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「鮪のシマハラ」神保町駅に広告をだしました。


 神保町駅に「鮪のシマハラ」らしい広告をだしました。(投稿写真参照)

 大きくて真っ白なキャンパスにこれだけを書きました。はい。本当にこれだけなんです。住所もなし。何をやっている店なのかも。溢れんばかりのマグロ愛についても一切説明していません。

 毎日現場にいる私が、店舗で感じる緊張感・切迫感をそのまま文字にしました。「鮪のシマハラ」の現在がよく表現されています。オープンして半年。「鮪のシマハラ」はまさにこの状況です。

 少しお店のレベルがあがり自信をつけると仲間を失う。新しい仲間と残ったメンバーで必死にその穴をうめる。一進一退です。そうです。スタートアップの会社らしくなってきました。この調子で疲労感や緊張感を上回る「楽しさ」を量産していきます。

 そして何よりこの広告面白くないですか?上海時代も広告を造るのは私の仕事でした。私が広告を考える際に大切にしていることは一つだけです。それは社内の人間が面白いと感じてくれるかどうかです。「お客様がどう感じるのか?」「広告効果はあるのか?」そういうのは本当にどうでもよいのです。

 私は社内の仲間に面白いと思ってもらいたいのです。笑ってもらいたいのです。それに必死なのです。「社長やる気あるんですか?」「不覚にも少し笑っちゃいました。」「分かる。分かる。いま自分たち、こんな感じですよね。」このB0サイズの大きな広告の前で、そんな話を仲間としました。本当に素敵な広告です。

 私たちが面白いと感じる広告こそが「鮪のシマハラ」にとって最高の広告です。自らを鼓舞する広告なのです。店舗からも広告からも「鮪のシマハラ」の現在を感じて欲しい。そして唯一無二の空気感(オーラ)を造っていく。私はそう決めています。








 

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