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【しまね女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜3齢 複業ライフでの脱皮

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。

自宅近くの海辺の風景。夜明けの空と海の色の変化を眺めるのが好きです。

このブログでは島の刺激を受けながら変化していった自分自身の
“脱皮”ポイントについて、お仕事や暮らしに焦点をあててご紹介しています。
 
《転職歴》
移住1年目・・・高校教員
2〜5年目・・・教育コーディネーター(高校で1年間、小学校・中学校で3年間)
6〜8年目・・・複業(教材開発、講師、バスガイド、移動雑貨販売)
9年目・・・雑貨屋・カフェ店長
 
前回は移住1〜5年目の教育現場での体験や自分自身の変化についてお話しました。
今回は複業時代の“脱皮”ポイントについてご紹介していきます!
 

【島暮らし×脱皮 その4】産後休業で生まれた余白とモヤモヤ


複業生活に至ったキッカケの1つは、
第2子の出産と産後休業です。
 
第1子の出産後は曜日感覚を失った自分に驚き、
「このままでは世間に置いていかれてしまう……!」とやたらと焦っていました。
 
第2子は育児の先が見通せること、産後の心身の回復に少なくとも1年間はかかること、仕事との両立がまぁなんとかなることがわかっていたので
育児を楽しむ余裕がありました。

第2子のお宮参り。自宅の側に海が拡がっています。

第2子の産後2ヶ月目の時期に、ふと
「やりたいことが全く思いつかない自分」に気付いてしまったのです。
 
今思うと
「産後2ヶ月はそんなもんだよ
赤子の世話と睡眠時間の確保と体力の回復と
日常生活でいっぱいいっぱいだよ」
という気もするのですが、
 
当時の私は
「ようやく産後1ヶ月の産褥期が終わったのに
好奇心オバケである私にやりたいことがないなんて……!」
と危機感を覚えました。
 
そこから、コーディネーターの任期を終えた後のキャリアについて考え始めました。
 
その頃読んでいたのは
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』ジュリア・キャメロン著 サンマーク出版、
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』八木仁平著 KADOKAWA の2冊です。
 
そのまんまなタイトルの本ですが、
自分が何に興味があるのか、これからどうしていきたいのか
整理していくのに非常に役立ちました。


海月堂では自分が読んで良かった本・おすすめしたい本をお取り扱いしています

【島暮らし×脱皮 その5】アウトプット(仕事)しながらインプット(学習)していく!


複業生活に至ったキッカケのもう1つは、
既に個人事業主として独立していた夫の影響があります。
 
夫は移住前は会社員としてプログラマーをしていましたが、
西ノ島移住後は個人事業主として独立し
プログラミングを中心にさまざまなお仕事をさせていただいています。
 
・プログラマー
・プログラミング講師
・ICT支援員
・ドローン観光ツアーの講師
・3Dプリンタによるお土産作製
・レーザーカッターによるお土産作製
・神事の太鼓
 
などなど……。
島でイベントがあればサックスを演奏し、
竹を切れば楽器を作り……。
 
こうして書くと何の人だかわかりませんね。笑
 
島では、今までやったことがない仕事でも
「やってみるかい?」
「これできますか?」
と挑戦する機会があり、
夫はどんどん引き受けてスキルアップしていきました。
 
先に学んでからできそうな仕事を探すという
学び→仕事 の順番ではなく、
仕事をしながら必要な学習をするという
仕事→学び というスタイルです。
 
これは、頭でっかちで
習ったことや学んだことを優先しがちな私にとっては新鮮な生き方でした。

夫が講師を務めるニシノシマドローンフライトツアー。ドローンで絶景を楽しめます!

夫を見習って、コーディネーター卒業後は
私も島でできそうな仕事をいろいろ掛け持ちしました。
 
・教材開発
・家庭教師
・プログラミング講師
・公営塾講師
・観光バスガイド
 
などなど……。
 
いくら情報があふれている世の中でも
どローカルな地域の文化や仕事の仕方については
文字情報になっていないことがたくさんあります。
また、自分の取り扱い説明書もインターネットには書いてありません。
いろいろやってみながら、
「これは好きだな」
「この仕事のこの部分はあまり得意じゃないな」
など、やってみてわかることがたくさんありました。
 
 

【島暮らし×脱皮 その6】質より量でやってみる!


複業時代に意識していたのは
「質より量」
です。
 
何回も何回も試してみて、
どうやったらどんな失敗になるのか?
新しく何がわかったか?
と、ただの失敗にするのではなく
学びに繋がるように意識しました。
 
やってみたかったことを色々試していった結果ハマったのは……

服作り!!
 
衣食住の中で、手作りのハードルがちょいと高い服作り。
30代になってから市販の服で欲しいものがなかなかなかったりして、
ずっとやってみたかったのです。
 
お気に入りの柄の布を買って、
自分や子どもの服などを作りました。


手作りワンピースを着る娘

服作りが楽しいとわかったのは良かった。
では、服作りを仕事にするにはどうすれば良いか……!?

以上、複業時代の私の脱皮ポイントについてのお話でした。
 
次回は、服作りがキッカケで生まれた『あそびとくらしの店 海月堂』のコンセプトや、移動販売時代のお話、実店舗の準備やオープンしてからのお話についてご紹介します。
 
ではまた、次回の記事でお会いしましょう!
 
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【名前】小山亜理沙
【居住市町村】西ノ島町
【UターンorIターン】Iターン
【移住前の居住地(都道府県)】千葉県
【年代】30代
【お仕事】
雑貨屋&カフェ『あそびとくらしの店 海月堂』店長
隠岐デジタルラボ アナログ担当
【好きなこと】
散歩 漫画 音楽 おいしいものを食べること
【Love shimaneとしてひと言】
目も耳も ノイズレスな生活の快適さ 過ごしてみないと気付けません
勢いで遊びに来ちゃいなYO 隠岐は4島周ってMy島を見つけたらいいYO
春〜秋がオススメだYO(冬の隠岐にもコアなファンがいます)

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