬉しいし、自分の努力が認められたと素直に受け入れられるというものです。
④体験としての資格取得
同時に、「自主的に何かやろう」という気持ちは、この上もなく重要です。そして、努力の末、合格という結果を出せば確実にあなたはこの成功体験を手に入れることが出来ます。
まとめると、資格試験に合格するという事は、あなたが自らの意思で決定し、努力し、その結果を出せたという実に素晴らしい成功体験を得ることが出来るという事です。
⑤ 成功体験を積み上げる
では、成功体験を積み重ねるとどういう事が起こるか？という事です。
まず、確実に言えることは、次に、「資格」を目指す時のハードルが低くなるという事です。
よく「資格マニア」と言われ、数多くの「資格」を取りまくっている人がいますよね。この人達がその典型で、数多く「資格」を取っていると、次第に「資格」を取ることに全く抵抗がなくなってきます。
では、「資格」を多く取ればいいのか、あなたにも「資格マニア」を目指せというのかというと、そういう事ではありません。いわゆる「資格マニア」という人達については、別の機会でお話しますが、ここでいう成功体験とは、「資格」を取ることを素直に自分の実績と捉え自信を持つという事です。
「資格」の数で自信を持つのではなく、「資格」を取る過程の努力や犠牲を乗り越えた自分を素直に「一つの成功事例」としてあなたの自信として欲しいのです。
勿論、「資格」の勉強をすることで知識は増えますし、知識が増えればそれだけあなたの視野も広くなります。更に、努力をしてやり切った経験は、必ず次のステップに向かう強いパワーとなることでしょう。
社会人になると、仕事以外の活動が極端に狭まります。そういう意味でも、「資格」を勉強し合格するという一連の活動は、確実にあなたを高めることになります。その上、成功体験が得られるのだから、目指さない手はないのではと思います
⑥成功体験から得られるもの
成功体験から得られるものは、何と言っても自信です。特に難易度が高い資格を取ると、相当な自信になります。
会社勤めの方が「資格」の試験を勉強する場合、通信教育を利用する確率が高いと思います。結局、通信教育になるとかなり、ほぼ独学に近い形になるので、勉強を維持するのが結構辛いです。
でもこの辛さを乗り越えたことがある人だけが知っている達成感は、中々味わえない素晴らしいものです。後々、何か新しいことに関わるとき、「あの辛い資格試験を乗り越えたんだから、大丈夫」という、妙な自信が備わっていることを実感できます。
何度も言いますが、社会人になると、中々、成功体験を作ることに恵まれません。仕事の達成感もあるのですが、やはり、自分でやり遂げる達成感というのは、特別なものです。
そういう意味でも、自分が自主的に挑んだ「資格」を取得することは、必ず後々のあなたの思考や行動にプラスの力を与えるものになります。
どうでしょう？
もし今行き詰まりを感じていたとしたら、悩むよりも行動です。
あなたも「資格」に挑戦してみてはいかがでしょうか？
ー今日の名言ー
「どこの扉を叩いても開かない悪い時期っていうのは外へ向かおうとしてもドアが開かないから、じゃあどうすればいいのか、内に向かえっていう指令なんです。美・知識・教養・技術、そういう自分の財産を増やしておきなさい」～美輪明宏
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