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カナダの腰痛の権威 スチュアート・マッギル博士

腰痛でお困りの皆さんこんにちは。深作史門クリストファーです。

私は手術を受ける前保存療法を試していたのですが、王道の「体幹を鍛える」をやっていました。ですが闇雲にやっていたわけではありません。カナダの腰痛の権威、スチュアート・マッギル博士の方法を試していました。

マッギル博士は大学生時代の頃、配管(工)を学んでいたそうですが、運命のいたずらから脊椎の研究ラボに参加することとなり、今日まで日本国外では著名な腰痛の権威として何十年に渡り腰痛の研究を行ってこられました。


日本では「腰痛の80%は原因が特定できない」なんてよく言いますが、これは正直個人的に納得の行くものではありませんでした。

それに対して、マッギル博士は次のように語ります。

Back pain always has a cause.

「腰痛には常に何らかの原因がある」


上記がマッギル博士の公式ウェブサイトです。

先程のフレーズがでっかく書かれてますね。


ジョン・E・サーノ医師の「Healing Back Pain」という本も腰痛に関してはよく取り上げられますが、私がサーノ医師ではなくマッギル博士の腰痛改善プログラムに力を入れた一つの理由があります。


それは、マッギル博士が、ブライアン・キャロルという腰に大怪我を負ったパワーリフティング選手のキャリアを見事に復活させた実績があるからです。

こちらの動画は、ブライアン・キャロル氏がマッギル博士の指示に従ってリハビリを行っている様子の動画です。

ボロボロだった彼の腰は、手術をせず数年のリハビリを経て、大いに回復しパワーリフティングの世界でまた活躍し、コンテストで優勝まで果たしました。

リハビリ完了後の、ブライアン・キャロル氏のキャリア復帰の動画です。


この実績があったからこそ、私はマッギル博士の腰痛改善プログラムに大きな信頼を持っていました。

そんなマッギル博士の著作が日本語で唯一読める本が

腰痛 ─エビデンスに基づく予防とリハビリテーション」です。

他にも、まだ日本語には翻訳されていませんが、「Back Mechanic」「Gift Of Injury」などの著作もあります。


ではどんな腰痛改善プログラムなのか?意外とシンプルなんです。

その名も「McGill Big 3」。

ビッグスリーというくらいですから、3つの王道の体幹トレーニングをするということです。もちろん先述のブライアン・キャロルもこれを行っていました。


こちらの理学療法士さんのブログに、そのやり方が日本語で詳しく書かれています。

こちらのビデオは英語ですが、そのMcGill Big3をマッギル博士ご本人が監督しながら生徒に教える動画となっています。ぜひご覧ください。


私も、ADR手術を受ける前の保存療法を試している間は、このMcGill Big3に非常に助けられていました。



皆さんも是非お試しください。

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