清水狸

芸人。

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最近の記事

「証明」の話

密着動画の新作が公開になりました。 敢えて語弊のある言い方をすると「一番見てほしくない回」です。 しかし、結果は結果。 見てもらって供養したいと思います。 動画を見て、改めて自分の感情と向き合いました。 石巻市地域おこし協力隊として移住後、二拠点で活動していました。 毎月三週間宮城県で過ごし、一週間東京で活動。 野望というか、絶対に達成したいことがありました。 ネタのクオリティを落とさないこと。 宮城県は東京よりお笑いライブが少ないです。 移住したことでライブが減ってネタの

    • 「最終」の話

      2023年のまとめを大晦日に書くつもりでしたが、全く間に合わず新年を迎えました。 明けましておめでとうございます。 しかし、あれですね。 11月に毎回地域おこし協力隊の節目を迎えるので、そこでまとめてしまうからあまり書くことないですね。 既に振り返ってるので。 なので去年の感想をざっくりまとめると本当に濃かったな、と。 詳しくは密着動画の総集編をご覧下さい。 これだけ見ても濃いのに前半に石巻笑いの日の第一回もあったんですよね。 これ、一年間の話なんだな、と。 あれがダメな

      • 「二年」の話

        10月22日、コントワークショップと大喜利マスター決定戦と単独ライブをいっぺんにやりました。 M-1二回戦も終わりました。 ようやく一息。 気づいたら地域おこし協力隊委嘱から二年の記念日でした。 ということは今日から三年目。 地域おこし協力隊の任期満了まであと一年。 じゃあ何かnoteを書かなくては。 と思ったものの、まだやることがいっぱいあってそれどころではなかったんですが、特別な日ということでそれでもnoteを書きたいと思います。 少しずつ、本当に少しずつですが状況は変

        • 「行動」の話

          行動を起こせば結果が伴います。 良い結果であれ悪い結果であれ。 悪い結果が起きたときには後悔します。 「最初から何もしなければこんなことにはならなかったのではないか?」と。 そんな思いを沢山してきました。 あのとき、ああしなければ傷つくこともなかったのでは? そのときはそうやって後悔しますが、その後悔は「何もしなかった、できなかった」の後悔に比べたら小さい。 時が経てばそう思います。 だからといって、つらくないわけではないんですけどね。 あくまでも比べたら、の話なので。 今

        「証明」の話

          「質問」の話

          よく聞かれる質問があります。 よく聞かれるのだから答えを用意しておけばいいのですが、毎回困ります。 「なぜこんなにお笑いを続けてこられたんですか?」 これ、すごくよく聞かれます。 なぜ困るのかというと、「続けてこられた」という感覚はないからです。 むしろ「辞めるべきタイミングを逃してまだ続けてる」が本人視点の感覚です。 この質問、難しいのが多くの場合、悪意がないんです。 プラスの意味で質問される方が多いです。 確かに「一つのことを続ける」こと自体は凄いのかもしれません。 ただ

          「質問」の話

          「五月」の話

          前回からだいぶ間が空きました。 間を空けているうちに地域おこし協力隊の任期も折り返し地点。 いよいよ焦りが募る、そんな時期。 とてもじゃないけど、暮らしていけるような状況にはなってない。 でも楽しい。 勝手に忙しくしてるだけ。 誰かがお仕事くれるわけではない。 でも楽しいし、ここに存在していていいなと思わせてもらえるような日々の中にいます。 具体的に。 4月、5月6日のコントワークショップ発表会の稽古に追われてお休みは二日だけ。 5月6日はコントワークショップ発表会だけでは

          「五月」の話

          「還元」の話

          11月に石巻移住一年が経って、振り返りのnoteを書きました。 なので2022年の振り返りを書こうにもほとんどそこで振り返ってしまったわけで。 というわけで11月・12月が特筆すべき濃密さだったのでそこを中心に振り返ろうと思います。 11月、新しい試みとしてコントワークショップをしました。 石巻市地域おこし協力隊のお笑い芸人として、「笑いの街・石巻」を目標に掲げたものの結局のところ地元の人からお笑いをやる方が現れないと、私だけではこれは実現できないと思ってます。 とはいえ、

