「行動」の話

行動を起こせば結果が伴います。
良い結果であれ悪い結果であれ。
悪い結果が起きたときには後悔します。
「最初から何もしなければこんなことにはならなかったのではないか?」と。
そんな思いを沢山してきました。
あのとき、ああしなければ傷つくこともなかったのでは?
そのときはそうやって後悔しますが、その後悔は「何もしなかった、できなかった」の後悔に比べたら小さい。
時が経てばそう思います。
だからといって、つらくないわけではないんですけどね。
あくまでも比べたら、の話なので。

今年のM-1は5組で出場します。
言うまでもなく、5組全部受かることもあれば、全部落ちることもあるわけです。
賭けです。
いっぱい受かれば話題になる可能性あり。
逆に全滅なら芸歴22年目の大恥。

今年のキングオブコント、ほやもやでエントリーしたものの出場できませんでした。
萌江さんは多忙な中、ついにお笑いに手が回らないところまで来てしまいました。
これ以上、萌江さんに負担をかけるわけにはいきません。
今年のM-1用の漫才も既にできていましたが、ほやっほー祭での一回の披露のみ。
ほやもやで出られないなら、今年はM-1に出場しないという選択肢もありました。

「何もしなかった、できなかった」にしたくないと強く思いました。
石巻で一般の方一人一人と私がコンビを組む「コントワークショップ」をやってきましたが、急遽「漫才ワークショップ」を開きました。
過去のコントワークショップに参加していただいた皆さん、そして事務所ライブのアシスタントをしているハンナさん。
仙台一回戦には1日で四組出場しました。

結果、合格はハンナさんとのコンビ「ブルーゾーン」のみでした。
嬉しさと悔しさが入り交じります。
倍率を考えたら十分な結果かもしれません。
でも全組受かるつもりで挑みましたから。

仙台一回戦は昨年から20組程増えました。
気づけば仙台わいわいライブの出演者だらけ。
四回出ても必ず出番の近くに知ってる芸人さんがいる。
結果発表の配信を見る為、会場からネタ合わせした公園へ移動しました。
気づけば凄い人数。
公園がさながらフェスのような雰囲気に。
各大学お笑いサークルから合格者が出る度に上がる歓声。
仙台の、東北の、お笑いは確実に変わりました。
そしてそこにちょっと携われたみたいで良かったです。

行動をした結果、少しだけですが何かは起きました。




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