          「還元」の話

          「一年」の話

          色々と節目です。 石巻移住から一年。 M-1も終わりました。 なので振り返るタイミングだなー、と。 この一年が成功か失敗かは見る人によって意見が分かれるところだと思います。 思ったよりできたこと、できなかったこと色々あります。 ですが、当事者としては無我夢中のうちに一年が過ぎた感じです。 無我夢中の中でも何が自分にとって大事なのか、を考えさせられる一年でした。 コミュ力高く、営業バンバン取ってくる。 メディアに出て経験値を上げる。 全然できませんでした。 東京との行き来

          「一年」の話

          「漫才」の話

          とてもとても、私ごときが語って良い話ではないですが。 二回戦に進んだだけで語るなんて浮かれすぎてますが。 ただ、全く語らないのも違うかな、と。 12年ぶりにM-1に出ました。 過去に一応、二回戦に進んだことは二回あります。 ただ、コントをしました。 本当に始まってすぐコントに入る漫才。 漫才は苦手です。 つかみどうしたらいいかわかりません。 コントなら出オチやら設定バラシやら。 漫才でつかむ方法がわからなくて。 今回何が嬉しいってコントに入ってません。 しゃべくり。 いや、し

          「漫才」の話

          「地地」の話

          前回からしばらく空きましたが、今読み返すと前回のnoteがまあ恥ずかしい。 事務所ライブの攻略法見つけた的な話してるのに見事にそこから成績はうなぎ下がり。 とうとう降格。 芸歴20年の全力を尽くしても半年しかランキング残留できず。 情けない。 毎月、東京で石巻PRを兼ねたお笑いライブをやっています。 東京まで行ってネタ鍛えてるのに成績は伴わず、悔しい限り。 そんな日々ですが、仙台の若手から「東京のライブに出たいです」と言われました。 僕自身は地域おこし協力隊の

          「地地」の話

          「二十」の話

          4月で芸歴20年になりました。 というわけで21年目に突入です。 人生のほぼ半分はお笑い芸人。 まさかこんなに長く続けるとは。 そして宮城県に移住してお笑いやってるとは。 宮城県でのお笑いも少し慣れてきたというか、だんだん求められてるものの輪郭がはっきりしつつあるような感じです。 事務所ライブ・イギナリではネタランキングコーナーに残留できているので長い尺でネタをやらせてもらってます。 東京のライブは基本3分ネタ、あまり長いと強制暗転。 今イギナリライブで一番上

          「二十」の話

          「到達」の話

          しばらくnoteを書いてませんでした。 これが石巻移住後、初note。 何度か書こうと思ったのですが、まだ早い気がして書いてなかったんです。

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          「一番」の話

          芸人をやっていて一番の喜びは何か。

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          「一番」の話

          「移住」の話

          8月の終わり、突然移住のお話をいただきました。 迷いはなく即決。 何より、石巻で「お笑い芸人」として必要だと思っていただけたのが嬉しかったです。 昨年、石巻で行われた「お笑いマスター決定戦」という大会で準優勝したご縁で今回誘っていただきました。 というわけで9月10月はライブを減らして一次審査・最終審査の準備。 晴れて合格して11月1日から三年間、石巻市の地域おこし協力隊として活動します。 石巻でのお仕事は ①石巻での定期的なお笑いライブの開催 現在、石巻には

          「移住」の話

          「転機」の話

          9月9日、節目のライブが終わりました。

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          「転機」の話

          「場所」の話

          後輩のピン芸人「吉田とん」と「ノンタクトしゅん」のユニット「とんたくと」がキングオブコントの二回戦に進出しました。 直前で組んだユニットでしたが、早い段階から出慣れていないライブにも出て、大きい会場を意識したネタ選びをしたことが功を奏したと思います。

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